いしだ なおと
任天堂に所属していたゲーム音楽作曲家。サウンドエンジニア。九州大学音響設計学科卒業。
作曲家というよりも音響設定をするサウンドエンジニアとして1988年に任天堂へ入社し、音響設計部門に配属。
当時開発中の新ハードであったスーパーファミコンの音響設計に携わった。
ゲーム機内蔵のシンセサイザーの仕様設計から作曲まで、音に関係する設計を一連の流れで行った。
音響設計部門の枠を超えて、ゲーム機のアナログ回路の設計を手掛けることもあったという。
作曲ではスーパーファミコンのローンチタイトルである『
F-ZERO』を
神吉由美子氏と共に担当。
中でも石田氏が作曲した「
BIG BLUE」は、『F-ZERO』を代表する名曲として何度もアレンジされている。
ただしもともとはサウンドエンジニアが本業なので、作曲を担当した作品は少ない。
任天堂を離れた後はソニーへ移籍。ソニーではゲーム関係から離れ、運営関係の仕事などをしていたという。
現在は音響通信技術の会社を立ち上げており、引き続き音響関係の仕事をしている様である。
作曲作品の一例
最終更新:2024年11月25日 23:36