*なをかんするものたち ふぃなーれ 収録作品:[[ゼノブレイド3]][NS] 作曲者:[[平松建治]] ---- **概要 フィールドで稀に出会う、二つ名がついた強力な敵「ユニークモンスター」との戦闘BGM。 『[[ゼノブレイド]]』の「[[名を冠する者たち]]」と『[[ゼノブレイド2]]』の「[[さらに名を冠する者たち]]」の系譜を受け継ぐ楽曲であり、作曲者も同じ。(初代では[[ACE]]とのユニットであるACE+名義) 特徴的なハードロック調のサウンドと、本作を象徴する楽器である笛の音が融合した一曲。 またこの笛は高低2パートに別れており、本編シナリオで笛のデュオがどういう意味を持つか知っていればますます思い入れが強くなるだろう。 これまでのシリーズに登場した二曲との最大の違いは、戦闘の状況に応じてメロディが変化する、いわゆるインタラクティブ・ミュージックとなっている点。 前半・後半・アウトロの3つのパートに分かれており、敵の残りHPに対応したそれぞれのパートがループする。 戦闘開始時から流れる前半パートは、ところどころに笛のパートが挿入されるものの、サビをはじめとする主要な旋律はエレキギターが担当し、従来の「名を冠する者たち」に近い構成となっている。 敵の残りHPが半分を切ると、笛による静かなパートが挿入され、後半パートに突入。転調して大サビに入る。この大サビでは笛も主旋律に参加し、非常に豪華な音となっている。 敵の残りHPがわずかになると、笛による1ループ5秒ほどのアウトロに入り、その後はユニークモンスターの討伐ジングルに繋がる。 多くのユニークモンスターは、残りHPが半分程度になると「怒り」状態になり、攻撃力が上がったり、より強力な攻撃が解禁されたりする。 静かな笛パートと怒り状態に移行した緊張感や、盛り上がる大サビと敵の猛攻など、楽曲と戦況、プレイヤーの心情がマッチすることが、多くのユーザーから支持を集めている要因と言えよう。 なお、これまでのシリーズに登場した二曲と異なり、ストーリー本編で流れることは一切ない。当初はそのことを残念がる声も多かったが、有料DLCの追加ストーリー「新たなる未来」のストーリー中のとある戦闘で使用された。 その相手はなんと「&font(b){立ちはだかる強敵} &font(b,red){神剣のシュルク}&&font(b,blue){英傑のレックス}」。 これまでに幾多の「名を冠する者たち」を打ち倒してきた二人との戦闘BGMとして、これ以上なくふさわしいものだと言えるだろう。 ---- **過去ランキング順位 [[第16回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100>第16回の結果]] 28位 [[第17回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100>第17回の結果]] 31位 [[みんなで決める2022年の新曲ランキング>みんなで決める2022年の新曲ゲーム音楽ランキングの結果]] 5位 [[第3回みんなで決める任天堂ゲーム音楽ベスト100]] 60位 [[みんなで決めるボス戦BGMベスト100]] 43位 [[みんなで決めるゼノシリーズBGMランキング]] 7位 ---- **収録サウンドトラック ***ゼノブレイド3 オリジナル・サウンドトラック #amazon(B0BZYNR6TN)