ザグルゼム

【呪文名】 ザグルゼム
【読み方】 ざぐるぜむ
【使用者】 ガッシュ・ベル
【属性】
【法則】 ザ(電撃)+グル(蓄積)+ゼム
【分類】 第7の術(ガッシュ)

【詳細】

ガッシュ第7の術。

石板魔物編を通して得たガッシュの経験から生み出された呪文。
ジケルドとは別の形の電撃を纏った球体を発射し、ヒットした部位に電撃のエネルギーを蓄積。

その後ザケルザケルガを使うことで着弾時そのエネルギーを倍加させる。

全呪文を通しても攻撃の威力を強化する術は珍しく、ビクトリームチャーグルという自身の最大呪文を放つために必要なエネルギー充填呪文を有するくらい。

「初級の上ランク程度の術」とされる覚醒強化前のザケルガの威力をザグルゼム1発でギガノ級に引き上げるほどの強化を行う他、複数の箇所にエネルギーを蓄積させることで呪文の軌道を変えた上で威力を強化させる「連鎖強化」、バオウ・ザケルガを分裂させた上で強化する「分散強化」といった特性を見せる。
さらにはラシルドの耐久性を強化し、破壊されたラシルドに使うことで破損箇所を修復しつつより上位ランクの呪文を防げるようになる…という多機能にも程がある便利な呪文。

この術を習得した時点のガッシュはメインウェポンがザケルザケルガしかなく、威力もあまり高くなかったことからファウード編においては重要なポジションで使い倒された。

しかしながら清麿が一時的に心肺停止状態に陥った際に生じたガッシュの変化に伴い、幾つもの新呪文の発現と既存呪文が大幅にパワーアップするとザグルゼムを唱えることによるワンテンポ遅れは致命的になりかねない程戦闘が高速化し始め、ファウード編終了後は使用頻度が激減した(ゼオン戦でも「ザグルゼムで盾を強くしている暇があるのか!?」と言われたりしている)。

それでもクリア完全体との決戦では全方位消滅波に対しラシルドとザグルゼム数発を利用して強度を向上させて防御を試みるなど、その特性を活かそうとした場面はあった。

ガッシュ2においては他の魔物の術同様に敵勢力に奪われているため使用不可能な状態。
単体ではほとんど意味をなさない術であるため、ガッシュの他の呪文と共に登場するとも考えられるが、現状ザケルとザケルガしか攻撃呪文のないガッシュは火力不足、戦力不足が読者からも指摘されており、この術を取り戻すことが切望されていたりもしている。

しかしウィビラル・ザケルの特性がPage.30である程度解明され、ザグルゼムとはまた違う形での悪用が可能な術であることを判明され、第二のザグルゼム枠での活躍が期待されている。

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最終更新:2025年04月22日 18:47