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ザクⅡF型 - (2007/11/14 (水) 19:18:40) のソース

*ザクⅡF型

>MS-06F ZAKUⅡ(F)
>ジオン公国軍の量産型モビルスーツ。完成度が高くバリエーションも多い。

**初期ステータス
|チューンpt|3665|スラスター出力|25/37|
|HP|1400/2900|スラスター速度|20/30|
|実弾防御|6/15|レーダー性能|10/20|
|ビーム防御|5/15|バランサー|12/19|
|機動性|12/24|旋回速度|17/34|

|制限事項|-|
|SPAタイプ|必殺格闘:正拳突き|

**兵装ステータス
||CENTER:威力・耐久|CENTER:命中|CENTER:連射数|CENTER:弾速|CENTER:リロード|CENTER:弾数|
|主 ザクマシンガン|56/57/75|10/18|-|1/15|1/15|90-108-135|
|主 ザクバズーカ|417/435/700|5/15|1-2|1/15|1/15|5-6-10|
|主 マゼラトップ|716/746/1200|5/15|1-2|1/15|1/15|3-4-6|
|BGCOLOR(LIGHTBLUE):副 クラッカー|955/995/1600|5/15|-|1/15|1/15|3-4-6|
|格 ヒートホーク|277/297/600|5/20|-|-|-|-|
|BGCOLOR(LIGHTGREEN):盾 シールド|630/930/3000|-|-|-|-|-|
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**機体特徴
初期から配備される宇宙・地上双方で使用可能のジオンの量産型MS。
漢ならキワめてみたい、実弾オンリーのこの機体。

初期設定は、底辺に近い設定でかなり脆弱な機体。武装は全て実体弾で構成されており、それらを駆使し、近、中、遠、あらゆる局面に対応できるタクティカル・アビリティは連邦軍の[[陸戦型ガンダム]]に匹敵する。

●近距離:ザクマシンガン
牽制や乱戦時に定番のマシンガンは、[[サイコガンダム]]さえ押し返す。(MA形態) 過信は禁物。
やや遠めから撃ちながらチャージブーストすると楽しい。

●中距離:ザクバズーカ
弾速ノロいバズーカは、当たったときの喜びが大きい。 だが出番は少ないと思われる。

●遠距離:マゼラトップ砲
ドカンと一発スカッと爽やかマゼラトップ砲、ハモン様の思いをブチ撒けろ。
弾速強化で更に凶悪にして、クラッカーと併用すると快感倍増。
上下左右キーを押しながら撃つと、弾道が変化する。 障害物が無い場合、下押ししながら撃つと当てやすい。

●副兵装:投擲クラッカ-
クラッカーは最大威力1600と驚きの数値になるのに加え、命中強化で魔球といっても過言でない軌道で相手にブチ当たる。音も光もなく飛来するクラッカーは宇宙空間では脅威。
マゼラトップ砲と同様に、上下左右キー押しで弾道が変化。 変化球を当てると更に快感。

●SPA:チャージパンチ
SPAはタクマ・サカザキも愚地独歩も真っ青の、美しい正拳突き。当たれば相手は空の彼方。ガンタンクが吹っ飛ぶ光景はとてもシュール。この名機に宿る男の魂を集約した一発だ。

以上、武種の多さで弾切れは少なく、マゼラトップやクラッカーは想像以上に高いダメージを与えれるので、その後に登場する[[グフ]]に乗り換えても、こっちに返り咲く操縦者も多いらしい。
ちなみにチューン限界突破後のこの機体はなかなかのもの。マシンガンが主兵装の座からは落ちるものの、IF持ちに対しかなりの活躍をしてくれる。それになんといっても段々と強くなっていくところは操縦者として嬉しいものである。
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**出自
TV劇場「機動戦士ガンダム」、OVA「08小隊」などに登場するジオンの代表的な量産型MS。
Fは宇宙型、Jは地上型など実際には型番が付いて回る機体。

TVでの登場数も多く、その人気にあやかってバリエーション機、個人専用機、カスタム機も多数設定されるなどMS界においてはガンダムに次ぐ中心的な存在といえる。

**機体解説
初の制式量産型MS、ザクIの性能をさらに向上させたのが本機である。
一年戦争の序盤戦において大艦巨砲主義を引きずる連邦軍に壊滅的な打撃を与え、ジオン軍の快進撃の立役者となった。
宇宙世紀の戦争における巨大人型兵器 MSの優位性を決定づけた機体である。

主に動力伝達系統の改良や稼働時間の向上がなされ、この機体をもってジオン公国軍は地球連邦軍に戦争を挑む事を決意した。
この機体は汎用性が高く、オプション武器・装備も多彩で、様々な作戦環境に合わせてカスタマイズされた機体のバリエーションも多く作られている。

主要武装は専用の120mmマシンガンもしくは280mmバズーカを装備し、また対艦船用近接兵器のヒートホークも装備する。
さらに左肩にスパイク付きのショルダーアーマーを装備しており、格闘時にタックルなどに利用することができる。

一年戦争中の生産機数は、ザクIを含めて約8,000機といわれ、これは両軍を通して最高である。
一説に約3,000機とする説もあるが、これはF型のシリーズ全体の生産数と同じであるため、誤認であると考えられる。
ただし、ジオン公国軍が生産したMSの総数を約4,000機とする資料もある。

その優れた設計と絶大な戦果によって後のMSに多大な影響を与える事になる。
特に機動性を重視した設計や、固定兵装を持たず様々なオプション装備で汎用性を確保する等のコンセプトは後のMSのスタンダードとして定着してゆく事となる。
また、人型の兵器による白兵戦が宇宙世紀の戦争形態となる事を決定付けた機種でもある。

戦争序盤は連邦軍を圧倒したザクIIだったが、後に連邦軍がガンダムとその廉価版であるジムを開発すると旧式化が否めなくなり、戦争終盤では連邦のMSに圧倒されるようになってしまったわけである。
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**劇中での活躍
アニメ『機動戦士ガンダム』では、第1話からほぼ全編にわたって登場している。宇宙世紀史上初めてMS同士の戦闘を行ったのはガンダムであり、ザクIIなのである。
しかし、劇中中盤まではホワイトベース隊に、終盤では連邦軍MS隊に次から次に撃破されていくシーンが哀愁を漂わせている。

アニメ『機動戦士ガンダムΖΖ』ではネオ・ジオンが、自軍の戦力として使用している。
その時点ではかなりのロートル機であり、敵機と遭遇する確率の低い哨戒などの任務に使用されていた。
39話で運悪くガンダム・チームと交戦することを余儀なくされた部隊は新鋭機のΖΖガンダムの前にことごとく全滅させられてしまう。
基本性能に変化はないが、コクピットはリニアシートに換装されている。
また、宇宙空間に放棄されて浮遊していたザクIIがアーガマに回収され、その当時破損していたΖガンダムの頭部の代わりに、緊急的に先に回収したザクIIの頭部を取り付けて出撃した場面もある。
この時の機体は便宜上「Ζザク」と呼ばれる。

アニメ『∀ガンダム』では、ルジャーナ・ミリシャによってザクIとザクIIに容姿が大変似ている機械人形が多数発掘され、「ボルジャーノン」と呼ばれ活躍している。
一部の登場人物からは「ザク」とも呼ばれた。

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**ザクのバリエーション
MS-P06 試作型ザクII 
MS-06A 先行量産型ザクII 
MS-06C 初期量産型ザクII 
MS-06F 量産型ザクII 
MS-06F ドズル・ザビ専用量産型ザクII 
MS-06F 量産型ザクII(中間生産型) 
MS-06F 量産型ザクII(後期生産型) 
MS-06FS 指揮官用量産型ザクII(ガルマ・ザビ専用機) 
MS-06F-2 後期量産型ザクII 
MS-06FZ 最終生産型ザクII(ザクII改) 
MS-06S 指揮官用ザクII(シャア専用ザク) 
MS-06J 陸戦型ザクII 
MS-06J 湿地帯用ザクII 
MS-06JC 陸戦型ザクII(JC型) 
MS-06G 陸戦型ザクII改修型 
MS-06D ザク・デザートタイプ 
MS-06D ディザート・ザク 
MS-06DRC ディザート・ザク・ロンメル・カスタム 
MS-06K (MS-06J-12) ザク・キャノン 
MS-06K ザク・キャノン(ラビットタイプ) 
MS-06L ミサイル装備型ザクII 
ザク・マリンタイプ 
MS-06M-1 ザク・マリンタイプ(初期型) 
MSM-01 (MS-06M-2) ザク・マリンタイプ 
MS-06FW (MS-06JW) ザク・マリナー 
MS-06M マリン・ハイザック 
RMS-192M ザク・マリナー 
RMS-188MD ザク・ダイバー 
ザクII強行偵察型 
MS-06E ザクII強行偵察型 
MS-06E ザク・バズノーズ 
MS-06E-2 ザクII強行偵察型(改良型) 
MS-06E-3 ザク・フリッパー 
MS-06EW ザクII早期警戒型 
高機動型ザクII 
MS-06RP 高機動型ザクII・プロトタイプ 
MS-06R-1 高機動型ザクII初期型 
MS-06R-1A 高機動型ザクII改良型 
MS-06R-1D 高機動型ザクII特殊部隊仕様 
MS-06R-1M 高機動型ザクII海兵隊仕様 
MS-06RZ ザクII本土防衛用高機動迎撃機 
MS-06R-2P 高機動型ザクII後期型・プロトタイプ 
MS-06R-2 高機動型ザクII後期型 
高機動型ザクII改(フルバレット) 
MS-06R-2S ドズル・ザビ専用高機動型ザクII後期型 
MS-06R-2/F 高機動型ザクII後期型改 
MS-06R-3 高機動型ザクII最終型(ザクIII) 
MS-06R-3S 高機動型ザクII最終型(ゲルググ先行試作型) 
MS-06RD-4 宇宙用高機動試験型ザクII 
MS-11 アクト・ザク 
作業用ザクII 
MS-06W 一般作業用ザクII(ザク・ワーカー) 
MS-06V ザク・タンク 
MS-06V-6 ザク・タンク・グリーンマカク 
MS-06VR ザクタンク 
MS-06F (MS-06H) ザク・マインレイヤー(機雷敷設型ザクII) 
MS-06MP マニピュレイションシステム装着型MS-06(ザクII) 
MS-06T ザク・トレーナー(訓練用ザクII) 
サイコミュ試験型ザクII 
MS-06NT ニュータイプ実験用ザク 
MS-06Z-1 サイコミュ試験型ザクII(1号機) 
MS-06Z-3 サイコミュ試験型ザクII(3号機) 
MSN-01 (MS-06Z-2) サイコミュ高機動試験型ザクII(ビショップ) 

その他のバリエーション
MS-06MS バルブス 
ザクスピード 
ザク・ゾンビ 
ザク大気圏突入試験型 
スティルス・ザク 
MS-06JX ジュピター・ザク 
MS-06F ザク・シュトゥッツァー 
MS-21C ドラッツェ 

宇宙世紀におけるその後のザク系MS
RMS-106 ハイザック 
地球連邦軍が制式採用したザク系MS。量産型MSとしては初めて全天周囲モニター・リニアシートを採用した。核融合炉の出力関係上、ビームライフルとビームサーベルの同時運用は不可能。 
RMS-108 マラサイ 
アナハイム・エレクトロニクス社が開発しティターンズに供与したザク系MS。ザク系MSとしては初めてムーバブルフレームとガンダリウム合金製装甲を採用した他、ビームライフルとビームサーベルの同時装備を可能とした。 
RMS-141 ゼク・アイン 
ガンダムセンチネルに登場する量産MS。小惑星ペズンで生産されていた次世代候補機。作戦ごとに装備を換装。ペズンを奪取したニューディーザイズの主力機となる。 
AMX-011 ザクIII 
ハマーン・カーン率いるネオ・ジオンの量産型MS。野心的な設計の機体を多種類開発してきたネオ・ジオンの機体としては保守的な設計。 
AMS-119 ギラ・ドーガ 
シャア・アズナブルが再建した新生ネオ・ジオン軍の主力MS。カタログスペック上はジェガンを上回る性能を持つ。 
OMS-06 RFザク 
『機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122』に登場するオールズモビルの主力MS。下記項目を参照。 


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