ザッハーク


概要


二体の魔蛇をその肩に背負う元魔族の少年。
飢餓への苦しみから魔蛇達との契約により、“自分”を失うと共に強大な力を得る。
それと同時に魔物化しており、魔族でも人間でもない魔物。
過去に何かあったらしく、人間嫌いで、食糧稼ぎに人の多い所と魔物がたむろしている所に出没する。
どうやら毎日二人人間もしくは魔族、魔物を食べないと生命を維持できない様子である。
魔蛇の力で考えられない実力を手に入れているが、魔族とはいえまだまだ成人してない少年が元である為に体力が低いのですぐへばる。
2008年4月の報復なりチャで一度死亡している。

しかし最近とある下水道により腐乱した状態の彼を見かけたという目撃情報があった。
片方の肩から腐肉と化した蛇を生やした全身腐乱したアンデッドであり、
もう片方の肩からは体液が絶えず流れているという。
アンデッド化したことにより、更に精神が破綻しており行動も過激になっている。
アンデッド化した理由は不明だが、本人はダハーカがもう一度生きることを許したと語る。
強力な再生能力と生前から扱う電撃、そして冷気、炎を操る危険な魔物である。

生前の自身を殺害したディプスに強い恨みのような感情を抱いているらしい。

黒騎士ニヴェルコスが抜けた枠を埋めようとせんとある集団にスカウトされ、日光への耐性を得ていた。
とある平原で、肉体の維持のため死亡したナハティガルを食らう。
その後一行と交戦し、核石を割られ、腐肉の塊と化した。

性格


大人しく、また外見の歳相応とも思えるような儚さを感じさせる性格。
控え目めだが、人間は嫌いな様子。
しかし攻撃を受けても痛いと言いながらもくすくす笑いながら向かってくる姿をみるや正常じゃないことが伺える。
現在はアンデッド化にあたり精神の破綻が著しい。

主な技・魔法


「業火のブレス」
左肩に背負った蛇による攻撃。強力な炎魔法で生み出した炎を口から吐き出して浴びせる。

「冷気のブレス」
右肩に背負った蛇による攻撃。冷凍光線を吐きだす。

「噛みつく」
蛇達による攻撃。直接相手に噛みつく物理攻撃。

「氷点」
右肩に背負った蛇の得意技。辺りの気温を大幅に下げる。

「転移」
ザッハーク自体の魔法。自分が頭に思い浮かべた所にワープする。

「浮遊」
同じくザッハーク自体の魔法。空中を魔法の力で浮遊する。

「防御魔法」
右肩に背負った蛇の得意技。相手の攻撃を跳ね返す魔法障壁と、相手の攻撃から術者達を守る防御壁。

「天雷」 
ザッハーク自体の魔法。敵味方関係無しの強力な落雷。無数に発生するためにたちがよろしくない。

「雷走」
ザッハーク自体の魔法。地面に電流を這わせて攻撃する。

「迅雷」
ザッハーク自体の魔法。電流を放つ。

「捕食」
相手の肉に噛みつき、喰らう。

「蝕毒」
腐肉の蛇が腐毒のブレスで攻撃する。生物に対し、強力な毒素を含んでいる。

他にもザッハーク本体は雷を操る魔法及びその発展技。
左肩の蛇は炎魔法と物理攻撃、右肩の蛇は水(氷)魔法と戦闘補助を担当。

主な特殊能力・技能


「ダハーカの力」
ダハーカと呼ばれる魔物から得た力。か細い少年でありながら強大な魔力を有する。
代わりに一日2人の人間か魔族、魔物を捕食しなくては生命を維持できない。
アンデッド化してもそれは変わらないようで、現在もなお捕食活動を繰り返している。

「2匹の魔蛇」
ザッハークと同化している二匹の魔物。
契約の証ともいわれ、これがダハーカであるのではとも言われている。
契約者の命と精神と引き換えに強大な力を与える。

「アンデッド」
一度死して蘇生した不死なる者。別名リビングデッド。
半不死の生命体だが、浄化攻撃に非常に弱い。

「再生」
アンデッド化して手に入れた能力。
浄化攻撃を受けるか核を破壊されない限り、どんな傷を受けても、どんな損傷を負っても再生することができる。
ザッハークの核は魔蛇2体の頭部とザッハーク本隊の頭部に埋め込まれた宝石。
この3つの宝石を全て破壊しない限り、どれかが壊れていても核ごと再生可能。

ちなみに


  • 元ネタはとある実在する宗教のお話上に出てくる人物。悪神に魅入られた国王、ザッハークが元ネタ。
  • 二体の蛇についてはSO2のアシュトンが元ネタ。

最終更新:2012年04月16日 00:21