野崎貴朗

のざき たかろう

80年代後半から90年代前半にかけてイーストテクノロジーに所属していた音楽家。
1995年ごろからは一般アーティストのプロデューサー、エンジニアとしても活躍した。
なお本項での読みは『究極のストライカー』のクレジットに準拠したもの。
近年は野崎貴潤(たかひろ)という名義も使用しており、どれが本名であるかは不明。

福島県白河市生まれ。日本大学芸術学部音楽学科で作曲を学んだ。
イーストテクノロジーでは友人の父が経営していた伝でアルバイトを始め、そのまま社員になった。*1
同社の音楽スタッフとして当時は他に井上晃氏しか居なかったため、代表的な作品は井上氏との共作となっている。
1992年の『サイレントドラゴン』以降はクレジットされなくなり、ほどなく退社したとみられる。

その後は1993年ごろからICEのキーボードとして参加し、のちにコ・プロデューサーも務めた。
KEN、広末涼子、小島麻由美、広瀬香美などのアーティストの作品に携わり、編曲やリミックスを手掛けた。

現在は渋谷、名古屋、福岡など各地のスクールオブミュージック&ダンス専門学校にて講師を務めている。
自著に『クリエイターが教えるシンセサイザー・テクニック99』がある。

担当作品の一例



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最終更新:2024年12月08日 23:37

*1 ゲーム音楽ディスクガイド p. 60 『ギガンデス』の項より