スケルトン流法


スケルトン教・教祖、ジェイソン・ボーンが提唱するスケルトン流武術。
曰く「スケルトン流法を極めし者はキャデラック・マッスルからの刺客もシャッキリポンの大国主義」。
以下、幾つかの流法を簡潔に記載する。
なお、『流法』の読み方は「モード」であったり「パラノイア」、もしくは「バトルスタイル」や「アソート」だったりする。
別名、骨法。
なお、当身技を主体とする徒手武術である「骨法」とは、コスモマジックメタモルフォーゼとロケット顔の仮面戦士くらい関係性の薄いものである。

骨ビーム

神の力そのものをあらゆる物に充填し、破壊エネルギーとして解放、使用する事の出来る流法。
単純な破壊の力としては凄まじいパワーを持つと言われており、使用者によってスタイルの違って来る変幻自在の法。
神の右座、即ち教祖ジェイソンの右腕であるリード・キャラックが攻撃に特化したスタイルにして使用する。
その形態は基本的に三日月状の斬撃波として放つが、他の攻撃形態も十二分に使用可能。
リードの場合、攻撃・相殺防御の戦闘行動に特化し過ぎており、回復技を使う事は出来ない模様。

暗黒スケルトン空手

極めれば極める程に死の穢れや人の心の闇に近付くと言われ封じられた拳法をジェイソンが拾い上げ、再開発・アレンジした流法と言われる。
凄惨な暴力性故に招く心の崩壊をSAN値をコントロールするマジメなパワーで抑え、死の穢れを眷属契約により洗礼した体で払い除ける事で侵食を抑える。
相手の出方を微細な筋肉の動きで読む事は勿論、使用者がコントロールする何やら凄い闇のパワーと死の穢れを対象に直接叩き込む事であらゆる物質を破壊する。
信徒の一人であるノーラン・レッドハカマーが修得しているとされるが、単なる噂に過ぎず、彼が幹部ではなく下っ端の地位に居る事からも信憑性は薄い。
信徒の一人である青年、ローマ(姓不詳)も眷属化してより使用し始め、ジェイソンはそのスタート地点での能力の高さを見て才能の片鱗を認めている。

カタコンボージュツノミクス

修得すれば空間をも切り裂き、別次元に逃げ込んだ人ならぬ不可視の存在を一棍の元に凄まじくカッコよく切り伏せる事が出来ると言われている棒術の流法。
その威力は棒に触れた相手だけではなく、数十m離れた相手を骨イオンパワーで切り裂くとの教えが確認されている。
手首の間接を外し、棍を手首ごと激しく回転させる事で万の銃弾すら弾き返す事も可能だと実しやかに囁かれる。
教祖であるジェイソン・ボーンが最も得意とする骨流法の一つ。
彼は立場上、他の神性や妖(あやかし)、超科学を悪用する者達とも戦わなければならぬ為、空間や時、即ち次元を超える事の出来るこの流法を基本とするのだと言われている。

仏シャリーラ瞑想

瞑想によって心の扉を開き、真理を垣間見る事で胡坐を掻いた体勢のまま戦闘、食事、就寝、就職、スクラッチくじetc全ての行動をこなす力を身につける流法。
真理の扉を開くには剃髪している事が第一条件であり、扉を開くその瞬間には丸眼鏡をかけながら口と目を大きく見開かなければ真の開眼には至れぬと言われている。
信徒の一人である欝田ポールが喋る事も出来ないほどの酷いうつ状態に陥っているのは、瞑想を治療の一環として行った所、偶然真理の扉に近付き、開眼に失敗して大宇宙の力の奔流が心を破壊したからだと言われる。

ミサイル

凄まじい爆発を起こす弾頭を乗せた飛翔する機械を、謎の赤いスイッチを制御する事により目標に発射する流法。
一見、その終末魔界的な威力故に、肉体的鍛錬の末に辿り着けるものであると勘違いされがちだが、その実一度の使用で大量の生命を虐殺してしまう事は
免れ得ない程の力を発揮する為に、むしろこの流法はその超殺人に耐えられる心を養う事が修得への最善の道であるとされる。
しかし、威力を発揮するだけならばズブの素人でも可能であり、骨法の中で最も強力ながら最も危険であるとされる。

ボーン・ソ・ショウ

極限まで対個人、世帯用に洗練された骨の流法。
ショーコ」や「ネツゾウ」、「シコミ」に「スパイ」、「バイシュー」、「サクラバイシンイン」などと呼ばれる数々の技を駆使して相手を永遠の牢獄に追い遣る。
基本的に命を奪わず、相手の社会的地位や財産を奪う為に使用されるが、熟練者は己の手を使わずして、この魔流法により操った第三者に相手の命を奪わせる事も可能。
命を奪わず=相手に死の安楽を与えずに、生き地獄を味合わせる流法である為に、未熟な使用者は事後にリアルな罪の意識に苛まされると言われる。
しかし、一歩間違えれば相手へと発されたパワーが一瞬のうちに己の身を焼き尽くす諸刃の剣であるとされ、ミサイルの次に危険な流法だと言われる。

ザコッ法
信徒の一人であるドブソン・デコスケノフが使用する骨流法の未熟な形。
あまりにも未熟すぎて普通の体術にしか見えず、どの流法の未熟・初期型なのか判然としない。
普通の体術家としては中の中レベルの実力を築いている為、骨流法家として気付かれない事が多い。
打撃・当身技を得意とする為、暗黒スケルトン空手の未熟型なのではないかと噂される。

余談

追加されたら…その時は…
最終更新:2013年06月15日 19:30