ミスゲシュタルト
概要
パパ……ママ……
おじいちゃん……みんな……
エッグなんかに負けないで!
本作のラスボス、エッグ戦の最終形態前までの戦闘BGM。
エッグはダンジョン道中の倒さなかった将魔に応じて、複数の形態を切り替えてくるが、最終形態までは本楽曲が常時使用されている。
そして最終形態になると、本楽曲から「Todesengel」へと楽曲も移行する演出となっている。
複数の形態を相手にするため、ラスボス戦中では本楽曲の方が耳にする時間は圧倒的に長い。
曲名はドイツ語で奇形、怪物などといった意味である。
「奇形・怪物」と「ラスボス戦」からおどろおどろしい曲調を連想しそうだが、実際は勇ましさと優美さが織り交ぜられたような、透明感のある旋律となっており、ラスボス戦の曲でよくある絶望的な終末や戦いの激しさを表現するというよりも、希望的な終幕へ向けて主人公・プレイヤーを鼓舞しているような類の曲調である。
本作品の楽曲は共通のフレーズが使用されているが、中でも特に根強い人気を誇る理由は、やはりシチュエーションと他楽曲とのシナジーであろうか。
各楽曲は限られたメロディを土台に作曲されており、共通のフレーズが使用されている。
通常のプレイをしている場合は、この戦いに臨むまでに、約100年に渡るエッグとの因縁をプレイヤーは追っていくことになるが、物語中の随所で耳にした楽曲と共通のメロディが使用されているため、この最終決戦に至るまでの長い戦いと道のりを、プレイヤーに自然と想起させるようになっていると思われる。
ちなみに、最終形態時の「Todesengel」も同様で、こちらは各共通フレーズをすべて集約させたような構成となっている。
なお、ゲーム内バージョンとサウンドトラック収録のバージョンとでは中盤のストリングスの長さとパーカッションの有無が異なる。この戦いでは効果音による音切れが頻繁に発生することもあって違いが分かりづらいが、一度手を止めて聴いてみると違いに気付くことができるだろう。
第2回において、「Mißgestalt」の曲名が「Mißgestalt」(15P)と「Misgestalt」(10P)の2種で投稿された。
(ドイツ語において、ß(エスツェット)=ssの意。β(ベータ)ではない)
その為、本来計25Pであるはずが15Pと10Pの二曲として集計されてしまった。
このようなケースはまだわかり易いと思われる。
しかし、正式タイトルが確立されていない曲(ゲーム?)など、表記揺れは集計時の問題の1つとなっている。
非常に蛇足であるが、「Mißgestalt」・「Misgestalt」の順位は全て3位での投票だった。
過去ランキング順位
サウンドトラック
SaGa Frontier2 Original Soundtrack
SaGa Frontier 2 Remastered Original Soundtrack
関連動画
サガ フロンティア2 オリジナル・サウンドトラック
最終更新:2025年04月25日 11:00