メーベルワーゲン
概要
分類 |
魔獣・怪象系 |
主な生息地 |
寒冷な山野 |
知能 |
動物並 |
属性 |
水・風 |
危険度 |
C+ |
備考 |
肉が美味い 牙や毛皮が素材になる |
魔獣の一種。
赤茶けた毛皮で覆われ、4本の牙を持ったマンモスのような外見の魔物。
体躯は成体で3m程と比較的小柄。
名前は地方の
ウルド語で「家具運搬車」の意。
主に寒冷な山野に生息する。
象と違って群れなどは作らず、基本的には単体で生活する。
巣などは持っておらず、寝る時は適当な地面や雪面で眠る。
全身の筋肉が著しく発達しており、身体能力が高い。
長い鼻や牙の一撃は強力で太い樹ですら一撃でなぎ倒すほど。
全身を包む毛皮は寒さに非常に強く、体温の低下を防ぐのに役立つ。
後述するように全身の体温も高く、寒冷地であっても機敏に動くことができる。
草食性で地面の草や木々の葉を食べるが巨体のため多くの草木を必要とする。
それだけの量を確保するため、また体温を上げるために常時興奮状態に近く、非常に凶暴。
外敵と判断した相手には積極的に攻撃を仕掛けて追い払おうとし、同族相手でもそれは変わらない。
古い記録には集落に侵入した個体が家具や家屋の壁などをを次々に持ち上げたり破壊したりした被害が残されており、「メーベルワーゲン(家具運搬車)」の名前はこういった被害に由来するとされる。
子育ては母親が行い、雄は子供が産まれるとその雌を去る。
育児中の母親は子供を守るために普段以上に凶暴かつ攻撃的。
子供は暫くは授乳によって育つが歯が生え揃って草木を食べられるようになると母親は子供を攻撃して追い出し、独り立ちさせる。
特殊な能力などは持っていないが有り余るパワーを持つため戦闘能力や危険度もそこそこ高い。
一方、その毛皮は防寒具などに最適で肉は美味であり、採れる油も食料や日用品として非常に有用。
牙も磨いて加工すれば美しい光沢を放つなど人気が高い。
技・魔法
突進
力強い突進攻撃。
経歴
由来
「メーベルワーゲン(Moebelwagen)」…第二次大戦中のドイツ軍の自走砲。乗員保護用の装甲板が箱に似た外見をしていたため「家具運搬車(メーベルワーゲン)」の名の由来になったという。
余談
特になし。
最終更新:2014年05月29日 17:02