THE ARROW OF DESTINY
概要
本作オリジナル敵勢力であるゼ・バルマリィ帝国(エアロゲイター)の幹部クラスの戦闘テーマ。曲名は「運命の矢」という意味。
ストーリー終盤で戦うユーゼス(アンティノラ・黒ジュデッカ)やラオデキヤ(ズフィルード)との戦闘アニメで流れる。
特に黒ジュデッカとズフィルードは最終マップのボスとして登場するため、本作のラストバトルを飾る曲にもなっている。
疾走感があると同時にティンパニを強調した威圧感も持ち合わせた楽曲で、強敵と対峙するに相応しいスリリングな楽曲。
同じエアロゲイター繋がりかレビの「MARIONETTE MESSIAH」やイングラムの「虚空からの使者」とは1部フレーズが共通している。
また『
第3次α』に登場するエアロゲイターの幹部エツィーラの「魔女は妖艶に踊る」でもこの曲のフレーズが組み込まれている。
原曲は『α』のほかに『
α外伝』でも使われたが、『α外伝』ではエアロゲイターは登場せず版権キャラのボス戦闘曲として使用された。
ギンガナム(ターンX)やバット将軍(真・ゲッター)、恐竜帝国メカのグダ、メカギルギルガンとの戦闘アニメで流れる。
中でも真・ゲッターに乗るバット将軍のインパクトは絶大で、
「どうだ!? ゲッターロボを敵に回した気分は!!」
のセリフと共にプレイヤーを戦慄させた。
その印象の強さから『α外伝』をプレイした一部の人からは「この曲はエアロゲイターというよりバット将軍のテーマ」とまで言われるほど。
OG
シリーズでもアレンジされて登場し、
『
OG1』ではセプタギンのテーマ、『
OGs』ではエアロゲイター幹部のテーマ、『OG外伝』ではGサンダーゲート登場イベント曲として使用された。
『
第2次OG』ではユーゼスのテーマとして直接的なアレンジ「ULTRA ONE」が登場。オーケストラアレンジされてより神々しさが増した。
ちなみに『α』で同じく初参戦となった『超時空要塞マクロス』からの参戦曲に「運命の矢」という曲が存在するが、当然ながら別物である。
運命の矢は主題歌の歌詞にも含まれている言葉で、『α』内でもステージタイトルに冠した「第61話 運命の矢」にて「人類がこの戦いに巻き込まれる原因になったマクロスは…銀河の同胞から我ら幼い人類に目覚めてくれと放たれた…運命の矢だったのかも知れません」と歌詞を元にした台詞がある。
なおマクロスは、劇場版ではゼントラーディvsメルトランディという設定でマクロスは地球に墜落したメルトランディの艦だが、テレビ版ではゼントラーディvs監察軍という設定でマクロスは監察軍の艦だった。一方『α』では劇場版設定で参戦しておりテレビ版の監察軍は存在しないが、代わりにこれを元ネタとして監察軍という名称で呼ばれている勢力がエアロゲイター(ゼ・バルマリィ帝国辺境銀河方面監察軍)である。
また、『α』で南アタリア島に降ってきたマクロスの代わりに『OG1』ではアイドネウス島に内部に異星人の機構がある人工隕石メテオ3が地球に降ってきた設定になっており、『OG1』最終ステージでは実は正体がエアロゲイターの兵器「セプタギン」だったメテオ3について「運命の矢」と言われている。
エアロゲイターのテーマである「THE ARROW OF DESTINY」の曲名もマクロスから意識して命名されたのかもしれない。
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最終更新:2025年04月12日 03:01