ケーキ 16KB
制裁 赤ゆ 子ゆ 都会 現代 虐待人間 虐待ぬるいです
『ケーキ』
連作を書かないといけないと言う常識にとらわれてはいけません。
さなえさんにそう言われた気がしたので書きました。
まだぬるいですがよろしくお願いします。
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大雨の中を急いで駆けて行く、
急な雨だったので傘は持っていなかった。
「うへ~ついてない・・・・天気予報見ておけば良かったよ・・・」
ぼやいても雨は止む事は無い、雨を凌げる場所を探して走る。
ようやく公園にある便所で一息つく事が出来た。
「やみそうにないなぁ・・・どうしよう・・・・んん?」
パッチャパッチャパッチャ・・バチャーン
雨の中を黒い物が跳ねてくる。
その黒い物は、便所前にある水溜りに入って、
そのまま動かなくなってしまった。
何か声が聞こえたので近寄ってみる。
黒い物はゆっくりであった。
小麦粉で出来た体でこの大雨の中を跳ねて来たのだ、
すっかり水を吸ってしまい、
ここで身体が崩れてしまったようだ。
『お・・・い・・・・にん・・・・おち・・・』
何か言っている。
ここには僕しかいない、多分僕に言ってるのだろう。
「なんだ?」
雨に濡れないギリギリの場所から、グズグズになっているゆっくりを見た。
すでに下半身は溶けてしまっているようだ、右目も取れかかっている。
「うわぁ~汚いなぁ~こいつって確かまりさだったかな?」
別に助ける気は無かったが、雨宿りの暇つぶしのつもりで声をかけてみた。
「僕に何か用か?」
まりさは動けない体で、目線だけを向けて懇願してきた。
『おねがいです・・・・まりさはもぉゆっくりできません・・・せめて・・・・せめておちびちゃんだけでも・・・
がいゆっくりにさせてあげてください・・・』
そう言えば、まりさの帽子の中で何かが動いているのが見える。
だがゆっくりなんて物を僕は飼う気なんて無かった。
この会話もただの暇つぶしである。
嫌だと言うのは簡単だったが、まだ雨は止みそうも無い。
暇つぶしついでに、僕は鞄の中からクリアファイルを取り出し、
まりさを水溜りから掬いあげてやった。
屋根の下に置いてやると、溶ける恐怖から助かった事を喜ぶまりさ。
『ゆゅ~おにいさんありがとう・・・おちびちゃんたすかったよ。』
帽子の中から小さいまりさが出てきた。
『たすきゃったんだじぇ!まりちゃはこんにゃときょろでちんでいい、ゆっきゅりじゃないんだじぇ!』
親に反して言葉の悪い子ゆっくりであった。
「君は何でこんな雨の中を出てるんだい?死にたいのかい?」
親まりさに尋ねてみる。
すると涙ながら親まりさは語った。
もともと自分達は飼いゆっくりだったのだと言う。
しかし子供を作ってしまった事で飼い主の逆鱗に触れてしまい、
この公園に捨てられてしまったらしい。
よくある話である。
ショップ生まれで、野良経験の無かった親まりさは、
植木の間に、雨対策もないまま巣を作ったのだと言う。
この雨で番のれいむと他の子供は、溶けてしまったらしい。
『おねがいです、まりさたちをかいゆっくりに「やだよ」・・ゆ?』
「何で僕が君らを飼わないといけない訳?なんのメリットもないじゃん・・・」
『まりさは・・・おにいさんをゆっくりさせれます』
「別に僕は、君等にゆっくりさせてもらう必要なんてないよ。」
『ゆぅ・・でもおちびちゃんはとってもゆっくりできるんです。』
「ゆっくりなんて興味ないね。」
僕は即答で拒否した。
こんな潰れ饅頭を引き取るくらいなら、野良でもっと綺麗な奴もいるであろう。
ペットショップに行けば躾済みの奴だっている。
飼ってやる事情なんてどこにも存在しなかった。
それでも親まりさは引き下がらない、
『ゆゅ・・・じゃあせめて、おちびちゃんだけでもおねがいしますぅぅぅ』
「駄目だって言ってるだろ?理解できないの?所詮饅頭だもんね。」
『ちゅっきり~』
子まりさの声が後ろからする。
僕は親まりさとの会話に気を取られていて、子まりさを見ていなかった。
嫌な予感がして振り向いた。
さっき下敷きを出すのに床に置いた鞄の中で、子まりさがしーしーを垂れ流していた。
「・・・・・・・・・・・・。」
僕は言葉を失ってしまった。
この鞄の中には、今日買ってきた1日限定20組の特上スイーツが入っていたのである。
頑張って3時間も並んで購入してきたのに・・・・・
「・・・・・・・いいよ飼ってあげるよ。」
僕は無表情のままでさっきの言葉を取り消した。
『ゆゅ!ほんとうですか、ありがとうございます。まりさたちはゆっくりしたゆっくりです。
おにいさんをゆっくりさせてあげられます。』
「ゆっくりさせてあげられます」この言葉が更に怒りに拍車をかけた。
たかが饅頭ごときに、上から物を言われる覚えなぞ無い。
『じじぃ!はやくまりちゃをゆっくちちゃちぇるんだじぇ~あみゃあみゃもよこちゅんだじぇ』
自分等の置かれている状況をまったく理解出来ていなかった。
僕は2匹を乱暴に掴み、コンビニの空き袋に突っ込む。
『きちゃないてでまりちゃにちゃわりゅにゃ!』
「うるさい!」
バッサ
『ゆ”ぎぃ!いちゃいんだじぇ!』
『ゆげぇぇ!』
何か声がしたが構う気は無い、このまま雨の中を家へと走って帰った。
家に着くなり、濡れた体を拭きもせずに物置から水槽を取り出す。
その中に2匹を放り込み蓋をした。
バサバサバサ
ドチャ
『ぐえ!』
『いちゃんだじぇぇぇ!』
入れる時に、乱暴に上から袋をひっくり返したので、
親まりさの下半身は完全に潰れて、口から上だけになってしまった。
別に問題は無い、今のところ生きてはいるのだから。
そのまま放置し着替える事にした。
風呂に入って戻ってくると、水槽が騒がしかった。
『だちゅんだじぇーどりぇいははやきゅ、まりちゃをゆっきゅりちゃちぇろー』
何を勘違いしているのか、僕を奴隷扱いしている子まりさ。
こいつは親に保護されていただけあって、少し濡れた程度である。
親を乾かすのに邪魔だったので、鍋の中に入れて蓋をした。
『おしょりゃを~「ここにでも入ってろ」 きゅぴぃぃ!』
「さてどうやって乾かすかなぁ・・・・・お!」
風呂上りに、僕の髪を乾かすのに使ったドライヤーを持ってくる。
水槽の蓋に隙間を作り、そこにドライヤーを突っ込みスイッチを入れる。
ブォォォォォォォォーーーーーーーーーーー
景気よく熱風が吹き出される。
『ゆ?なにかあたたかいよ?』
気絶していた親まりさが目を覚ます。
『どぼじでうごけないのぉ~まりさのびきゃくなあんよさんが・・・・・』
今頃になって、自分の下半身が潰れている事に気が付いたようだ。
しかし・・・・こんな状態になってもまだ死なないとは、
凄まじく出鱈目な生物である。
『ゆゆゆゅ~♪あたたかいよ~』
ドライヤーは、どんどんまりさを乾かしていく、
最初は気持ち良かったらしく、鼻歌まじりに過ごしてした。
だが上から一方的に集中して熱風をあて続けると、
その箇所が乾きを超えて焼けてきだす。
『あづいぃぃ!!おにいざんあづいですぅぅう!あづぃい”ぃい”ぃい!』
「熱い?あたりまえだろ!そのように乾かしてるんだから!」
『ゆ”ゅ?どぼじでぇごんなごとを・・あづぃぃぃ!』
自分が何故こんな目に会わされているのか、理解出来ていないまりさに答えてやる。
「お前等は、僕が楽しみにしていたケーキを台無しにしやがったんだ!
大の男が、ケーキ買うのに並ぶ恥ずかしさがお前等に分かるか?」
『ぞんなごどでひどいごとを・・あづいぃぃぃ!やべでくださぃぃぃぃ!』
「そんな事だと?」
頭にきたので、髪やお帽子がチリチリになるまでしっかり乾かしてやった。
パッサパッサに乾いて、所々に焦げ目がついている。
『ゆ”ゆ”ゆ”ゆ”ゆ”ゆ”』
親まりさは呻き声しかあげなくなっていた。
次は子まりさの番である。
鍋の蓋を開けると、まだ喚きながら暴れていた。
『くちょじじぃなにぢてちゃんだじぇ!はやきゅあみゃあみゃもっちぇくるんだじぇ!』
僕は鍋の中に油を入れてやる。
『にゃにこりぇ?にゃんだきゃゆっくちできにゃいんだじぇ・・ゆゅ?』
ツルン
油で滑って上手く動けなくなる。
そのまま弱火で火にかけた、油をひいたのは鍋にこびり付くを防ぐ為である。
『ゆゅ?にゃんだきゃあっちゃかいんだじぇ・・・ゆっくりできるんだじぇ~』
呑気な様子も直ぐに一転する。
『あ・・あ・・あじゅいぃぃぃ!きゅぴぃぃぃいぃい!』
鍋の中で子まりさは必死にもがいていた、油に滑って跳ねる事は出来ない。
僕は殺さないように火加減に注意しながら、満遍なく狐色に仕上げていく。
『ゆぴぃぴぃぴぃぴぃぴぃ』
取り出した時にはピイピイ鳴くだけの物になっていた。
それを水槽に放り込む。
『ゆ”!おちびちゃんんん!ゆっくりして~ぺ~ろぺ~ろ・・・・
どぼじでうごげないのぉぉぉぉ!』
気がついた親まりさは、子まりさを舐めてやろうと舌を懸命に伸ばすが届かない、
当然だ、そのように置いたのだから。
この日は、子まりさにオレンジジュースを少しかけてやり蓋をして放置した。
夕食を食べている時に何か喚いていたが、相手にはしなかった。
「ど~ら生きてるか?」
翌朝、水槽を覗くと親まりさはまだ寝ている。
だが子まりさは、すっかり治ったらしくまた暴れて喚いていた。
『きょのくちょどれぇい!まりちゃのぷくーをちゃれたきゅなきゃったら、
はやきゅあみゃあみゃもっちぇくるんだじぇ!』
昨日された事をもう忘れてしまったらしい、
流石は餡子脳!
とりあえず子まりさを虫かごに入れる。そして炊飯器の上へ置いてスイッチを入れる。
『きゅぴいぃぃぃぃ!あちゅいぃぃぃ!』
「お~炊けてる炊けてる。」
朝食用のご飯が炊けてくるのを、子まりさの悲鳴で確認しながら身支度を整える。
全身火傷を負って痙攣を起こしている子まりさに、またオレンジジュースをかけて水槽に放り込む。
水槽前には、昨日台無しにされたケーキを見えるように置いた。
『あまあまさん・・・おながすいたよぉ~あんよさんどおしてうごかないのぉ・・・』
半身しかないお前の何処に、お腹があると言うのであろう。
朝食を食べている間、また何か親まりさが喚いていたが相手にしない、
社会人に、朝からゴミを相手にする時間なぞ無い。
そのまま放置して会社へ出かけた。
帰宅すると子まりさがケーキ目前で、水槽にへばりついていた。
涎で全身汚れていた。
『あみゃあみゃしゃんたべちゃいんだじぇ・・・』
『おにいざん、まりざにごはんさんをくださいぃぃ』
親まりさは下半身が潰れたままだったので、舌を伸ばすくらいしか出来ない。
水槽前に置いたケーキを狙ってか、ゴキブリが這い出してきた。
咄嗟にティッシュで掴む。
ポイ
カサカサカサカサカサ
『ゆぎぃ!なにごれぇぇぇ!ごっじごないでぇぇぇぇ!!』
素早くゴキブリを捕まえると水槽に放りこんでやった。
悲鳴が聞こえたが相手にしない、
邪魔くさかったので、この日はそのまま放置した。
『やべでぇ・・・・ゆぎぃ・・・・』
起きてみると親まりさの呻きが聞こえた。
水槽をみると、ゴキブリに半分溶けて潰れた右目を齧られていた。
まぁ問題ない。
しかし雑食で草や虫も食べるくせに、子まりさはゴキブリを狩ろうとはしなかった。
てっきり朝には子まりさに、食べられているものだと思っていた。
それが逆にゆっくりが食べられるとは・・・・
飼いゆっくりは人の食物でなれ過ぎて、草や虫を好まなっているようである。
「そろそろ何かやらないといけないな・・・あぁそうだ!ゴミでいいや。」
急ぐので、水槽に生ゴミを放り込んでそのまま出社した。
帰宅すると生ゴミもゴキブリも無くなっていた。
親まりさの口に足がついていたので、顔を這ってきた所をなんとか食べたようだ。
餓えれば贅沢を言っている暇もないのであろう。
生ゴミの方は子まりさが食べたらしく、パンパンに膨れていた。
『おしょらを~・・・まりちゃにきちゃないてでちゃわるん・・・・ぐぎぎぎぎぎ!』
子まりさのあにゃるに瞬間接着剤で蓋をしてやる。
水槽前に置いたケーキが、変な臭いを放ち出していた。
それを親まりさにぶつけてやった。
「ほら、君等の好きなあまあまだ!感謝してね!」
ブチャ
『ゆぶぶぶぶ!ひどいよ・・ゆゅ?あまいよ?あまあまさんだね。
ありがとうおにいさん。ゆっくりむ~しゃむ~しゃするよ。ゆゆゆぅしあわせ~』
これまでの仕打ちをケーキで忘れてしまったようである。
『ゆゅ?まりちゃも、あみゃあみゃしゃんたべたいんだじぇ』
当然ながら子まりさもかぶりついてくる。
『うみぇ!こりぇうみゅ!めっちゃうみぇえ!』
必死に食べる子まりさ。
親まりさは体に付着したケーキを、必死に舐めとっている。
『ぺ~ろぺ~ろ・・・ぎぃ!いだだだだい!』
親まりさは突如、猛烈な痛みに襲われる。
子まりさが親まりさごとケーキを齧っているのだ。
『いだぃぃぃぃ!やべでぇぇおちびちゃん!まりざをたべないでぇぇぇ!』
悲鳴を上げて子まりさに止めるようにと叫ぶ、
『なにいっちぇるの?まりちゃのしゅ~ぱ~むちゃむちゃたいむをじゃみゃすりゅにゃ!
まりちゃをゆっくちさせにゃいくじゅなおやはちぬんだじぇ!』
子まりさは、一考に聞き入れる様子は無かった。
『やべでぇぇ・・・ぐぎぃぃ・・・ぎ・・・・ぎ・・・・』
親まりさは、生きたまま子まりさに身体を食べられていった。
その様子を見ていると食欲が無くなったので、この日はそのまま就寝した。
『ぴ・・・ぴ・・・いちゃい・・・たちゅけるんだじぇ・・・ぴ・・ぴ・・・』
朝起きると子まりさは、来た時の3倍にまで膨れていた。
昨日あにゃるを塞いだ状態で、ケーキを親ごとたらふく食べたようである。
うんうんをしようにも穴は塞がれている。
出す事の出来ない苦しみを、昨夜からずっと味わっていたようだ。
『お・・ちびちゃん・・・ぺ・・ろ・・ぺ~ろしてあげるよ・・・』
昨日、自分の子供に食べられたと言うのに、まだ子まりさの心配をする。
舐めてやろうにも身体を動かす事は出来ない、
ただ舌を伸ばしているだけだった。
このまま放置して出社する。
帰宅すると水槽内に黒い団子が出来ていた。
子まりさの屍骸のようだ。
口から餡子を出せば助かったかもしれないのに、そのまま苦しんで死んだようだ。
もう少し楽しませて欲しかった・・・・・・
こんな事なら今朝潰しておけば良かった。
『どおしておちびちゃんをたすけてくれないかったのぉ!まりさはなんどもたすけてってよんだのに・・・』
親まりさは、僕が仕事している間ずっと助けを呼んでいたらしい、
子まりさが死ぬまでずっと叫ぶとは、ご苦労な事である。
「知らないよ、なんで僕が君等を助けないといけないの?
馬鹿じゃない?っていうか馬鹿だもんな。」
『まりさは、ばかじゃ・・ぐもん”ん”ん”ん”・・』
そう言い放つと、黒い団子となった子まりさを親まりさの口に突っ込んで、
そのままガムテープで蓋をしてやった。
『ん”ん”ん”ん”ん”』
何か呻いているが、相手にせず夕食を取り明日に備える。
明日は有給をとってある。
朝起きて水槽を覗き込むと親まりさは、呑気に寝ていた。
バリ
口を塞いでいたガムテープを乱暴に剥がす。
子まりさは食べてしまったようだ。
『ゆぎぃ!おにいさんいたいよ!まりさはゆっくりできないよ!』
昨日の事もすっかり忘れてしまった様子である。
「おい、子まりさはどうした?」
忘れているなら思い出させやろうと尋ねてみる。
『ゆゅ?そういえばおちびちゃんがいないよ・・・・・』
「そうか・・・・で昨日のあまあまは美味しかったかい?」
『ゆゅ~ゆっくりできたよ。』
「そうかゆっくり出来たか、おいまりさ!口元にゴミがついてるよ。」
『それはゆっくりできないよ・・ん~~~~ん?』
親まりさは口元についたゴミを舌で舐め取る。
そして気が付いた。
『ど・・・どうして・・・おちびちゃんのおぼうしがまりさについてるの?
ゆ・・・・ゆゅ・・・・』
疑問に感じた所に駄目押しの一声
「まりさの子供は美味しくてゆっくりできたんだよね?
親をゆっくりさせられるなんて親孝行な子供だよね。」
『・・・・・・・・ゆゅ!ごべんねぇ・・・おちびちゃん・・・ごべんねぇ・・・・』
思い出したようである。
『じねぇ!おちびちゃんをゆっくりさせたげすはじねぇ!』
「死ねって食べたのは君じゃないか?」
『それはじじぃがまりざのおくちに・・・・・』
「でも食べたのは君だろう?さっきゆっくり出来たって言ってたじゃないか。」
『ゆぎぎぎぃ・・でもじじいはじねぇ!じねぇ!』
下半身は潰れているので、ただ喚く事しか出来ない。
その様子をみながら親まりさをどうするか思案する。
とりあえず五月蝿いのでガムテープで塞いだ。
持ち上げてみると底が平らに変形して、餡子がむき出しになっていた。
「うわぁ・・・・気持ち悪い・・・・もういいや。」
倉庫からテニスのラケットを取り出し、親まりさを袋に詰めて公園へ向かった。
『ゆゅ?まりさをおうちにかえしてくれるんだね。』
この饅頭は、何を勘違いしているのだろう。
仮にこの状態で逃がしてやっても、動けない饅頭が生きていける訳が無いであろうに・・・・
勘違いしている親まりさを、公園の池まで持ってくる。
そしてラケットの上に親まりさを乗せると、水面スレスレになるように置いた。
『ゆゅ?おにいさんつめたいよ?まりさをゆっくりさせて・・・・ぎぃ!』
バシャバシャバシャ
親まりさの下から水しぶきが立ち上がる。
池の鯉が親まりさを食べようとしているのだ、
『やべでぇ!いやだぁぁまりさはまだしにだくなぁぁぁい!あんこさんをたべないでぇぇぇ!!!』
ラケットの網越しなので、一気に食べられる事は無いが、
鯉が網を突付く度に、餡子は池に落ちていった。
そして食べられた分だけ親まりさは下がっていく、
『ごべんなざいぃあやばりまずからたづげてくださいぃぃぃ!』
まりさは訳も分からず謝る。
ゆっくりの謝罪は鳴き声と同じだ、自分が何をしたのか理解する能力は無い。
「君は僕に何かしたかい?」
『まりざなにもわるいごどじてないぃぃぃぃ!』
この間も確実に餡子は、食べられて下がっていく。
「だろうね。」
『じゃあぁまりざをだづげろぉぉぉ!!』
「何で?助けないといけないの?馬鹿なの?死ぬの?って言うか死ね!」
『いいがらぁぁば・・・ぎ・・が・・・ぐぃ・・ゆ”ゆ”ゆ”ゆ”ゆ”ゆ”・・』
中枢餡を食べられてしまったようだ。
早かったが、最初から半身しか無かったのでしかたないだろう。
残りは、公園設置のゆっくり専用処理箱に放り込んだ。
「さ~て限定スイーツを今度こそ食べるぞ!」
僕は公園を後にして、また3時間は並ぶであろうケーキを買いに行くのであった。
終わり
「申し訳ございません・・・限定スイーツは前のかたで完売となりました・・・」
「どぼじでぞんなごというのぉぉぉぉ!」
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僕の書くゆ虐はどうしてもぬるくなってしまいます。
もっとヒャッハーな物が出来れば良いのですが・・・・・
誤字・脱字等あれば勘弁して下さい。
これまで書いた物
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このSSへの感想
※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね!
- くそゆざまあwwwケーキなら私があげるよお兄さん(笑) -- 2016-08-27 12:35:29
- ↓↓↓だから売ってなかったのかwゆげっぷぅとかうぜぇww -- 2016-01-10 15:29:23
- まりさざまぁwww -- 2016-01-10 15:27:59
- ゲスゆざまあ(@゚▽゚@)メシウマwwww -- 2014-10-10 20:28:53
- すまない、その最後のスイーツは俺の
お腹の中にはいったんや、ゆげっぷぅ・・ -- 2012-09-03 22:27:41
- じわじわゆっくりと魚のエサにするとは!
いいアイデアですね。 -- 2011-01-01 03:27:57
- オチがいいね -- 2010-11-02 19:17:07
- げすにどうじょうはできないんだねー。わかるよー。 -- 2010-07-14 00:19:51
最終更新:2010年05月25日 15:26