SoE卓世界観


◆あらすじ


欠け落ちた世界「フィルトウィズ」。
すべての英雄が消えてから、人々は魔族に追い詰められて生きてきた。
しかしある『大侵攻』の最中、空から"虚無"が地上へと降り注ぐ。
虚無は地上に到達すると、周囲のあらゆる生命体を飲み込み始めた。
植物も、動物も、魔物も…人間や魔族さえも、なすすべなく虚無に飲み込まれていく。
世界は一夜にして分断され、広がり続ける"虚無"に対抗する間もなく滅びを迎える……。
誰もがそう思ったその時、第二魔将『グレイヴディガー』率いる「死者の箱舟」が人類の生存圏に現れた。
彼はこのまま滅びを受け入れるか、協力して滅びに抗うかを人類へと問いかける。
こうして人類と魔族は手を取り合い、虚無へと立ち向かうことを決意した……。

……それから幾ばくかの月日が流れた。
虚無へと立ち向かった人魔連合軍は、その悉くで敗北を喫した。
虚無はただ広がり続けるだけでなく、飲み込んだ生命体を"複製"し始めたのだ。
無尽蔵に現れ続ける虚無の複製体…戦場に散り敵として蘇る仲間達…
その頃には大陸の半分以上が虚無に飲み込まれ、奪還はすでに絶望的だった。
そこへ、長い時間をかけ魔将達が練り上げた「エデンの箱舟」が完成する。
生き残った人類と魔族達は「エデンの箱舟」に乗り込み、虚無に飲み込まれた大陸を後にする。
いつか、虚無から故郷を取り戻すという決意を胸に……

そうして「エデンの箱舟」は大陸を離れ…宇宙へと飛び出した。
長い年月をかけて巨大な箱舟は改修され、増設され、より生存に適した形へと変貌を遂げ続けて……
いつしか箱舟は船としての形状を失い「宇宙ステーション:エデン」として生まれ変わった。
魔族と人類はその宇宙ステーションの中に、かつてのガンエデン大陸を"再現"していった。
ある者は郷愁のために、ある者は使命のために、ある者は忘れないために。

こうして、宇宙を漂う巨大な大地……「宇宙ステーション:エデン」が生まれたのだった。


体感型MMRPG「フィルトウィズ」に大規模なアップデートがやってきました!
謎の侵略者によって、母なる大地ガンエデン大陸を奪われたフィルトウィズ……
その大陸を奪い返すべく、人類と魔族は手を取り合い「宇宙ステーション:エデン」を建設しました!
あなたもその一員となって、ともに手を取り母なる大地を取り戻しましょう!
元の世界が恋しいそこのあなた!ご安心ください!
「宇宙ステーション:エデン」には、かつてのガンエデン大陸が完璧な形で再現されています!
そこには魔物・魔族に変わり、再現された魔物・魔族達が敵として配置されています!
今まで通りの冒険を楽しむもよし、新たなステージに足を踏み出すもよし。
新たなる舞台をその体で感じてください!




◆目的


  • ゲスト
ゲストの方々は大きな目的などは存在しません。
強いて言うのならば、この「フィルトウィズオンライン」の大規模アップデートの内容を楽しむのが目的になるでしょう。
システムに障害などはなく、不穏なメッセージが表示されたり、ログアウトできなくなったり、陰謀論が流れたり…
そんなことは一切ありませんので、存分にフィルトウィズオンラインの世界を楽しんでください。
願わくば、フィルトウィズオンラインを末永く楽しんでいただければ幸いです。

  • アクター
アクターの方々の目的は様々でしょう。
父母や祖父母がかつて住んでいたというガンエデン大陸、その大陸が存在する惑星を取り戻そうとする者。
宇宙という大海原に可能性を感じ、あてもない航海に旅立っては定期的に帰還する冒険者。
新たな惑星に文明を築くことを夢見、人類のさらなる繁栄と発展を願う研究者。
再現されたガンエデン大陸の中でかつてと変わらぬ生活をし、平穏な日々を目的に過ごす者。
どんな目的を持ち、どんな道を歩むのかはあなた次第です。




◆現実の時間軸


現実世界の時間軸としては、下記のようになっています。

●フィルトウィズオンラインが発見され、しばらくの間は通常通り遊べていた。

●発見から2,3年ほど経ったある時、突然ログイン不能となり1年ほどログインができなくなる。
 (この間、ハッキング等によるFWO内部の観測もできなくなっている。)

●根気強く接続を試み続けていた人間の手により、再度ログインが可能になったことが判明する。
 その際、ログイン時に大型アップデートと初期スタート地点の追加が告知された。
 追加された初期スタート地点は「宇宙ステーション:エデン居住区」。
 また、すべてのプレイヤーキャラクター(ゲスト)には「許可証」がインベントリに初期配布されるようになった。
 検証勢により、許可証で通行が可能になるエリアではPvPが原則禁じられていることが判明。
 それらのエリアではイベントやクエスト等で許可されない限り、ゲストが能動的にPvPを行うことはできないと判明する。

●ログインしたユーザーの調査により、フィルトウィズオンライン内の時代設定が60年ほど進んでいることが確認される。
 また、ゲーム内で確認できる文献や歴史から「宇宙ステーション:エデン」建造までの設定が確認された。

大まかな流れは以上となります。
質問等ありましたらMGMまでご連絡ください。(その際、必要であればこちらに追記していきます。)




◆FWO内の時間について


宇宙ステーション:エデンやそれに属する宇宙船、交流のある惑星に関しては、特殊な技術により常に時間の経過は同速となっています。
これにより、どれだけ離れた惑星に旅立っても常に同じだけ時間が流れるようになっています。
ただし、宇宙ステーション:エデンに属さない宇宙船や交流のない惑星に関しては時間の流れが異なることもあります。
宇宙ステーション:エデンではガンエデン大陸脱出から60年ほど経過していますが、他の惑星や宇宙ステーションでは30年だったり、100年経過していることもあるでしょう。




◆宇宙ステーション:エデン


かつてガンエデン大陸が存在していた惑星から遠く離れた宙域に建造された巨大な宇宙ステーション。
緻密な計算とかつての魔将・技術者達による努力の結晶だ。
現状、このステーションを再度建設することは不可能であり、大規模な修繕も行えない。
小規模な修繕・改善等は可能だが、これ以上ステーションを広げることはできないだろう。
また、多少の航行は可能だが巨大すぎること、及び航行可能距離と速度の問題があるため航行機能は停止している。
代わりに発着用のドックを複数建設してあり、宇宙船の母艦としての役割を兼ねているといえるだろう。
ステーション外壁には間隔を空けて砲台が設置されており、ステーションに向かってくるデブリや岩塊を迎撃している。
そのため、巨大な宇宙ステーションでありながら常に安定した運営を行えているようだ。

宇宙ステーション:エデンの内部はいくつかの大きな区画に分かれている。
ステーションの6割近くの面積を使用しかつてのガンエデン大陸を再現した『ガンエデン区』
ステーションで働く人員のために用意された、娯楽施設を含む『エデン居住区』
資材の収集・管理とそれらの活用を行う人員が集う『エデン資源区』
小型宇宙船の管理、メンテナンス等を司る人員が集う『エデン作業区』
ステーションを統括し、それぞれの区画に指令を下すエデンの指令層が集う『エデン司令区』
区画の中でさらに細かく分かれているが、それらは割愛する。
これらの区画でそれぞれ複数の管理者が存在し、他区画の管理者と連携を取り情報の共有を行っており
それらを元にステーションの指令層が運営を行っている。
基本的には『ガンエデン区』に人口が密集しており、ステーションの総人口の8割はガンエデン区に集まっている。
そのままガンエデン区で過ごす者も多いが、他区画に積極的に顔を出す者も多く存在するようだ。
ガンエデン区のみで過ごす者には不要だが、他区画に移動するためには「許可証」がいる。
この許可証は特に面倒な手続きは必要ないが、ステーションに悪影響を及ぼす可能性がある場合特例を除いて交付されない。
特例とは司令層、あるいは複数の管理者による許可が下りている場合に限るため、
許可証を得たステーションの人員がステーションに対し悪影響を及ぼすことは原則ないと言って良いだろう。

総じて、宇宙ステーション:エデンは厳格な管理のもと、緩やかな生活が保証されている。
これらの秩序を乱す者はステーションから追放されるだろう。

なお、追放されたとしても宇宙ステーションから(宇宙基準で)少し離れた宙域にいくつかの惑星が存在している。
追放された者達が集まっている惑星や、そういった者達を受け入れる惑星もあるだろう。




◆住民の生活


宇宙ステーション:エデンで暮らす住民の生活は、ステーションのスタッフ以外は細かい変化がある程度だ。
特にガンエデン区に在住する住民達は、魔族と共に生活している以外ほとんど変わりないと言っても良いだろう。
以前と変わらず再現された魔物と魔族による侵攻があり、ダンジョンが出現し、時に命を落とすこともある。
ステーションに務めているスタッフに関しても、ステーション内での安全こそ確保されているがそれ以外は保障されていない。
これらは司令層の思想によるものであり、過度な保護は堕落を招くとの考えからなるべく以前と変わらないようにしている。

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最終更新:2025年11月11日 11:15