キャッスル・オブ・ドラゴン

CASTLE OF DRAGON / DRAGON UNIT

機種:AC, FC, Win, NS, PS4
作曲者 (AC):佐々木彰太郎
マニピュレーター (AC):石橋浩一
サウンドミキサー (AC):佐々木彰太郎 (ENJOY SASAKI)
作曲者 (FC):佐々木彰太郎 (SHO)
サウンドミキサー (FC):石橋浩一 (K.RED)
開発元:アテナ *1
発売元:エイブルコーポレーション (AC)、アテナ (FC)
発売年:1989年8月24日 (AC)、1990年2月27日 (FC)、2020年6月16日 (Win FC)、2025年1月2日 (NS, PS4)

概要

アテナが開発し、エイブルコーポレーションが1989年に発表した横スクロールアクションゲーム。
アテナ開発の業務用作品としてはかなり初期のものにあたる。*2
悪魔龍ズリーブにさらわれたウェンラリー王国の姫を救うため、ドラゴンが住む城へ向けて隣国の若き王が旅立つ、というストーリー。
手前と奥の2ラインを行き来することが出来るほか、盾による防御が攻略のポイントとなる。
なおジャンパにより『ドラゴンユニット』というタイトルに変更可能で、後述の国内FC版のタイトルにもなった。*3

作曲はアテナに所属していた佐々木彰太郎氏、マニピュレーションは同じくアテナの石橋浩一氏が担当。
サウンドチップはアルュメとセタが共同開発したX1-010で、発音方式はまだ低音質のストリーミング方式。
曲調はHR/HM路線だが、音質の関係でディストーションギターが更に歪んでおり、またドラムフィルインもリズムが不安定。

翌年の1990年にはファミリーコンピュータ用にアレンジ移植された。
アーケード版の楽曲を巧みにFC音源に落とし込んだものもあれば、オリジナルの楽曲もある。

サウンドテストの入り方 (FC):
タイトル画面で、「A, A, 左、左」を8セット入力し、TEST MODEにする。
上下キーでSOUNDの項目を選び、サウンドコードを選択し、スタートボタンで再生する。
サウンドコードはAで+0x01、Bで-0x01、右で+0x10、左で-0x10する。

収録曲 (仮曲名)

No. *4 曲名 補足 順位
アーケード版
クレジット CREDIT
効果音
ステージ1 STAGE 1
03 ステージ2 STAGE 2
(FC) 4面 THE DARKLARZA CASTLE Part 1
02 ステージ3 STAGE 3
(FC) 5面 THE DARKLARZA CASTLE Part 2
01 ステージ4 STAGE 4
(FC) 3面 THE HERESY FOREST
ステージ5 STAGE 5
ステージ6 STAGE 6
0B ボス STAGE 2, 5では不使用
FC版でも使用
0C ステージクリア STAGE CLEAR
FC版でも使用
06 ラストボス FC版でも使用
決闘
エンディング
04 スタッフロール DEVELOP STAFF
ステージ1のイントロフィルインなしver.
(FC) 1, 2面 THE WENLARY CASTLE
ネームエントリー HI-SCORE
0D ゲームオーバー GAME OVER
FC版でも使用
ファミリーコンピュータ版
09 タイトル
0A オープニング 8面 THE DARKLARZA CASTLE Part 5でも使用
0E マップ
05 6面 THE DARKLARZA CASTLE Part 3
08 7面 THE DARKLARZA CASTLE Part 4
10 エンディング (FC)
07 スタッフロール (FC) タイトルのバリエーション
0F 未使用曲

関連動画

ドラゴンユニット for FC(1990)

ファミリーコンピュータ版(プロジェクトEGGで配信されているバージョン)の紹介動画。

アーケードアーカイブス キャッスル・オブ・ドラゴン

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最終更新:2025年01月27日 20:03

*1 ゲームマシン 1989年9月15日 第364号 p. 16に掲載された本作の紹介欄には、アテナの社名がなく「セタ開発」となっている。セタが実際に開発を担当したか、営業的な理由による記載であるかは不明。なお本作は、ジャンパにより「SETA USA」を含むコピーライトに設定することが可能となっており、海外販売向けにはこちらの設定で出荷されていたと考えられる

*2 家庭用作品としては先行して1988年11月16日に『ファミリークイズ 4人はライバル』が発売されている

*3 NES版はアーケード版と変わらず“CASTLE OF DRAGON”である

*4 FCサウンドテストでのサウンドコード番号