ナナセ
【種族】 人間?
【性別】 女性
【属性】 ???
【所属】 フリーランス⇒
鶴江探偵事務所
概要
フルネーム「都環 七瀬」(ナナセ=トワ)。今年で17歳。
アデルフィリアから行き当たりばったりに
ラケルタにやってきたフリーの退魔師であり、ある案件を追う過程で
サキラや
サイアスらと知り合う。
案件の解決後は住む家もなかったことから「
鶴江探偵事務所」の職員となっている。
実家は古の大陸時代より続く退魔師の系譜にして、封印師の異名を持つ「都環」家。
七瀬自身も都環家に伝わる封印の異能を身に着けている。
容姿
髪の色は青みがかったダークグレー。前髪ともみあげはぱっつんカットで長い後ろ髪は編みこみにしてまとめている。
目はややツリ目で丸い。透き通ったややグレーがかった淡いブルーの瞳。
背丈は平均、体型はやや細身だが女性的な起伏にはそこそこ恵まれている。普乳。
顔立ちは年齢相応というよりは幾分か幼い。可愛さと利発そうな凛とした雰囲気を併せ持つ。化粧は軽い。
服装はクール、きれいめの服装を好むがスカートファッションが多い。寒がりなのかやや厚着気味。
戦闘装束としてワンピースのような黒の前開きセーラージャケットにインナーとしてインディゴのバルーン仕立てのチュニック。ライン入りの白いプリーツスカート。
靴下は黒いサイハイソックス(冬場・寒冷地ではタイツ)で、靴はレースアップのショートブーツ。歩きやすさを重視しているからかヒールではない。
胸元にはレモンイエローのリボンと、花座付きの魔法石アミュレットチャームが揺れる。
性格
朗らかで素直。マイペースな天才肌。常人よりも感性が独特で非常に勘がいい不思議ちゃんで年齢よりも幼く見える。
利発そうに見えて物事を理論的に考えることは苦手で、自身の直感や目に見えない雰囲気等そういったものを重視する。
要するに天才肌で優秀だが感性が独特すぎて人には教えられない、説明できないタイプ。
心優しい、女性的というよりは真逆のだいぶ逞しくさっぱりしている男勝りな性格。
というより下手な男性よりも後腐れなく度胸据わりすぎている。漢。
感性がズレているとはいえ一般常識や倫理観までおかしくなっているというわけではなく、その辺りは割りと普通。
やや小市民的な部分もあり、潔白とも聖人とも、英雄的思考とも言いがたい。基本的にフツーの生活ができればいいやって思ってるタイプ。
性格の悪い所長や生意気なお子様に食って掛かることもあるにはあるが、なんだかんだ言って一歩引けるちょっとオトナ。
また、知り合いの胡散臭い兄さんやお隣のお店の店主さんにはあれやこれやあしらわれるのがちょっと気に食わない。
歳の近い同業者チームに対してもいつも通りだが多分あんまり気にしてないのが2人ほどいる。
なお、もちみたいなまんじゅうはもうだめだこいつと割とマジで思っている模様。
口調
基本的には中性的な口調。実年齢よりもだいぶ幼く聞こえる他独特の言い回しをすることも多々。
女性としては口が荒く落ち着きのない口調をしているようで時に言葉少なくズバっとモノを申す。
「私はナナセ。ナナセ=トワ」
「つーかこのまんじゅう何者?なんか潰したら平べったくなったし座布団にでもするの?」
「おっ今びびっときた。私の直感がここ、怪しいって!」
「もう、どうして疑うの?言われたことはちゃんとしてるよ。ウソつかないし!」
「あなた隠し事してるね?うーん、……そっとしといたほうがいい?」
「どこまでホントかウソかイマイチわかんないけど……おにーさん、今回は信用していい?」
「はいはい。一人で出来てえらいえらい。……まあ、痛い目見る前にもうちょいオトナの言うことは聞いとこ」
「そこはかとなく漂う違和感……。まるで間違い探しの間違いを見つけた時みたいな気分。これは怪異の予感がする。間違いないね」
「んー……あんたは怪異ってーよりテロリストだね。そりゃそうか」
「………こいつだめだわ。今そう思ったの」
「別に同情はしない。同情で全部チャラにできないコトしてんから、あんたを許せないヒトがこんなに居るんだよ」
「そこ、邪魔」
「なんかねぇ、ごった煮のシチューの中に餡子突っ込むくらいなんか不自然。絶対叩いたらなんか出るでしょココ」
「迷惑かけるっていうなら、こいつの中で大人しくしてて貰うッ!」
「ほんと、約束。やぶったら、ハリセンボン……はあんまりだから、おしりぺんぺんね」
「ホントに人間なのって?………え?そう、でしょ……?」
経歴
封印師(空間干渉)の力を持つ古い一族、都環家の生まれ。
かつて彼らは地上を荒らしまわっていたある邪悪な魔神を次元の海に封じ込めたとされ、その功績から「封印師」の異名を得た。
そんな一族の生まれである彼女は、自分のご先祖様が凄いことをしたことは知っていたが、漠然と修行に励み、退魔師となる。
退魔師となった彼女は背伸びしたい一心で両親の反対を押し切りたった一人でラケルタへ向かうことに。
年頃の少女の突飛な計画性のない行動であったが、無事にラケルタにたどり着いた彼女は、退魔の仕事をしながら宿を渡り継ぐ日々を過ごしていた。
そんな時、とある案件である怪異専門の探偵達と出会い、共闘。事件解決後は、住む場所も無いということに目をつけた私立探偵、鴻江さきらに押しくるめられ彼が営む事務所に連行された。
以後はとりあえず最低限以上の衣食住を条件に鶴江探偵事務所の職員となっており、例の如く鬼のようなさきらの下でこき使われることとなった。
技・魔法
主に能力を扱い、自身が封印している事象(怪異)を解放しながら戦闘を行う。召喚士系の戦闘スタイル。
他にも使い捨ての武器として使用できる事象もあるが、技に関しては安定しない。
しかしながら、相手の攻撃も条件さえ合えば封印してしまい無力化したりできる為使いどころを見極められればかなり強力。
能力特化のキャラに見えるが身のこなしも非常に優れており、風のように身軽。腕っ節にもそこそこ優れ、自己再生能力を持つ等とだいぶ常人離れしている。
「空間封印」
周囲の空間や事象を切り取り、封印。保存する。
保存と同時に専用の鍵が生まれ、解放の際にはそれを使用しなければならない。
なお、封印できるものは多岐に渡り、魔法や能力により生み出された事象も封印できる。
しかしながら肉体そのものによる近接攻撃はむり。そんなものはむり。他にも無理なものはいっぱいある。
「空間リンク」
鍵を用いて空間と空間を繋ぐ。この能力を使うことで封印したものを解放することができる。
他にもどこ○もドアみたいな使い方をする他、回避不可能な攻撃を別の場所に転移したり、封印をしていなくとも何かを持ってきたり、連れてきたりすることも可能。
しかしながら空間をリンクさせていられる時間はごく短時間。能力の影響が無くなれば繋がれた空間はなんの歪みもなく元通りに戻る。
なお繋ぐことができる空間は七瀬自身が認知、把握できる場所に限られる。
「霊空間倉庫」
特別な鍵を用いて亜空間内の倉庫にアクセスする。四○元ポケットのようなもの。
武具などのアイテム類はみんなここに収納している。
「怪異召喚」
七瀬の能力である空間封印と空間リンクを使用した召喚術。
これにより退魔師としての活動で封印してきた怪異を用途により召喚し、操ることができる。
能力・技能
「封界の鍵」
鍵を用いた空間干渉能力者。都環家が封印師の一族と呼ばれる所以であり、一族の固有能力。能力を使うとそれを操る為の鍵が自動生成される。
彼女の能力は現在の空間の一部を切り取り、そっくりそのまま保存したりそれを解き放ったりすること。
応用で空間自体を繋げ、鍵によりドアのように開いたり閉じたりすることも可能。
ちなみに鍵がないと空間操作はできない。大事なものはちゃんと管理しよう!
「人間?」
見た目は普通の人間に見えるものの、人間らしからぬ面が多々存在する。
人間に特別な効果を齎す技や魔法、能力の影響が出るかどうかすら不明。
「自己治癒能力」
普通の人間よりもかなり自己治癒能力が良く、傷の治りや状態異常からの復帰が恐ろしく早い。
殆ど常時発動型自己再生能力の域に達している。
「奇妙な特徴」
時折目の色が金色に染まることがある。本人も原因は良く解っていない模様。
「異常身体能力」
常人の枠に収まらない身体能力の所有者。
「直感」
第六勘といわれるそれ。非常に優れている。
同時に危機感知能力等も優れている。
「浄霊術【中】」
霊魂を鎮め、元の輪廻へ導く浄化の技術。
アンデッドに対し、攻撃力上昇。
「魔生物学知識」
聖域各地の魔物・怪物に関する豊富な知識を持つ。
能力値
???
アイテム
「戦闘用外蓑乙式【桜】」
【装備効果】 魔法防御力【中】,素早さ上昇【中】
【特殊能力】 風の呪い(風の呪いにより身こなしがとても軽くなる上に装備者をほんの少しだけ浮遊させる能力を持つ)
七瀬が着用しているワンピースのようなセーラージャケットのこと。
戦闘用に術式を刻み、魔法金属ミスリルを繊維状にして編み込んだコートで、サキラの着ているものとおんなじようなもん。
防御特化の術式を組み込んでいる彼のものと異なり、七瀬のものはちょっとした徹底した軽量化術式と浮遊術式を仕込んでいる。
「お札」
【効果】 呪符(所長、鴻江さきら作の呪符。怪異に対する魔よけのようなものになる)
さきら作の魔よけ札。彼の冷気の呪が込められているからか、魔物やアンデッドに放つと、足止めをすることができる。
足止めを出来る時間は相手の力によりけり。
「鍵束」
【効果】 不思議な鍵(空間リンクに使用することができる魔法の鍵)
能力により生成された鍵をまとめた鍵束。これらを用いて能力を行使する。
他にもいろいろあるらしい。
ちなみに
1: 元は別のキャラとして考えてたものを流用したキャラ。女子高生っぽいのは多分某サイコポップ推理ゲームの影響と書生のサキラとバンカラな
シスネの影響。
当初は久遠という苗字だったものの、都環(とわ)に変更。
2: イメージとしては鍵を使って怪異を次々に召喚したりワームホール使うおどろおどろしい感じの召喚士。
ボスっぽい能力持ちのキャラが味方キャラであることはよくあること。
3: どうやら彼女にも色々秘密があるようだけども、秘密は秘密。秘密ったら秘密。
4: 名前の由来は三文字で良さそうだなと思った名前をそれとなく。苗字は古くから伝わる一族の生まれなので時間関連。永遠を彷彿させる言葉から命名。
上司のさきらが相手を苗字で呼ぶ(兄弟など家族がいる、シスネ等例外有)為苗字で呼んでも一見名前っぽく聞こえるものに。
5: 七瀬が自身の名前を本土風に名乗るのは本土との交流も盛んなハイカラニュータウンのアデルフィリアの風習(?)に習っているが故。
6: 追加予定あれこれ有。
最終更新:2016年02月28日 19:05