ザケルガ

【呪文名】 ザケルガ
【読み方】 ざけるが
【使用者】 ガッシュ・ベル
ゼオン・ベル
【属性】
【法則】 ザケル(雷系基礎呪文)+ガ(収束)
【分類】 第5の術(ガッシュ)

【詳細】

ガッシュ、ゼオン両方が使える貫通力の高い強化版ザケル

ザケルでは放射状に広がる電撃を一点集中させることでビーム状の電撃を放つ。
貫通力が高く、相手の防御を抜いてダメージを与えたことも多い。

ゼオンが使うものは元から威力が桁違いであり、ギガノ級呪文も一撃で粉砕する威力があった。
ガッシュのものはロデュウ曰く「初級の上ランク程度の術」程度の威力であり、ザグルゼムによるブーストを挟む形でギガノ級にようやく対抗できるレベルだったが、覚醒後はゼオンに匹敵するまでに威力が飛躍的に向上し、ゴデュファの契約で強化されたジェデュンギガノ・グノビオンも容易く打ち破り、ジェデュン本人にも大きなダメージを与えている。

なおガッシュの攻撃呪文といえば、ファウード編で清麿が一時的に死亡しガッシュが激しい怒りを見せるまでザケルとザケルガくらいしか常用できるものがなく、奥の手、必殺技であるバオウ・ザケルガも使うまでに一定の呪文の使用が必要で使った後は心の力も清麿の体力もほぼ枯渇するという燃費の悪いもので、長らくメイン攻撃呪文として活躍していた。
一旦集中攻撃かつ速射性もあるため作中での常用性は非常に高い。

続編であるガッシュ2においてはラシルドと共にビンに封じられ、敵対勢力の尖兵であるカードの一人、ワイグが所持していた。
ガッシュ・ベルの術であるが、ビンから発動しているため威力は本来の持ち主ほどではなく、復活したガッシュのザケルで相殺されている。
高嶺清麿の機転によってワイグからビンを奪い取り魔本へシンボルを落とすことで術が「戻り」、ガッシュの術として再び使用可能となった。

一撃でワイグが持つ武器を幾つも粉砕したうえで彼の巨体を壁まで吹き飛ばしている上、弱点であるコアを貫き消滅させるなどザケルの上位術であることが存分に描かれている。
現状ザケルとザケルガしか攻撃呪文がないガッシュペアの決め手とも言える呪文であり、奇しくも前作におけるファウード編中盤までと状況が似ている。

それでも当時はバオウ・ザケルガという一発きりの切り札の存在があり、そしてバオウが「他の呪文を使えば使うほど威力が上昇する」という性質を持っていたがゆえにむしろ少ない攻撃呪文でも連発する必要性や他の攻撃術発現の不要さを作画的にも示す存在であった(逆に言えばバオウが真の力を取り戻しそういった特性が消えたため、テオザケルなど他の攻撃呪文が一気に吹き出すように習得できたと言えなくもない)。

現在はそのバオウも敵の首領と見られるベリエルに奪われた状態であり、新たに雷の龍の卵から生まれたと思われる新呪文「ウィビラル・ザケル」の存在もヘムへの初使用時とは特性が変わっていることもあり、ザケルガ以上の攻撃力を持った術を取り戻すのは急務といえる。

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最終更新:2025年05月04日 16:04