サンダルウッド

【種族】 古代種・神霊樹(霊魂的には精霊。つまり本体は精霊である)
【性別】 両性具有(精神的には男性)
【属性】 ,
【所属】 クローロス・アエイ(木霊穏健派)、どこかの地方傭兵ギルド

概要


とある傭兵ギルドに所属する新顔の傭兵。通名は「チャンダナ」。
クローロス・アエイの島民であり、楽園出身の極めて中性的な容姿を持つ10代後半ほどの若者。
臙脂色のミドルヘアにあどけなさを残した赤い瞳。やや日に焼けた色の濃い健康的な肌色。
体型は細身ではあるが程よい筋肉を持ち、背は高い。男性時:180cmほど、女性時169cm
現実世界でいう東南アジア系の彫りの深い独特の顔立ちをしている。
服装は生成りの5部袖シャツに大判のストールをたすきのようにかけ、腰布を巻き、貴金属のアクセサリーをじゃらじゃら巻きつけている。
ボトムは黄土色のサルエルパンツ、靴は黒の布靴といったアラビアンな民族衣装のような服装。

同じ神霊樹であるイオン同様人間っぽいのはガワだけで中身は植物。無数のビャクダンに似た魔植物が張り巡らされている。
本体は精霊であり、思念体。見た目は普段のボディを持っている状態とそんな変わらない。
得意の肉体改造により男性にも女性にもなれる。普段は可愛がられるから女性の体だが、戦闘は屈強な男性の体で行う。
精霊態においても擬似肉体をいじることで性別変換が可能。でも精神的にはれっきとした男性である。

元木霊穏健派の強硬派幹部、ナタの縁者であり従弟にあたる。従姉とはだいぶ歳が離れているが精霊なのでそこそこ長生き。
現在は木霊強硬派の事件を受けて、加害者側の縁者であることから周囲の目を気にしすぎた結果、外界の情勢調査及び残党狩りを行う見聞役に立候補した。
見事見聞役となってからは他の面々同様島の外に出て傭兵のガワを被り、情勢調査などの任務に就いている。
澄彦や従姉の元同僚であるサイプレスのことは先輩と読んでいる。前者はさておき後者は自分よりもだいぶ年下の小僧であるのは密。

戦闘スタイルは羽衣で結ばれた2本の蛮刀を扱うパワー重視の剣士。
元来身体能力は特出するものはないが、肉体強化術及び肉体改造に長けている。戦闘時は無意識に肉体を強化した状態で戦うため細身の体に似合わぬ戦闘能力を持つ。
パワー重視なスタイルは筋力の強化の術を一番得意としている為。
剣を繋いでいる羽衣は精霊の霊力にて編まれており、物魔共に高い防御力を持ち、伸縮自在かつ大盾にも引けを取らない防具にもなる。
精霊としての力はそれなりにあるが霊力制御に慣れないのかエネルギー消費が大きい。その結果とにかくよく食べる大食らいである。

性格は真面目で明るくポジティブかつあけっぴろげ。ヘタレ気味だが(いちおう)紳士的で良識派と解りやすく扱いやすいタイプの性格。
しかし、戦闘中は極度の興奮とエネルギーにあてられるのか羅刹の如く好戦的になる二重人格。若干バトルジャンキー気味。
限度知らずで喧しく図々しく奔放。その振る舞いには無邪気ささえ感じさせられるが割り切りがすっぱりしている。

また、身内や友人ですら敵対すれば斬り倒すことを躊躇わず、恨むべき人間であろうとも、倒すべく敵であろうとも本人が気に入れば仲良くする。
良くも悪くも中立で寛容な人物であるが、薄情なので敵に回したくない人物。
しかし、任務や金次第で幾らでも転ぶ傭兵としてのガワを被るにはうってつけの性格ではある。

ちなみに精神的には男性だが両刀であり、男の人も女の人も好きになれるしどちらにでも合わせられるとのこと。
好みのタイプは年上で甘えさせてくれる人らしい。


技・魔法


「修羅・剛撃」

自身の筋力を強化する強化術式。
戦闘中は常に発動している。


「韋駄天・迅雷」

自身の脚力を強化する強化術式。
こちらも戦闘中は常に発動しているが、上述の「修羅・剛撃」より効力が低い。


「金剛・堅守」

瞬間的に守りを固めて自身を硬化させる強化術式。
強い物理防御力を得るが発動中は動けなくなってしまう。


「飛天旋迅撃」

羽衣で滑空しながら勢いよく錐揉み回転して相手に突っ込みつつ切り刻む乱舞攻撃。
火力もさながらスピード、手数に優れる強力な技。


「重破舞空衝」

軽い跳躍から繰り出される重量操作術式を用いた強烈なボディプレス。
飛び蹴りもといライダーキックにもなる。


「羅刹皇餓」

膨大な霊力を注ぎ込み、筋骨隆々とした異形の姿へ変質する。
さながら悪鬼の如くの迫力と凄まじい戦闘能力を得ることができる。
しかしながら、霊力にあてられるのか理性が薄まり獣の如くの凶暴性を見せるようになってしまう。

使用後は消耗のあまり、戦闘不能になってしまうようだ。


他にも色々ある。


主な特殊能力・技能



「精霊」
近くの土地や自然が発する霊素(気)に当てられた霊が純化したり、他の霊や大量の霊素を取り込み融合したりすることで生まれる強化霊の一種。
その中でも霊素が司る属性の象徴へ帰依し、その事象を象徴とする化身となった存在のこと。
精霊に特別な効果を持つ攻撃や能力の影響を受ける。


「地属性耐性」
地、木属性攻撃に強い耐性を持つ。


「空属性弱化」
風、雷属性に弱い。


「聖属性耐性」
聖属性に強い耐性を持つ。


「死属性弱化」
死属性にすごく弱い。


「肉体改造」
霊力を用いることで自身のボディ及び擬似肉体の操作が可能。
しかしあくまでベースはサンダルウッド自身で、第三者そのものになるような外見や性質をがらり変える変身術や、
元から自分にない異形の部位を生やしたり、原型がなくなるほどの無茶な変形を行うことは不可能でどんなに改造しても元のサンダルウッドの特徴は残る。

あまりにも極端な重量操作(紙や塵のように軽くなったり、反面鋼鉄の塊のように重くなったり)から肉体強化、性別変換までそつなくこなす。
自分の成長した姿が思い浮かべられないので年齢操作は苦手であるようだがロリショタにはなれる。
声帯をいじって他人の声真似をしたり身長をいじって背格好を似せたりすることも可能。


「滑空」
羽衣用いて風を受け、滑空のようなことができる。


「肉体系状態異常耐性」
石化、凍結、能力値変動、変化(幼児化など)以外の肉体系状態異常を無効化する。


「脱衣」
自身のボディを脱ぎ捨てて本体である精霊の姿に戻る。
精霊の姿になると霊力を用いて擬似肉体を作らなければ実体化できない。


「声真似」
特技である。


「変装」
変身術ほど万能ではないものの特技である。


能力


体力:C++(精霊態では概念なし)
魔力:B+
 魔法攻撃力:D
 魔法防御力:C+
腕力:B
 物理攻撃力:B
 物理防御力:C+
知力:D++
素早さ:B
命中:C


ちなみに


  • 名前は英語で白檀を意味する「サンダルウッド」が由来。サンダノンと同じ由来であったりする。通名の「チャンダナ」も古いインドでの呼び名から。
  • 密偵その3。名前だけ先に決まってて、図鑑を見つつ仏香として使用されることからナタの縁者に。
  • 精霊、身体能力が高く怪力、双剣使いとニームとキャラが被りがちだったので、強化魔術と肉体改造を多用する万能タイプに変更。
  • ちなみに両性具有なので女性にも男性にもなれる。おいしいキャラ

最終更新:2014年11月19日 17:37