魔物製造機


概要

ベネズベル大陸各地に現れる魔物の発生源となっているもの。
ミニチュアガーデンを維持している魔力を元に駆動し、あらゆる生物を飲みこんでは魔物にして吐き出している。

機械と生物の中間のような存在で、本体に歯車や鉄骨は一切使われていないが行動はどこまでも機械的で生物本能のようなものは一切見られない。


もともとミニチュアガーデンで魔物を生み出していたオリジナルと、キズバが造ったレプリカがある。


魔物製造機(オリジナル)

ねっとりとした巨大な黒い物体で、移動するときは這って動く。
新月の夜にミニチュアガーデン中を徘徊しては人や動物をのみ込み、分解、合成して魔物をつくる。
つくった魔物は新月以外の夜に、ミニチュアガーデン中を移動しながら吐き出す。

もとはミニチュアガーデンの戦争において、ディーネラットの対人兵器の研究の末に造られたものだが、
作り手の魔道士の制御を離れ、暴走した。
今は定期的に魔物をひたすら作り続ける作業を繰り返している。

ただし、この魔物製造機はミニチュアガーデンにしか存在せず、他の土地へ移動するようには設定されていない。


魔物製造機(レプリカ)

オリジナルの情報をもとに、キズバが造った魔物製造機。
一度に大量の魔物を製造し続ける点と、他者からの詠唱に影響されて本体が魔物に近い凶暴性を持った姿に変化する点がオリジナルと異なる。
複数体存在する。

大量発生した魔物がベネズベル大陸およびその周辺を混乱させていることもさることながら、ミニチュアガーデンの魔力も大量消費しているので、現在ミニチュアガーデンはかなり不安定な状態にある。
しかもキズバはミニチュアガーデンが人工物であること、そのため膨大な魔力によって土地を維持していることを知らない。


魔物製造機(ユカリス

ミニチュアガーデン崩壊の際、オリジナル、レプリカ双方を巻き込んだことでユカリスが使えるようになった能力。
ユキの機転により自分達を”人間に近い魔物”として復活させるために得たが、ユカリス自身は”人間の姿をした魔物製造機”として復活した。
そのため、引き続き魔物製造機の機能を能力として任意に使える。



その他

ユキはオリジナルとも遭遇したことがあります。

そのほか随時加筆予定。
最終更新:2012年10月08日 17:47