*Breywood / SHACKLED 機種:AC 作曲者:[[原あづさ]]、平沢道也 サウンドプログラム:やまぐちたつお? ((『[[ラストミッション]]』のサウンドプログラマーと同一人物であるという推定による)) (T. YAMAGUCHI) 開発・発売元:[[データイースト]] 発売年:1986年11月下旬 ---- **概要 1986年にデータイーストから発表された、『[[ガントレット]]』の流れを汲む2D迷路探索型アクションゲーム。 やや斜め上から視点という意味では、今作の4か月前に[[ナムコ]]から発表された『[[イシターの復活]]』にも近い。 捕虜を救出して共に戦うという概念は、のちの『[[ゲイングランド]]』に影響を与えたとされる。 全80+αフロアだが、80フロアはそれまでと特に変わった仕掛けもなく、そのままクリアしても69フロアに戻されてしまう。 ゲームをクリアするためには、69フロアからの特殊扉を特定のルートで通ることで真の80フロアにたどり着き、ラスボス (サントラによれば GUMON ) を倒す ((余りの鍵を持っていれば横を抜けて脱出できてしまうが)) 必要がある。 出回りが悪かったのか、マイコンBASICマガジン ((1987年1月号のマイコンスーパーソフトコーナーにて。[[源平討魔伝]]を差し置いて最初に紹介されている)) で紹介された以外にほとんど情報がなく、プレイ動画もほぼ無い。 このため、曲名の KANBU (幹部?)、SHITENNOU (四天王?) がどのような由来で付けられているのかは不明である。((四天王のテーマと思われる「SHITENNOU THEME」はただ一種の中ボス(3WAYナイフ投げ赤騎士)との戦闘にしか使用されておらず、その他の中ボス戦では全て「KANBU THEME」が流れる)) 海外版『SHACKLED』では、フロア間で仲間がリセットされ能力が引き継げないなど ((開始キャラがケインだったものが、1Pが固定でアージン、2Pが固定でアラザードとなった、など)) システムが異なっているほか、オールクリアデモとそれ専用の曲が存在する。これによりクリアの印象は国内版と大きく異なり、晴れやかなものである。 しかし、1フロアの隠し通路を抜けることで即エンディングに移行できてしまうため、こちらもまともなプレイ動画が無いのが現状である。 余談だが、アトラクトデモでループ再生される「BREY WOOD THEME」は、同じく平沢道也氏が音楽を手掛けた 『ウルトラマン倶楽部2 帰ってきたウルトラマン倶楽部』(FC)のスタッフロール ((平沢氏は「ミュージック みっしぇる かみじま」でクレジットされている)) でも使用されている。 ---- **収録曲 |曲名|作・編曲者|補足|順位| |BREY WOOD THEME|平沢道也|アトラクト|| |RESCUE FROM PRISON||BGM|| |KANBU THEME||中ボス|| |CLEAR||FLOOR突破|| |BATTLE OF GUMON||真F080 ボス&br()真F080 EXiTネーミング~STAFF~THE END (国内版)|| |SHITENNOU THEME||中ボス 赤|| |ALL CLEAR~RECAPTURE||オールクリアデモ~STAFF~THE END (海外版)|| |GAME OVER||ゲームオーバー (未使用?)|| ---- **サウンドトラック ***デコ・ヒストリー SCENE・I #image(https://medium-media.vgm.io/albums/08/6880/6880-1300518993.jpg,width=160,height=160)