しちえいゆうバトル
概要
…七英雄の伝説…
数多くの悪しき魔物を倒し
世界を救い、その後
いずこかへ消えた…
クジンシー、スービエ
ダンターグ、ノエル
ボクオーン、ロックブーケ
ワグナス
いつの日か、彼らは戻ってきて
再び世界を救うのだという…。
本作の主人公・バレンヌ歴代皇帝の宿敵、七英雄との戦闘で流れる曲。(
ラストバトルと、最序盤での
クジンシー戦の2回は除く)
七英雄によっては会話中から本BGMが流れ始め、そのまま戦闘へ突入する。
特にダンターグの場合は会話中に皇帝が相手を七英雄だと認識したところから流れ始めるなど、タイミングも細かく設定されている。
イトケン節を全面的に押し出した熱く重厚な戦闘曲で、いかにも強敵との戦いをイメージさせる曲となっている。
実際のゲームにおいても七英雄はどれも一筋縄ではいかない強敵ばかりで、プレイヤー達に七英雄の強さと共に強い印象を残す一曲。
サガシリーズの中でも人気のある音楽で、
スクウェア・エニックス公式の歴代サガシリーズの人気投票では2位を獲得している。
リメイク版である『ロマンシング サガ2 リベンジオブザセブン』では、2戦目のクジンシー戦でも流れるようになった。
そして追加ボスである、在りし日の七英雄を追憶する「七英雄の幻影」との戦いでもこの曲が流れる。
アレンジされたこの曲は、フルオーケストラで奏でられる重厚な音色で七英雄の格の高さと哀愁を余すことなく表現している。
しかも2週すると追加フレーズが流れるのだが、このフレーズは七英雄のもう一つのテーマ曲である「
ラストバトル」。
聴くものを圧倒するほどの高揚感を保ちながら、一切の違和感なく原曲フレーズに戻るという最後まで隙のない構成であり、本作の楽曲おいても頭一つ抜けた完成度の高さを誇っている。
新旧双方のプレイヤーに受け入れられた原作愛を感じさせる本作の象徴として、
2024年新曲ランキングでは多くの新曲を抑えつけ、1位となった。
追加フレーズこそ組み込んでいるが、過去作で使用された曲の名を継いだ正統アレンジ曲としては初の事態である。
そもそも過去曲のフレーズを一部組み込んだ曲やアレンジメドレーではなく、過去曲の主旋律をそのまま使った直系のアレンジ曲が1位となるのは2024年時点、本編ランキングでは
第11回の「
バンバード ~Piano Version~」のたった1曲のみ。
派生ランキングですら「
ギースにしょうゆ」「
夢の泉」等、指で折れるほどの数しかない。
これらの現状を考えると、今回の戴冠はゲーム音楽におけるアレンジ曲の意義や価値観に一石を投じるものになったと言えるだろう。
過去ランキング順位
ロマンシングサガ2「七英雄バトル」
ロマンシング サガ2 リベンジオブザセブン「七英雄バトル」
サウンドトラック
ロマンシング サ・ガ2 オリジナル・サウンド・ヴァージョン
Romancing SaGa2 Original Soundtrack -REMASTER-
ロマンシング サガ2 リベンジオブザセブン Original Soundtrack
関連動画
サガバトル楽曲集
七英雄バトル -Encounter with the Seven Heroes- (DESTINY 8)
『ロマンシング サガ2 リベンジオブザセブン』TGS2024 トレーラー
最終更新:2025年04月22日 18:40