フェヌグリーク
「滅亡滅亡うっさい!そんなに言うならアンタたち、一人残らず死んじゃえばいいよ!!」
分類
木の中級精霊「ビガースデイル」
属性
- 属性
- 地、闇、霊
- 苦手な属性
- 空、光、無
概要
木霊強硬派の一員である魔女の娘。
金髪のツインテールに碧眼で背丈は小さいものの女性的な起伏に富み、スタイルがいい。
ダークグリーンの胸元を広くあけ、裾から腰までスリットの入ったローブにコルセットをし、ローブの下にはレースじたてのインナーとミニスカートを着ている。
頭にはローブと同色の魔女の帽子をかぶり、常に箒を手にしており箒で空を飛ぶ。
元は100年ほど前の
レインフォース王国に生まれた貴族の娘で、魔術師として高い才能を持っていた。
ライバルたちの嫉妬故に魔人狩りの対象となり、忌むべき魔人として人々に追われ森の中で衰弱死して人間としての生を終える。
その強い恨みから周囲の霊を取り込み森に迷い込む者を敵意と悪意の元死に追いやるという邪悪かつ残忍な精霊となってしまった。
自らを陥れた人間達を恨み、その恨みを発散していたものの彼女の境遇を可哀想にと思った楽園住人達が彼女を仲間として迎え入れることに。
これが彼女にとっては転機であり、生来の明るい性格と邪悪な精霊の残忍な性格が混ざり現在の人格が生まれることとなる。
彼女の願いはかつて成し得なかった願いである「生き続けること」で、他人を蹴落としてまで自身の生存を第一に行動する。
一行と木霊強硬派の決戦には
ニームと共に遅れて
リヴァワートに乗りながら登場。
炎霊の侵攻が差し迫っていることを知るや我先に逃げていった。
恩人である
メリアスらへの情もさほどなかったらしく、その後はリヴァワートと共に気が向くままに破壊活動を続けている。
リヴァワートを失い、
ヴィーマーらに諭されるものの反発している。
活動を続けるにつれ、聖域で木霊を問わず精霊、魔物の同志を募いゲリラ勢力の中心人物となる。
死にかけだったとはいえ強力なスポンサーの一人を失ったことで、援助を受けることが限られ、勢力は衰退しつつある。
現在の目的は新たなスポンサー探し。
戦闘スタイルは高い魔力を生かした砲台。
その他補助や回復の魔法を扱う器用な魔法使い。
性格は明るく無邪気ささえ感じさせるほどだが、我儘で奔放かつ粗暴。
更に残忍で図太く気性が激しくカッとなりやすく、まるで遊ぶかのようにまた自身の気分により他者を害し殺める。
その本心は生存本能に支配されており、自身が生き続けることに固執している。
その為ならば例え恩人や友人であろうと容赦なく斬り捨てるし犠牲に捧げられる。
主な技・魔法
「アストラルレイ」
魔力を凝縮したレーザーで相手を撃ちぬく魔術。
チャージによる巨大レーザーや、火力を犠牲にし弾幕にするなど様々なバリエーションがある。
「アップグルント」
相手の足元から闇のエネルギー柱を打ち上げ攻撃する魔術。
「シュバルツバルト」
手のひらの前に展開する魔法陣から漆黒の木の槍を召喚する魔術。
不意打ちから白兵戦用の武器にまで使える。
「カース・スクリーム」
相手に怨念を固めた魔力弾を放ち、攻撃する闇属性魔術。
命中した相手の精神を怨念がかき乱し、集中力を著しく低下させてしまう。
「ブラッドミスト」
闇の魔力を赤い霧として放ち、霧に呑まれた者を盲目状態にしてしまい、機器のレーダーや魔術探知の機能を狂わせる。
バリアなどで霧の接触を防ぐことで回避可能。
「ファーストエイド」
柔らかな光で対象の傷を癒す霊属性魔術。
回復量は小。
「マナジェネレイト」
周囲に漂う魔力の素を集めて精製、対象者に分け与えて魔力の回復を行う魔術。
自身にも使用出来る。
他にもいろいろあるらしい。
主な特殊能力・技能
「精霊」
近くの土地や自然が発する霊素(気)に当てられた霊が純化したり、他の霊や大量の霊素を取り込み融合したりすることで生まれる強化霊の一種。
その中でも霊素が司る属性の象徴へ帰依し、その事象を象徴とする化身となった存在のこと。
精霊に特別な効果を持つ攻撃や能力の影響を受ける。
「木属性耐性」
木属性攻撃を無効化する。
「闇属性耐性」
闇属性に対し高い耐性を持つ。
「飛行」
手にした箒で空を飛ぶことが可能。
「魔法技術」
卓越した魔術技能の持ち主。
「魔法耐性」
魔術全般に耐性を持つ。
ちなみに
- 名前の由来はインドのハーブ「フェヌグリーク」から。
- 種族元ネタはヨークシャー地方に住まう残忍な霊で、マルグレイブの森に住まう妖精「ビガースデイル」から。魔女と同じく流れる水を渡る事が出来ない。
- 元ネタはOOのネーナ・トリニティ。台詞例の台詞も彼女のセリフが元ネタ。
最終更新:2014年05月07日 23:19