天外魔境 ZIRIA

てんがいまきょう ジライア

機種:PCECD
音楽プロデュース:坂本龍一
音楽監督:中神紀之
音楽:小久保隆、成田忍、荒殿卓、越水淳、松本かよ、山口高志
開発元:ハドソン, レッドカンパニー
発売元:ハドソン
発売日:1989年6月30日

概要

PCエンジンを代表する和風RPG「天外魔境」シリーズの1作目。
CD-ROMを使用した世界初のRPGであり、アニメ演出や声優による音声、長大なゲームボリュームなど、後のゲームの先鞭となる手法を実現した作品。
Xbox360にて内容を再構築したリメイク版が『天外魔境 ZIRIA ~遥かなるジパング~』として発売されている。

音楽に坂本龍一氏を起用したことも話題となった。
坂本氏の曲はCD音源による「オープニング」「インターミッション」「エンディング」の3曲。
それ以外の内蔵音源曲は小久保隆氏らが手掛けているが、内蔵音源曲の中にも坂本氏の曲のフレーズが織り交ぜらている。
なお「オープニング」はアレンジを変えたものが、坂本氏のアルバム『ビューティ』に「A PILE OF TIME」というタイトルで収録されている。

『天外魔境 自来也おぼろ変』というタイトルでOVA化もされているが、ゲーム版の音楽は使われていない。
ちなみにアニメ版の作曲は、後に『天外魔境 風雲カブキ伝』を担当する田中公平氏。

本作はサウンドトラックは発売されていないが、『うる星やつら STAY WITH YOU』の再販版に同梱された音楽CD『ハドソンCD・ROM2 音楽全集』に坂本氏の3曲が収録されている。
それ以外は曲名が不明であったが、多数の曲がXbox360のリメイク版でも使われており、サウンドテストモードで曲名が確認できる。
本項の曲名もリメイク版準拠としているが、PCエンジン版の使用場面と一致しないものがある。
またリメイク版で使われていない曲は仮曲名。

収録曲(一部仮曲名)

曲名 作曲・編曲者 補足 順位
オープニング 坂本龍一 リメイク版の曲名は「タイトルバック」 1980年代104位
お山のテーマ
ジパングを行く(前半Ver.) リメイク版の「ジパングを行く 1」
エンカウント 仮曲名
ザコバトル
勝利 仮曲名
戦闘終了ジングル
仮曲名
レベルアップ
敗走 仮曲名
戦闘で敗戦
仮曲名
遊技場のテーマ PCE版では民家内の曲
仮曲名
宿屋 仮曲名
宿泊 仮曲名
宿泊ジングル
仲間 仮曲名
仲間加入ジングル
敵の潜む洞窟
獲得 仮曲名
アイテムゲットジングル
普通の村のテーマ PCE版では雲切の里の曲
お城のテーマ
剣豪 仮曲名
修行バトル
普通の町のテーマ
雲切のテーマ
賭場 仮曲名
賭博(勝ち) 仮曲名
賭博(負け) 仮曲名
大門教のテーマ
深く森を抜けて
ボスエンカウント 仮曲名
ロード時間の長さ次第では途中までしか流れない
変身決戦
学校のテーマ
綱手のテーマ
ダンス 仮曲名
はわい村の踊り子
ボスバトル
城内 仮曲名
米沢城、氷の館など
山々を越えて あくろう王の独白、グロヌシなど
悲しき過去 白ネコへの抜け道、白ヘビなど
大蛇丸のテーマ
恐れ山 仮曲名
敵の潜む城のテーマ
インターミッション 坂本龍一 リメイク版でも同一曲名
ジパングを行く(後半Ver.) リメイク版の「ジパングを行く 1」
塩山 仮曲名
地下神殿 仮曲名
南蛮屋 仮曲名
獄門島のテーマ
地下工場 仮曲名
江戸のテーマ
ホテイ丸のテーマ 江戸の「棺桶屋」「石屋」「火消し屋」など
PCE版ではホテイ丸にテーマ曲はない
歌舞伎場 仮曲名
見せ物小屋 仮曲名
闇の江戸のテーマ
マサカドの祭壇
大ボスエンカウント 仮曲名
VS邪心斎
VSマサカド
エピローグ リメイク版の「エピローグ2」
エンディング 坂本龍一 リメイク版の曲名は「エンドロール」
名作むかしばなし じらいあ タイトル 仮曲名
名作むかしばなし じらいあ 副題 仮曲名
名作むかしばなし じらいあ 本編 仮曲名

サウンドトラック

ハドソンCD・ROM2 音楽全集

「オープニング」、「インターミッション」、「エンディング」を収録

ビューティ


本作のために作られた「A PILE OF TIME」を収録

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最終更新:2023年10月25日 02:27