蛮殻ミックスモダン
ばんからミックスモダン
収録作品:
Splatoon3[NS]
作曲者:
須戸敏之
歌:すりみ連合(フウカ&ウツホ&マンタロー[里アンナ&横沢ローラ&CV不明])
概要
本作の舞台・バンカラ地方の祭りを取り仕切ってきた一族の末裔である3人組のユニット、『すりみ連合』のお祭りナンバーにして代表曲。
ゲーム内では、定期的に開催される『フェス』の期間中、バンカラ街のBGMとして使用されている。
特筆すべきはその曲構成。
日本の祭囃子や盆踊り、インド・中東、サンバなど様々な音楽ジャンルを作曲担当のマンタローがEDMで纏め上げたという設定の、本作のテーマとなる“混沌”が凝縮された奇抜な一曲である。
すりみ連合のメンバーであるフウカ、ウツホ、マンタローはそれぞれの得意とする音楽ジャンルが異なっており、フェス1日目はフウカが和風、ウツホが中東、マンタローがサンバをそれぞれソロで歌唱。後半の2日目には3人が一台の神輿に上って上記のミックスを歌い上げ、最高潮の盛り上がりを演出してくれる。
祭の飾り付けがされ、賑やかなバンカラ街に響き渡る蛮殻ミックスモダン、浮かれる表通りから路地裏に入れば喧騒から外れたようにくぐもった音に、表へ出ればまた賑やかに……と、徹底的な拘りのサウンド演出によってフェスの間しか味わえない最高のライブ感が楽しめる一曲である。
また、フェス中はゲーム冒頭のバンカラジオのBGMがサンバのリズムとなり、ラジオ終了と同時に蛮殻ミックスモダンのイントロへシームレスに切り替わるというイカした演出も。
がちゃがちゃした賑やかなお祭り感と国境を越えた構成で混沌を表現しつつ、それらが見事に調和したこの曲は、Splatoon3を象徴する一曲として高い人気を集めている。
3人の音楽ジャンルに関してはインタビュー『
開発者に訊きました』で解説された。
なおこのインタビュー時点では作曲者名がまだ明かされていなかったが、上記インタビューでは「楽曲をまとめる方は大変そう」というインタビュアーの問いに対して以下のように語られている。
ええ。
作曲したのはサウンドディレクターですが、それはもう・・・。
彼自身のすべてを絞り出して。
サウンドディレクターが誰であるかも未発表であったが、2023年4月、本作のサントラが発売。
作曲者=サウンドディレクターは
須戸敏之氏であることが判明した。
またCVはフウカは奄美民謡の歌い手、ウツホはジャズテイストのシンガーソングライターが演じているとだけ語られていたが、YouTubeに投稿されたレコーディング映像において、それぞれフウカが里アンナ氏、ウツホが横沢ローラ氏であると明かされた。(マンタローは不明)
2022年10月に行われた『Nintendo Live 2022』ではすりみ連合によるライブイベント「バンカライブ」が開催。
蛮殻ミックスモダンも2曲目として選曲され、バンカライブ仕様のアレンジバージョンが披露された。
2024年2月に行われた『Nintendo Live 2024 TOKYO』でも、すりみ連合(たち)による2度目のライブイベント「バンカライブ 轟」が開催され、蛮殻ミックスモダンは今回なんと大トリを飾った。(Splatoonのライブイベントでバトル曲以外がトリを飾ったのはこの曲が初となる。)
ライブに飛び入り参加した前作MCのテンタクルズ2名とのコラボに加え、観客(視聴者)を巻き込むコーラスパートもあり、まさに締めに相応しい豪華バージョンとなっている。(それだけに事情により無観客ライブとなったのが実に惜しまれる…)
なおバンカライブ仕様ではフェスの前半で歌われている「蛮殻三毒楽(今様)」の3パート(「大蛇舞」(ウツホ)、「鳥天楽」(フウカ)、「猪神舞」(マンタロー))もミックスされており、聞き応えの有る曲構成となっている。未視聴のイカタコ達は是非聞かれたし。
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最終更新:2025年01月06日 00:39