フライソフ


「そうか。最近傭兵も強いからな。イヤになる」

概要

空戦機動パワードスーツ「スカイソフト」を駆るネストの自称国家「クロウビーク」の尖兵。
各地を移動しながら物資を奪う奪取要員。
軽めの男声からして男性だが、パワードスーツの中身はあまり知られていない。
パワードスーツは細く、恐らく中身は見た目通り細い男なのだろう。
携行武装は無く、固定武装のみで戦う。
ランナーと行動を共にする事が多く、性格も似ており淡白。
名前をよく「フライソワ」、「フランソワ」と間違えられる。
人によっては酷ければ「ワライソワ」と呼ばれることも。

本名、イルデ・ブルーズ。
イー・ゼン陸軍のパワードスーツ部隊に所属していた少年兵。14歳。
適性の高さを見せた事で若年ながらヌビア・アンクのように抜擢される。
両親は戦乱で失われ、孤児。

特殊潜入作戦行動中に、部隊による補給目的の現地村落への虐殺行為の罪をランナーことアビゲイル・パーサーと共に二身に被せられる。
脱走後に一年余りの逃避行を続けるが、傭兵部隊に敗北。入獄する。
その後、高岡一派の活動により獄舎が崩壊した所を連れ去られる。
アビゲイルを失った激情を利用されラジエーションとしての暴走の道を走り出す事となる。

八雲によって捕縛され、生かされるが入獄出来ない体だった為に入院。
汚染された身体で余生を過ごす事になる。
しかしその後、病院にて投身自殺。
係員が居なくなった隙の出来事であった。
遺書などは残されておらず、ただ窓から身を投げ出しあらぬ方向に全身を折り曲げた、母との再会を喜ぶような安らかな笑顔の死体がそこには有った。
きっと死の間際に、大切なその人に出会えたのだろう。
当然の事である。
彼が笑って生きていられる理由など、既にこの世には無かったのだから。

武装

「ビームブレード」
腕部の固定武装。
熱光線を固定したブレードで相手を溶断する。
出力自体は低いが、固定し持続しているので威力は高い。

「腕部マシンガン」
肩部ラックから弾丸を供給する固定武装。
威力は平凡で、一般的な携行型軽機関銃と同程度。

「胸部ビーム・キャノン」
胸から発射するビーム・キャノン。
弾丸タイプの当たれば炸裂する熱光弾を撃ち込む。
飛来速度は速く、「スカイソフト」最大の武器。

アイテム

「テレポーター」
近中遠距離揃えたテレポーター。
戦闘や離脱の助けになる。

登場


2015年6月23日積荷警護なりチャ
積荷を襲撃する賊徒の一人として、ランナーと共に登場。
荷馬車を上空から襲撃し、ゼンゼを利用し襲撃を上手く運ぼうとするが失敗。
ティマフ灯影サイプレスのルストフレイムによる継続ダメージを相手に不利を悟り離脱。
その後はランナーと共に ズィーベン の作り出す隙を伺っていたが、諦めて撤退した。

2015年8月19日平原討伐なりチャ
イノセンシオの救助をランナーと共に試みて援護。
ランナーの敗北によってその意思を失い、彼女と共に投降する。

由来

飛んでいてやわいので「フライ」+「ソフト」。
パワードスーツの方は空を飛んでやわいので「スカイソフト」。
キャラの元ネタはバーチャロンシリーズに登場するロボット(バーチャロイド)、「MYZR Δ(マイザーデルタ)」。
最終更新:2016年06月16日 14:14