クランクハイト


概要

分類 外道・怪人系
主な生息地 不明
知能 命令を聞く
属性
危険度 C+
備考 ローゼンリッターのズィーベンの能力で産み出される

外道の一種。
ローゼンリッターの一体、ズィーベンの魔法薬「愛の病(リーベクランク)」によって変異した人間のなれの果て。

外見はほぼ変化していないが個体によっては不健康な顔色になるケースもある。
知能は大幅に低下し、感情などは失われズィーベンの命令を実行するだけのロボットと化している。

痛覚諸々も喪失しており、脳のリミッターも失われて身体能力が大幅に強化されている。
この段階では解毒によって元に戻ることが可能。

時間経過か生命の危機に瀕した場合、または多量の「愛の病(リーベクランク)」を摂取すると急激な再生と変異が行われ完全に怪物化してしまう。
こうなってしまうと例え解毒しても知能を含めて元に戻ることはできない。

ゼンゼ


変異形態。
背中から新たに一対の腕が生え、下半身には節足動物のような放射状の4脚が備わっている。
両目も複眼に変化、口は左右にも開くようになり十文字に裂けるなどグロテスク。

全ての腕と脚に変異した骨が突き出した強固なブレードを備えている。
このブレードが最大の武器で人体を骨ごと容易く両断する威力を誇る。
動きも機敏で斜面や悪路を苦にしない機動力を持つ。


フロッシュ


変異形態。
上半身がイボ塗れのカエルの頭部に変異しており、両腕は喪失している。
下半身は外見上の変異は発生していない。

脚力の発達が凄まじく、約20mの垂直に跳躍することができる。
また、非常に食欲旺盛で獲物は丸呑みにして強力な胃酸で一気に溶解する。


ベトルンケナー


変異形態。
全身が溶解し、辛うじて人型を留めたような外見。

身体能力は変異前よりやや低下しているが体内で強力な溶解作用を持つ粘液を生成することができる。
生成した溶解液は嘔吐するように撒き散らして攻撃する。


技・魔法



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個体によりさまざまな技や魔法を使用する。


経歴


2013年3月10日夜討伐
敵としてスゥオンブルメイルらと共にクランクハイトが登場。
ライオットと交戦するがスゥの攻撃に巻き込まれ、ゼンゼに変異するがネリーに倒された。
その後、ズィーベンに率いられて別個体のクランクハイトが登場。
ズィーベンにより変異を促されフロッシュに変異、ソンジュと交戦するが眠らされて捕獲された。

2013年4月8日平原討伐
敵の一員としてネライウチーニらと共にベトルンケナーが登場。
アリアスレイルらと交戦、スレイルに倒された。

2014年11月5日邸宅警護なりチャ
敵の一員として寄生蟲の犠牲者の庭師とメイドと共に、料理人が変異したクランクハイトが登場。
屋根の上でユキに襲いかかるが屋根に上がってきた庭師にも攻撃を仕掛け、相討ちになる形で倒れた。

由来


「クランクハイト(Krankheit)」…独語で「病気」。
「ゼンゼ(Sense)」…独語で「鎌」。
「フロッシュ(Frosch)」…独語で「蛙」。
「ベトルンケナー(Betrunkener)」…独語で「酔っ払い」。

余談


バイオハザードシリーズやDead Spaceシリーズなどホラーゲームを意識。
ゼンゼはTVゲーム「Dead Space」に登場するモンスター「Slasher」が元ネタ。
フロッシュはTVゲーム「バイオハザード3」に登場するモンスター「ハンターγ」が元ネタ。
ベトルンケナーはTVゲーム「Dead Space2」に登場するモンスター「Puker」が元ネタ。

最終更新:2021年11月01日 08:58