マーティン・オドネル
アメリカで活動しているゲーム音楽作曲家。かつてはゲーム開発会社のバンジー(Bungie)に所属していた。
アドベンチャーゲームである『MYST』の続編『RIVEN』のサウンドデザインを担当したのち、バンジーへ入社。
バンジー入社後は中世ファンタジー風の3Dリアルタイムストラテジーゲーム「Myth」シリーズの音楽を製作している。
その他にもジャパネスク風SFアクションゲーム『Oni』などの作品を担当した。
2000年にバンジーは
マイクロソフトの傘下に入り、
Michael Salvatori氏と共にバンジーの代表作となった『
Halo』の音楽を製作することになる。
『Halo』は音楽を含めて世界的に高い評価を獲得することに成功。シリーズ化され『
Halo:Reach』までの作品を担当した。
その後バンジーはマイクロソフトから独立し、Haloシリーズの開発から離れたためオドネル氏もHaloシリーズの作曲から離れることとなる。
ちなみにそれからのHaloシリーズの作曲を引き継いだのが、元
コナミの作曲家である
陣内一真氏である。
2014年にバンジーの新機軸となる『
Destiny』が発売。この作品では音楽監督も務め、作曲に元ビートルズのPaul McCartney氏を招いたことも話題になった。
しかし『Destiny』発売直前にバンジーはオドネル氏を解雇。この解雇は問題となりオドネル氏とバンジーとの訴訟まで発展した。
2015年には元バンジーのデザイナーと共に「Highwire Games」を設立。引き続きゲーム業界へのかかわりを見せている。
担当作品の一例
- Riven: The Sequel to Myst (サウンドデザイン)
- Myth: The Fallen Lords
- Myth II: Soulblighter
- Septerra Core: Legacy of the Creator
- Oni
- Haloシリーズ
- Destiny
最終更新:2024年10月20日 12:43