バトル トゥ アサティン
概要
真のラスボス「ヴィオラ」とのボス戦BGM。直訳で『確かめるための戦い』。
ゲームシナリオを汲んだ意味としては、城が呪われた原因と真相を突き止めるための戦いといったところ。
本作は呪いにより時が止まった古城が舞台であり、使用BGMもその静寂をイメージさせるためか、おとなしく暗い曲が占める。
そして本曲も同様に悲しげなソロピアノによるイントロからスタートするのだが、ゲーム中で主人公のロゼとヴィオラの戦いの火蓋が切られると同時に、決戦の緊迫感を煽る壮大なオーケストラへと展開する。
長きに渡り時が止まり眠っていた城の目覚めが近づくストーリー展開と同調するように、いままでずっと暗い曲を奏でていた楽器達がどこか切なくも優美で圧巻のサビを力強く演奏するさまは、非常にゲームの展開とマッチしている。
他の使用楽曲とは異質なほどの盛り上がりをみせることからもプレイヤーの印象に非常に残りやすいが、このボス戦はロゼが最初にして最後の怒りの感情を見せるシーンでもある。
したがって本曲の異質さは、初めて明確に戦うべき敵として立ち向かうロゼの心情を反映した結果ともいえる。
ちなみにこのボス戦は、基本的に無敵だった相棒の巨人にすら落下退場によるゲームオーバーを狙った攻撃をしてきたり、ロゼの非操作時の座りモーションでしか回避できない攻撃など、初見殺し満載のためプレイヤーはそこそこ長い時間聴き続けることになる。
過去ランキング順位
収録サウンドトラック
ロゼと黄昏の古城 初回プレミアムBOX
オリジナルサントラが付属。
最終更新:2024年01月17日 23:32