機動戦士ガンダム ギレンの野望・ジオンの系譜
それぞれの時代のシチュエーションにおけるIFを体験できるシュミレーションゲーム。
もしもガルマが生きてたら? もしもジオンが一年戦争に勝ったら? もしもレビルが生きてたら?
開発の方向性によって登場する機体の種類はかなり豊富である。
RX-78/CA
C.A=シャア・アズナブル
シャア専用の赤いガンダム。武装はガンダムとほぼ変わらない。
ギレンの野望においてシャアを先頭にザビ家を打倒するという、
小説版に準拠した方向にシナリオを進めると手に入れる事が出来た。
アムロのガンダムと違う点は、格闘、SPAにおいて足技(シャアキック)を多用するという事。
ビームサーベルを抜いているにも関わらずひたすら足技。
思わずエネルギーが無駄だよ、と思ってしまう。
こだわりに満ちた機体。カクトースキーにお薦めの逸品。
MS-05B/3S
ギレンの野望で登場。黒い三連星用のザクⅠ。
開戦当初のルウム戦役にて三連星はこの機体でマゼラン級アナンケの脱出艇で離脱を図ろうとするレビル将軍を捕獲している。
後に別の機体がレストアされ、教導用MSとして三連星は教官として多くの新兵を鍛え、実戦に送り出していた。
MS-05B/RR
「ギレンの野望」ジオンの初期作戦発動案「第一次降下作戦」でランバ・ラルが搭乗しているMS。
作品中には全く登場しない後付設定の専用MSで、デモムービーとしてその姿を披露している。
所詮ザクⅠのバリエ機だが、同時代の連邦陣営にはMS開発能力はなく、TINコッドやSフィッシュ、61式戦車といった脆弱な兵器で対抗するので、ザクⅠといえども序盤の連邦側にとっては強敵に値する。
かの有名なセリフで比較されるザクとは多分こいつのことなのだろう……か?
MS-14B/SM
ギレンの野望で登場。白狼専用の高機動型ゲルググ。
史実では
高機動型ザクの後に新型機は支給されていないがこの機体は「もしも」を想定した機体。しかし一説には白い
ゲルググJに登場したという噂が……
機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY
EXAMシステムを搭載した機体を巡り、歴史の影で繰り広げられる争奪破壊劇。
無口な主人公と仲間達は序盤、
ジムコマンドのパイロットとして戦場を駆け巡る。
地球連邦軍
RX-79BD-1
ジム頭の青い奴、EXAMシステム搭載。またの名をジムブルーディスティニー。
もともとEXAMは
陸戦型ジムに搭載していたがジェネレーターの出力不足で頭ごと
陸戦型ガンダムに移植した機体。
EXAMシステムとはニュータイプ(以下、NT)を嫌悪するクルスト博士が、常人パイロットでもモードを開放することでNTパイロットと同等の性能を発揮するOSである。但し、システムに不明要素が多く(一説にはNTの魂封入疑惑あり)、NTパイロットが同じエリアにいると自動的にEXAMが発動し暴走する恐れもある。更にEXAM内臓の本機にNTが搭乗すると、OSが拒否し起動しないオカルト要素もある。
EXAMが発動するとカメラアイ(以下の2機は瞳)が真っ赤になるのも恐らくクルスト博士の趣味。
「戦慄のブルー」ゲーム本編でジムのコクピット視点から覗くその姿はユウ・カジマことプレイヤーを震え上がらせた。
二号機以降同様、マグネットコーティングなどの恐るべき魔改造が施されている。EXAM発動後により単機で敵の拠点を殲滅したり高速ホバーで移動するなど、かなりMSの系統を逸脱した派手な演出だが、実際に入手後に操作してみると、前に乗っていたジムとさほど差はないと感じてしまう。
RX-79BD-3
ガンダム頭の白い奴。白いけどブルーと呼ばれる。こちらもEXAMシステム搭載。
1、2号機の予備パーツから組み上げられた為、番号によっての差異は殆ど無い。
MSをやたらと青く染めたがる変態開発者の魔手にかかる前に配備されたため白いまんまである。
塗装も
陸戦型ガンダムと全く同じ。
余談ながら昨今出たHGUCのキットで陸ガンのパーツを転用しているのは、原作で陸ガンの改修機であるため。
ジオン軍
RX-78BD-2/NS
ガンダム頭の青い奴。1号機とは若干色素が異なる。
ご多分に漏れずガンダムタイプの
2号機や形式番号に2がつくのは大抵は強奪されるために存在する。
時系列的には歴史上初めて敵に奪われたガンダムタイプである。青いのは開発者クルストの趣味、肩が赤いのはパイロットであるニムバスの趣味。もうやりたい放題である。
なお、1号機、3号機との違いはEXAMシステムにリミッターが設けられておらず性能は不安定な反面、常時凶暴状態で危険な機体といえる。
MS-08TX-EXAM/NS
グフとドムの中間機的存在のイフリートに対してジオン初のEXAMシステムを搭載した機体。
当シリーズきっての挌闘機。カクトースキーや猛打スキル所持者御用達の機体。
改修前より有名な改修機。ただのイフリートはSFCのゲーム「機動戦士ガンダム クロスディメンジョン」にて登場。
格闘の手数でいうならシリーズ最高。その量は
ジ・Oや
アッシマー(GD)、
ギャンをも凌ぐ。
両手のフライドポテト柄のヒート剣で無双乱舞。
一度格闘を始めたら誰にも止められない止まらない。
両肩が赤いのはパイロットであるニムバスの趣味。(某吸血部隊チックではあるがあちらはもっと暗い血の色でマークは右肩。)
機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で…
地球連邦軍
この作品で終盤機体であったことが最近の
ジムスナイパーⅡ人気の形成のきっかけともなったとも言われる。外伝2に出てきた
ガンキャノン量産型は、ホワイトディンゴ隊の白青塗装じゃなくて普通に赤かったのだが……両手にジムコマンドの90mmマシンガン(プルパップマシンガン)を持ち、2丁拳銃でバリバリ弾幕を張る。これはこれでナイスカラーリング。<初出典はGジェネF
RGM-79/WD
ドリキャス用ソフトで3DSTG作品『機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で…』(通称『コロ落ち』)に登場したオリジナル部隊、WD隊の使うジム。WDは「ホワイトディンゴ」(WhiteDingo)の略。
少数精鋭の遊撃部隊で、肩にディンゴのエンブレムを施し機体のカラーリングは灰色で統一している。
性能自体は陸戦用に特化されている為通常のジムより強い。更にゲーム中では携行火器が増えている上、空間戦闘も可能と優遇。
搭乗者は
マスター・ピース・レイヤー中尉(隊長。コールサイン、「ファング1」)
レオン・リーフェイ少尉(同じく「ファング2」)
マクシミリアン・バーガー少尉(「ファング3」)
RGC-80/WD
ジム(WD)と同じくコロ落ちに登場。
ジムにショルダーキャノンを装備させ火力を向上。
従来のジムキャノンと違い、より実戦的な改修としてシールドを装備している。
RX-77D/WD
ジム(WD)と同j(ry
上記のWD隊用ジムキャノンもこいつも肩にディンゴのエンブレムでカラーリングは灰色。両手にマシンガンを持つという奇抜な事をやらかした。しかし原作のコロ落ちでは陸戦型ジムの物と同じ105mmマシンガンを使っていたいたのだが、本作では通常の量産型ガンキャノンが装備するブルパップマシンガンを持っている。スタッフが勘違いしたか、もしくは分かっていながらモデリングを通常のガンキャノン量産型と使い回したかのどちらかであろう。何にせよ、お陰でガードは自分の腕でするという肉体派。かつてのドリキャス時代ではガードをすると腕がもげ、マシンガンが1本減るというリアル仕様に仕上がっていた。「攻撃は最大の防御」を心情としないと直ぐ死ぬ機体であった(遠い目
RGM-79SP/WD
ホワイトディンゴ隊機のトリを飾る機体。肩にディ(ry
コロ落ち後半にて登場して搭乗する。別に洒落では無い。
ジャブローでロールアウトしたばかりの新造機だが驚異的なサーチ能力と狙撃能力で威力を発揮。
「荒野の迅雷」ことヴィッシュ・ドナヒューが搭乗するゲルググと死闘を演じた。
機動戦士ガンダム MS戦線0079
キャラクターのみ参加
機動戦士ガンダム戦記 Lost War Chronicles
キャラクターのみ参加
機動戦士ガンダム クライマックスU.C.キャラクターのみ参加
ジオニックフロント 機動戦士ガンダム0079
地球連邦軍
RX-78-6
初出はM-MSV。ゲーム用にリファインされた姿がマドロックである。
パイロットはエイガー。61式戦車→ガンキャノン→マドロックと、筋金入りの砲戦屋。
ザクを戦車で初めて「物量では無く、フォーメーションで」撃破した男である。
ジャブロー侵攻の際に未完成の状態で初めて実践投入されたが大破、修理の際に肩部のアーマーとホバーユニット追加してやっと完成した。
ジオングといい状況が状況だからって未完成品をホイホイ実践投入するのはいかがな物か。
しかし完成型でもザクⅠ(ただしエースパイロット仕様のカスタム機)にやられてしまったなんともかわいそうなガンダム。そこはジオン視点の作品だったからと諦めよう。
原作ゲームではラスボス的立場。
この6号機までは比較的有名だがガンダム自体は実は7号機まで存在する。
7号機はカトキハジメの手でリファインされ「機動戦士ガンダム戦記 U.C.0081」に登場する。
FSWS計画に完全対応した機体であり、
フルアーマーガンダム3号機および重装フルアーマーガンダムに換装できる。
重装フルアーマーガンダムは一度は見ておきたい一品。まさに「地上のデンドロ」。
8号機と言う型式のみの機体もあるがこちらは設計思想、デザイン、すべてにおいて不明であり『存在』したかどうかも怪しい機体となっている。今後に期待。
機動戦士ガンダム外伝 宇宙、閃光の果てに…
地球連邦軍
RX-78-4
マドロック同様初出はM-MSV。ゲーム登場にあわせリファインされ、肩にブースターとかをつけられたりする。
二機の差異はそこまで大きくは無く、こちらは大型ビーム兵器「メガ・ビーム・ランチャー」と、それに対応した補助ジェネレーターを外部に追加している他、胸部ダクトが異なる。
パイロットのルース・カッセル中尉共々明らかに死亡フラグまっしぐらな機体である。
作中ではア・バオア・クーへの増援部隊を撃破するために、4号機専用試作兵器メガ・ビーム・ランチャーを発射した後にメガ・ビーム・ランチャーの補助ジェネレーターである外部パック・ジェネレーターが爆発して大破、旗艦サラブレッド(当ゲームではホワイトベースで代用)に回収されたものの修理不能であったため終戦までコンペイトウに放置された。
IFルートではルースが生存し、ガンダム5号機とともにア・バオア・クーのNフィールドに投入され、無事帰還している。
RX-78-5
マドロック同様初出はM-MSV。ゲーム登場にあわせリファインされ、肩にブースターとかをつけられたりする。
こちらは大型ガトリングガンを持ち、4号機のエネルギーチャージ中の護衛を担当する。
パイロットはフォルド・ロムフェロー中尉。
作中では一年戦争末期における月面都市グラナダ近郊の戦闘を最後に生還している。
ゲームのifルートではア・バオア・クーNフィールドへ投入され、無事帰還している(ゲームのエンディング自体が複数存在するため異説あり)。
最終更新:2009年11月14日 11:47