概要
1P-VSモードHARD及びS-HARDの最終ボス、女神コーデリアのテーマ曲。
対戦開始前のストーリーデモの時点から流れるようになっており、魔王サナトスを打倒した直後にリップら妖精たちよりもはるかに巨大な姿で現れ、「ここから立ちされ。さもなくば死ぬ(意訳)」と容赦ない警告を下してくるという、キャラ同士の掛け合いは皆無ながらもインパクト抜群の登場の仕方をこの曲と共にしてくる。
禍々しさを感じさせるパイオルガンの和声から始まってしばらくの後に加わるタムによるアグレッシヴなリズムに支えられながら、荘厳なメロディが淡々と奏でられていく。パズルに肝要な思考を邪魔しない落ち着いた曲調ながらもラスボスの威圧感や強大さ、神の荘厳さなどが良く表れた、いかにもラスボス戦らしい格好いい曲となっている。
ちなみに、このステージの2つ前のボス戦から助けた仲間の妖精も使うことができるようになるが、リップの代わりに使って負けると消滅してしまい、コンティニュー回数に加算されない代わりに2度と使えなくなってしまう。
ラスボス戦で負ける度に仲間をとっかえひっかえしていると、その度にキャラセレクト欄から1人また1人消えていくという苛烈な流れとこの曲も相まって悲壮感と後味の悪さが半端ないことになってしまうので、極力頑張って勝ってあげよう。
SFC版の実質的な続編として制作された2003年発売のオムニバスソフト『
NINTENDOパズルコレクション』収録版の『パネルでポン』では、女神コーデリアは登場するものの真のラスボスの前座扱いとなっており更に正体も容姿も大きく異なるが、夢の世界を災いに陥れた黒幕という設定は共通しており、この曲もアレンジの上で使用されている(ただしピンチ曲のみ新規曲)。
またSFC版のキャラ替え移植版である『ヨッシーのパネポン』ではこの曲がラスボス・クッパ戦開始前のデモ時のBGMとして流用されており、この曲がGB版でも同様のシチュエーションでアレンジ使用されている。また、GB版では別アレンジを施された音源が未使用曲として残っており、こちらは前半のフレーズは原曲を踏襲してつつ後半以降はかなり独自色の強い展開にアレンジされている(データ上はピンチ曲扱いらしく、オリジナル版のピンチ曲と異なるものになっている)。
過去ランキング順位
最終更新:2025年09月21日 18:16