209ばんどうろ(昼)
209ばんどうろ(夜)
概要
シンオウ地方のヨスガシティとズイタウンを結ぶフィールド「209番道路」で流れるBGM。
その他にも「212番道路」と「222番道路」のフィールドでも使用される。
小太鼓と金管楽器を使った勇ましいイントロから始まるものの、全体的にしっとりとしたバラードタイプのフィールド曲。
ピアノによる優しく繊細なメロディーは、聴く人にノスタルジックな気分を引き起こさせること間違いなし。
ストーリーも中盤に入り、いよいよ遠くまで来たんだなとプレイヤーにひしひしと感じさせるようなBGMとなっている。
本作は昼と夜とで道路や街のBGMのアレンジが変わる仕様となっている。
夜Ver.は昼Ver.よりキーが半音低く使われている楽器も少し異なるため、全体的に落ち着いた印象となっている。
なお昼と夜はそれぞれ別曲として扱われているが、ランキングでは時折記載がないために昼夜統合で集計する事態が二度発生している。
投票の際、曲名には十分ご注意を。
『
大乱闘スマッシュブラザーズX』では
酒井省吾氏編曲によるアレンジバージョンが登場。
原曲で使っている音色はそのままにさらに音を追加した様な形となり、原曲の雰囲気を崩していない正統派なアレンジと言える。
本作の道路BGMの中でも際立って人気の高い曲であるが、さらにこの曲の存在感を深める要素がありそれが「廃人ロード」である。
廃人ロードとはポケモンのタマゴの孵化を行う際に利用される道路のことで、209番道路を利用する行為は通称「ズイマラソン」と呼ばれる。
ズイマラソンは209番道路とズイタウンと210番道路をひたすら往復するというもので、一直線に繋がるこの道は孵化を行うのにうってつけ。
このズイマラソンを行ったプレイヤーにとっては209番道路のBGMをたっぷり聴くことになるので、特別な思い出になっているはず。
2022年1月28日に発売された『
Pokémon LEGENDS アルセウス』の「エンディング」はこの曲のアレンジとなっており、作曲者である
佐藤仁美氏によるセルフアレンジとしては初となる。
なおサントラのライナーノーツにて、実は原曲は調整を誤り本来意図したものではなかったという衝撃の事実が明かされている。
209ばんどうろの曲を作った時に仕上げを間違え
て、副旋律をメロディにしてしまいました。本当は高
い方が主旋律だったので、今作で本来の姿を取り
戻せて良かったです。
原曲が穏やかなバラードであるのに対し、エンディングで使用された曲は軽やかなポップス風のアレンジに仕上げられており、佐藤氏らしい煌びやかで明るい雰囲気となっている。
プレイヤーからの人気もさることながら、元々エンディング曲のようなノスタルジックで勇壮な雰囲気を兼ね備えているため、冒険を締めくくるのにふさわしい曲であるといえるだろう。
過去ランキング順位
209ばんどうろ(昼夜統合)
209ばんどうろ(昼)
209ばんどうろ(夜)
大乱闘スマッシュブラザーズX「209ばんどうろ」
サウンドトラック
ニンテンドーDS ポケモン ダイヤモンド&パール スーパーミュージックコレクション
Nintendo Switch Pokemon LEGENDS アルセウス スーパーミュージック・コレクション
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最終更新:2025年03月15日 08:58