せんとう!フロンティアブレーン
概要
「廃人養成施設」として名高い「バトルフロンティア」のボスである「フロンティアブレーン」との戦闘中で流れる曲。
実際にはエメラルド版とプラチナ・HGSS版とで全く異なる楽曲だが、曲名が同じなので同時にこの項目で扱っている。
後に発売された『
ブラック2・ホワイト2』のサントラではエメラルド版を「戦闘!フロンティアブレーン(ホウエン)」、プラチナ・HGSS版を「戦闘!フロンティアブレーン(シンオウ)」として収録している。
エメラルド版では、前半部分は戦闘の緊張感を感じさせるような重い雰囲気が感じられるが、後半部分では激闘の末の勝利を感じさせる明るい雰囲気に変化する曲となっている。
だが、エメラルドのバトルフロンティアは大の大人でも匙を投げるほどの鬼畜さを誇っており、一度も聴けないままか運の要素が強い「バトルチューブ」でだけ聴けた、という人が殆どだろう。
メロディは「バトルフロンティア」と共通しており、戦闘曲バージョンが本楽曲といったような形。
その後『
サン・ムーン』『
ウルトラサン・ウルトラムーン』において、フロンティアブレーンの一人であるリラが文字通り時空を超え再登場。
本作のバトルフロンティア枠である「バトルツリー」での対決でこの曲も復活することになった。
なおORASのアレンジではなくわざわざ原曲を持ってきたのは他の過去作のトレーナーと同様にファンサービスの一環もあるだろうが、今作のリラがORASではなくエメラルドの世界からの来訪者であることを暗に示しているのかもしれない。
エメラルドの時とほとんど手持ちのポケモンが変わっていないにもかかわらず、元から手強いポケモン揃いの上に半数がメガシンカ可能というえげつないことになっている。
かつて多くのトレーナーにトラウマを植え付けたこの曲にふさわしい強さを見せつけてくれるだろう。
プラチナ・HGSS版では、エメラルド版の「戦闘!フロンティアブレーン」とバトルフロンティアがある「ファイトエリア」を組み合わせたアレンジとなっており、
懐かしさを感じさせると同時に、戦闘の楽しさを表現するような明るい音と激しいリズムが特徴的。
バトルフロンティアのBGMを聴きに行くだけなら難易度が下がっているので、エメラルドに比べ聴く頻度は非常に多くなっているだろう。
ちなみにプラチナ版とHGSS版でも若干違いがあり、HGSS版は音が豊かになっている。
『
オメガルビー・アルファサファイア』では、バトルシャトレーヌとの戦闘曲「戦闘!バトルシャトレーヌ」としてアレンジされて登場。
戦うトレーナーは異なるが、原曲の雰囲気はそのままに、3DSの音色で迫力と激しさを増した正統派アレンジとなっている。
『
ポケモンマスターズ』では、歴代のフロンティアブレーンの実装に合わせてホウエン・シンオウ・シャトレーヌの各アレンジが収録されている。
原曲の雰囲気を残しながらもかなり変更の加えられたアレンジとなっており、どの曲も新鮮な印象を抱くはずである。
過去ランキング順位
ポケットモンスター エメラルド「戦闘!フロンティアブレーン(ホウエン)」
ポケットモンスター プラチナ「戦闘!フロンティアブレーン(シンオウ)」
ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア「戦闘!バトルシャトレーヌ」
サウンドトラック
ポケットモンスター ハートゴールド&ソウルシルバー スーパーミュージックコンプリート
HGSS版の収録サントラ。
ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2 スーパーミュージックコンプリート
プラチナ版とエメラルド版の収録サントラ。
ニンテンドー3DS ポケモン オメガルビー・アルファサファイア スーパーミュージックコンプリート
ORAS版とエメラルド版の収録サントラ。
関連動画
【公式】『ポケモンB2・W2』サントラ楽曲紹介ムービー
「戦闘!フロンティアブレーン(ホウエン)」を紹介している。
最終更新:2025年03月15日 08:54