*きたのホワイトストリート 収録作品:[[星のカービィ ディスカバリー]][NS] [[作曲者]]:[[小笠原雄太]] ---- **概要 ワールド4「ホワイティホルンズ」のステージ1「北のホワイトストリート」とステージ3「いてつく海と風と」にて流れるBGM。 しっとりとした哀愁を漂わせるメロディや、雪ステージらしさを感じさせる大きく盛り上がるサビ、要所に挟まれ上品さを際立たせるギターが特徴的な一曲。 ステージ「北のホワイトストリート」は雪が降り積もったレンガ街が舞台となっており、この曲と非常にマッチしている。 [[「ニンテンドードリーム 2022年6月号」でのインタビュー>https://www.ndw.jp/kirby-interview-220923/5/]]と[[こぼれ話>https://www.ndw.jp/kirby_discovery_01/]]にて、作曲者が小笠原氏と明かされているが、ここで『[[星のカービィ スターアライズ]]』の「フォルアースに吹く風」の影響を受けていることが明かされている。 「フォルアースに吹く風」はスターアライズのサントラにおいて、舞台の雰囲気をガラリと変える力のある曲だとディレクターの熊崎信也氏は語っている。 この雰囲気をもう一度作って定番化し、それを超える曲を作ってほしいという要望の元作曲されたそうである。 この曲が流れるワールド4「ホワイティホルンズ」は、一旦ここで終わりかな?と匂わせるムードを演出するために雪と氷のロケーションとなっており、ゲームのイメージを一気に変えようと曲とステージ設計の両面からアプローチをかけているのも、この曲が印象に残りやすい一因だと言える。 熊崎氏はこの曲に対して「カービィらしさと新しいフィールドの雰囲気が詰まったしっとり聴かせる1曲です。」とコメントしている。「フォルアースに吹く風」を秋の名曲とするなら、こちらは冬の名曲だといえるだろう。 ファンからの人気ももちろん高く、その証拠に[[第2回みんなで決める星のカービィBGMランキング]]ではTOP10に滑り込んだ。 『[[星のカービィ Wii デラックス>星のカービィ Wii]]』のシアタールームで見られる「クレジット」にて流れる「黄色く輝く遥かな星よ」の一部分では、この曲のアレンジが収録された。 完全な余談となるが、「ホワイティホルンズ」の最後のステージは恒例の中ボスラッシュなのだが、このステージ名と曲名が「ブリザードブリッヂの戦い」というもので、どうしても&bold(){[[あの曲>ビッグブリッヂの死闘]]}が連想されると[[こぼれ話>https://www.ndw.jp/kirby_discovery_01/]]で指摘されてしまった。 熊崎氏からの回答は、「もちろん関係ないです(笑)。」だそうな。 ---- **過去ランキング順位 [[第15回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100>第15回の結果]] 60位 [[第16回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100>第16回の結果]] 80位 [[第17回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100>第17回の結果]] 124位 [[みんなで決める2022年の新曲ランキング>みんなで決める2022年の新曲ゲーム音楽ランキングの結果]] 27位 [[第2回みんなで決める星のカービィBGMランキング]] 9位 [[第3回みんなで決める任天堂ゲーム音楽ベスト100]] 30位 ---- **サウンドトラック ***星のカービィ ディスカバリー サウンドセレクション #amazon(B0DBTZBWKF) ***星のカービィ ディスカバリー コンプリートサウンドトラック(期間限定生産盤) #amazon(B0DBTX2B5J) **楽譜 ***ピアノで楽しむ 星のカービィ ~ゲーム音楽セレクション~ #amazon(4636112040)