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使い方(F) - (2008/05/06 (火) 01:40:30) の編集履歴(バックアップ)





動作環境

  • Windows 2000またはXP以降(Vistaやx64版は未確認)
  • 動作クロック周波数が1GHz以上のCPU
  • 512MB以上のメモリ


使い方

  1. うpろだからfreetype.dllをDLする(※)
  2. XPの場合: freetype.dllをgdi++.dllと同じフォルダにコピー
    2kの場合: freetype.dllをPATHの通ったフォルダ(system32とか)にコピー
  3. gdi++.exeに対象exeをドロップして起動

※06/11/27 0:00現在
 gdi0299にFreeType 2.2.1のDLLが置いてある。
 このページの下の方にもあります。


その他

  • mfdel.exeを使ってManifestを削除すると、XPでも2kと同じ動作にできる。
 もちろんgdi++.dllを上書きする度にmfdel.exeを使う必要がある。

  • gdippInfo.exeを使うと質問用のテンプレを生成できる。
 ただしFreeTypeの情報は自分で埋める。(特にCVSとか)

  • VC6又はDDKを使ってCVSのFreeTypeを簡単にビルドできるセットがgdi0231にある。
 VC8以降を使う場合はgdi0236の.makをコピーする。

  • さらに、バッチファイルを実行するだけで全自動でビルドできるセットもある。
 ビルドに必要なcvsやpatchが予め入っているのでVC持ってるならお勧め。
 VC6用: gdi0258.zip (オリジナル)
 VC2003用: gdi0265.zip
 VC2005EE用: gdi0295.zip
※これは「やり方分かってるけど面倒な人向け」の物なので、BATの中身を見て
 何をやるか理解した上で実行すること。

  • 十分なCPU、1GB超のメモリを積んでいるPC向け豪速化設定の例(自己責任)
※gdi++.dllがメモリを食い潰すのでManager使うならこんな設定にはしない事。
 UseMapping=1
 CacheMaxFaces=16
 CacheMaxSizes=16
 CacheMaxBytes=16777216


オプション一覧

INIの例。FreeTypeの設定は[General]に書いても動作する。

[General]
HookChildProcesses=1
[FreeType]
HintingMode=2
AntiAliasMode=2
ForceChangeFont=
TextTuning=0
TextTuningR=0
TextTuningG=0
TextTuningB=0
NormalWeight=0
BoldWeight=0
ItalicSlant=0
EnableKerning=0
MaxHeight=0
LoadOnDemand=0
UseMapping=0
UseManager=0
#LcdFilter=0
#Shadow=1,1,4
CacheMaxFaces=0
CacheMaxSizes=0
CacheMaxBytes=0
[Individual]
メイリオ=0
MS Pゴシック=,0,,
Arial=,,,,,1
[Exclude]
Marlett
Tahoma
[ExcludeModule]
fontview.exe

  • HookChildProcesses
 子プロセスにも自動でgdi++を適用

  • HintingMode
 ヒンティングの設定。
 0だとバイトコードインタプリタを使用します
  (フォントに含まれるヒンティングそのもの)。
 1だとヒンティングをしません。
 2はFreeTypeのオートヒンティングを使用します。
※FreeTypeライブラリのバイトコードインタプリタがOFFになっている場合は
 0と2が同等になります。
※一部のフォントではバイトコードインタプリタによるヒンティングを行わないと
 字形が崩れます(例:DF平成ゴシック)。

  • AntiAliasMode
 -1でアンチエイリアスを無効化。
 0なら普通のアンチエイリアス(256階調)をかけます。
 1はLightモードです。FreeTypeのReferenceによるとMac OS Xっぽい描画に
 なるらしい。
 2、3は液晶用。並びが違います。
※1を指定したときはHintingModeは2(オートヒンティング)にしてください。
 Lightモード(1)はノーマルモード(0)と比べて字形の変化が少なくなります。

  • ForceChangeFont
 強制的にそのフォントを使うようになる
 ダイアログが見づらくなるが一時的に特定のフォントで確認したい時に使用する

  • TextTuning、TextTuningR、TextTuningG、TextTuningB
 文字の締まりを良くするようなもの。
 -1を指定すると無効化できる。(注: 0でも有効になっている)
 0-12までの値を指定できます。
 TextTuningはAntiAliasModeが0か1の時に使用します。
 TextTuningR・TextTuningG・TextTuningBはAntiAliasModeが2か3の時に使用します。
※文字と背景の境界を調節し、背景側を文字側に侵食させる(背景を強く出す)ような
 形になっています。より大きな値を指定すると文字がより締まってみえますが
 アンチエイリアスの効果も落ちるので注意してください。

  • NormalWeight
 未対応。現時点で設定しても何も変わらない。

  • BoldWeight
 太字のウェイトを相対値で指定(-16~16)。マイナスにすると細くなる。

  • ItalicSlant
 斜体の傾斜を相対値で指定(-16~16)。

  • EnableKerning
 0だと文字詰めなし
 1だと文字詰めあり
※ONにするとIEとかでずれるので注意

  • MaxHeight
 FreeTypeで処理させる最大のフォントサイズ。(ピクセル単位)
 0で全てのサイズ。初期値は0。

  • Individual
 フォント別に個別設定する。
 書式: フォント=Hinting,AAMode,NormalWeight,BoldWeight,ItalicSlant,Kerning
 例のように省略可能。その場合は[FreeType]で設定した共通設定が使われる。

  • Exclude
 除外フォント。本家と違って上限は無し。

  • ExcludeModule
 除外モジュールリスト。本家と違って上限は無し。


以下はマニア向けオプションなので使用は自己責任で。
  • LoadOnDemand
 フォントを読み込むのをCreateFont系から要求時(TextOut系など)にする。
 FAQにあるManager使用時の問題が解決されるかもしれない。
※ハングアップする可能性があるので低スペックマシンでは絶対にONにしない事。

  • UseMapping
 フォント読み取りにMemory Mappingを使う。

  • UseManager
 Managerが使用可能になる。(標準では使用できない)

  • LcdFilter
 FT_Library_SetLcdFilterに渡すパラメータ。
 0:None、1:Default、2:Light、16:Legacy
※06/11/10以降のCVSビルドでのみ使用する事。

  • Shadow
 影をつける。
  書式: Shadow=x,y,t (x>0, y>0, t>0, パラメータ省略は不可)
 オフセット(x,y)に100/t (%)の透過率で描画

  • CacheMaxFaces、CacheMaxSizes、CacheMaxBytes
 FTC_Manager_Newに渡すパラメータ。詳細はFreeTypeのマニュアル参照
※パラメータチェックしてないので大きな値を設定すると暴走する可能性あり


FreeType DLL版

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