The end of 1996 H.K.
概要
STAGE 6の「NEO HONG KONG」で流れるBGM。
疾走感のあるトランステクノと力強いエキゾチックなコーラスが組み合わさった楽曲。
さらに曲の後半に入ると香港の雑踏を思わせるような環境音が入り込んでくる。
香港特有のイメージに合ったサイバー感と民族情緒が入り混じった曲であり、夜の香港の高層ビル街や、ネオンが妖しく輝く繁華街などを背景にしたステージとよく馴染んでおり人気が高い。
ZUNTATAのライブでもよく演奏されていたので、ゲームではなくライブからこの曲を知った人も多いだろう。
作曲は
ZUNTATAの高木正彦氏、中西宗博氏、中澤秀一郎氏の3名による共作。
完成までまでの大まかな経緯は下記の通りだった。
- まず高木氏が、大まかな雰囲気やコードを中西氏に伝えてバトンタッチ。
- 中西氏はそこに細かいリズムやシンセシーケンス、哀愁の変拍子展開を施した。
- 再び高木氏にバトンが戻り、そこに民謡やアジア楽器のサンプルが乗った。
- 中澤氏が音色の最終調整とスネアを入れ、打ち込んで完成させた。
また中澤氏はマニピュレーターやデータ管理も担当したという。
なお『ガメラ2000』が発売された1997年は、香港がイギリスから中国へ返還された年。
この「The end of 1996 H.K.」というタイトルも、一つの時代の終わりを迎える香港にちなんで付けられたと思われる。
過去ランキング順位
サウンドトラック
ガメラ2000 ~オリジナルサウンドトラックス~
ZUNTATA LIVE 1998 「guten Talk」 from the earth
Apple Musicでの配信。このほか
Spotifyでの配信あり。(音源は同名CDに収録のものと同内容)
中澤秀一郎氏アレンジ のライブ版を収録
最終更新:2023年07月12日 02:48