- そもそも現代4コマって何?→こんな感じのやつです。
- 現代4コマってどこから見ればいいの?→この記事の作品を見ておくと、雰囲気がつかめる&基礎知識が手に入るはずです。とはいえどこから見てもOK。
- 作品の意味がわからない。何かのパロディ?→この記事の作品のパロディの可能性があります。あるいはネットミームか教養(振れ幅!)。
それでなければ「4コマじゃねえだろ!」というツッコミ待ち。 - 知っておいたほうがいい知識はあるの?→この記事の作品、および界隈から発生した概念(通称「周辺概念」。現代4コマ界隈では、考え方の枠組みそのものを「概念」と呼んで創作する運動が盛んです。というより、数ある「概念」の一つが現代4コマ)。知識なしで見るのも大歓迎です。
それぞれの画像には元ツイートに飛ぶリンクが貼られています。
アイディア系
運命を思いついた瞬間(ベートーヴェンの4コマ)
2022/9/9、いととと作。ベートーヴェンによる交響曲第五番「運命」の冒頭(ジャジャジャジャーン)をコマの長さで表現したもの。
最初期において現代4コマの在り方を運命づけたアイコニックな作品。初の展覧会である「いとととの現代4コマ展」のポスターや、初の同人誌「現代4コマ超入門」の表紙にも使われた。
なお、現代4コマ関連のイベントについては、リンク先に詳しい。
「運命を思いついた瞬間」の名で親しまれているが、Xでは「ベートーヴェンの4コマ」と検索しないと出てこない。
なお、現代4コマ関連のイベントについては、リンク先に詳しい。
「運命を思いついた瞬間」の名で親しまれているが、Xでは「ベートーヴェンの4コマ」と検索しないと出てこない。
関連記事として、「○○を思いついた瞬間」がある。
心電図(幸せな人生だった)
2023/11/11、なむさん作。コマの隙間を変形させることで、心電図の形と失われゆく命を表現。第1回朝までそれ4コマ(お題に合わせた4コマを投稿するイベント)において、「『し』で始まる恐怖を感じる4コマ」として投稿され、正解作に選ばれる。ミニマルでありながら斬新な表現・わかりやすさ・ストーリー性・処女作とは思えないクオリティなどが話題を呼び、なむさんの名前を界隈に知らしめた。
『運命を思いついた瞬間』とは逆に、ポスト時タイトルの「心電図」が通称として広まっており、「幸せな人生だった」と呼ばれることは少ない。
『運命を思いついた瞬間』とは逆に、ポスト時タイトルの「心電図」が通称として広まっており、「幸せな人生だった」と呼ばれることは少ない。
詳細は「心電図」参照。
大当たり
2023/12/30、なむさん作。第3回朝までそれ4コマ(お題は「『お』で始まるおめでたい4コマ」)の正解作に選ばれた作品。コマを変形させることで4コマ性を保ちつつ福引の形に落とし込み、なおかつ上から下への視線誘導も行われている。
3分経った
2024/3/31、いととと作。カップ焼きそばを作る過程の表現である。湯切り口を開ける前の状態を3つ並べることで、「待つこと」「3分であること」が視覚的に表現されている。一見すると正体が明らかでないものを上から3つ眺め、4つ目でカップ焼きそばと気づいたとき、鑑賞者は3分とその後の鮮やかな喜びを追体験することだろう。
ᏌHƆᑎ⅁
2024/5/6、きのじ作。(以下微グロ注意)一見すると同じ少女が並んでいるだけだが、「グチャ」が正しい向きになるよう上下を反転させることで、少女が落ちていく様子を表したものだとわかる。
上下の転換というギミックの新規性、およびコマを建物と地面に見立てるアイデアが高く評価された。なむさんの『心電図』同様、処女作であったことも現代4コマ界隈に衝撃をもたらした。
上下の転換というギミックの新規性、およびコマを建物と地面に見立てるアイデアが高く評価された。なむさんの『心電図』同様、処女作であったことも現代4コマ界隈に衝撃をもたらした。
【概念系】
純粋4コマ主義
2023/3/23、いととと提唱。手を加えていないコマ枠のみを「純粋4コマ」と呼ぶ運動である。これにより、現代4コマ界隈では、何も手を加えていないコマ枠が「純粋4コマ」と呼ばれるようになった。ある意味で最もミーム化している素材である(純粋4コマをモチーフにしたアート作品や、何かの一部を純粋4コマに変えた作品などが山のように存在するため)。詳細は「純粋4コマ主義」参照。
いとととは純粋4コマ主義だけの同人誌を出したこともあるが、一方で「どの作品を見てもほぼ一緒なのですぐに飽きます。」と発言したこともあり、主義に対してどこまで本気かは不明。彼の得意とする「理屈をつけて芸術にすることを楽しむ活動」の一環と思われる。現代4コマを見るうえでこの姿勢は非常に大切であり、初心者諸兄においてはまずこれを身に着けて楽しんでいただきたい。
4コマ子
2023/12/31、人生作。現代4コマを体現したキャラクターとして誕生し、界隈を魅了した。現代4コマ公式アカウントにもしばしば登場しており、YouTubeチャンネルでは現代4コマの解説もしている。動画は人生によるものだが、それ以前にんぷとらが4コマ子現代4コマ解説を出したこともある。
イラストに慣れない人でも描きやすいよう、基本図形を中心に構成されたデザインだったが、後日萌え増量版が投稿された。また、人生による公式イラスト記事が存在する。
詳細は「4コマ子」参照。
コマ人間
2024/2/29、視力作。何もかも(4コマなのかどうかさえ)謎の存在であるが、現代4コマとして投稿されたのだから我々は黙って受け入れるしかない。解釈(現代4コマとみなすかどうか含め)は貴殿にゆだねられている。
詳細は「コマ人間」参照。
添え4
(画像の作品名は『雲 添え4』)
ぷらりねによる概念。現代4コマでは主体として、従来の4コマでは時間経過を表すための枠として機能する4コマを、背景の飾りとして使ってしまおうという試みである。主にぷらりねによって数多くの作品が投稿された。
当初、ぷらりねは特別な概念名を用いず作品を発表しており、「添え4」という名称がいつから広まったかは不明。2023/5/27、いとととが初期作品『富士山』を「添え4コマ」と呼称したのがきっかけと思われる。
ぷらりねによる概念。現代4コマでは主体として、従来の4コマでは時間経過を表すための枠として機能する4コマを、背景の飾りとして使ってしまおうという試みである。主にぷらりねによって数多くの作品が投稿された。
当初、ぷらりねは特別な概念名を用いず作品を発表しており、「添え4」という名称がいつから広まったかは不明。2023/5/27、いとととが初期作品『富士山』を「添え4コマ」と呼称したのがきっかけと思われる。
詳細は「添え4」参照。
コマ4表現
(画像の作品名はなし)
2023/5/22、視力提唱。コマを4つ並べるのとは反対に(反対か?)、4でコマを表現する活動である。
2023/5/22、視力提唱。コマを4つ並べるのとは反対に(反対か?)、4でコマを表現する活動である。
詳細は「コマ4表現」参照。
白紙ズム
2023/7/23、桜桃提唱。何も描かれていない画像にタイトルをつけ、作品と言い張るみなす活動。
朝までそれ4コマアカウントにおいて、白紙ズム限定の朝4が行われたことがある。
また、2025年2月には、現四通信(現代4コマを中心に据えたフリーペーパー)で白紙ズム特集が組まれた。
「黒紙ズム」もある。
朝までそれ4コマアカウントにおいて、白紙ズム限定の朝4が行われたことがある。
また、2025年2月には、現四通信(現代4コマを中心に据えたフリーペーパー)で白紙ズム特集が組まれた。
「黒紙ズム」もある。
【フリーダム系】
セグウェイ
2023/10/26、視力作。同じイラストを4つ重ねて動きを表現した斬新さ、これを4コマとするのかどうか、なぜ地面まで動いているのかなどの観点から、界隈を揺るがした作品である。この作品により、4つ重ねて並べることで動きの表現と4コマ性を一度にクリアする手法が一般的なものとなった(詳細は「ウェイ系」参照)。
現代4コマ周辺流行語大賞2023を獲得している。
詳細は「セグウェイ」参照。
移動忠敬(測量中の4コマ)
2024/8/10、いととと作。日本地図を作ったことで有名な伊能忠敬が移動していることで、ダジャレ測量を表現した作品。セグウェイの手法を取り入れつつも、いとととが擦った数々の変奏を行ったことにより、確固たる地位を確立した。
特にチキンラーメンを測量しているバージョンが有名。
ざっくりした伊能忠敬
2023/7/30、城ぶどう作。前述の『移動忠敬』より前に存在していた、伊能忠敬をモチーフとした作品である。もしも伊能忠敬がざっくりしていた場合、測量が甘くなり、日本は4コマになっていただろうという観点で作られている。
2025年11月現在、伊能忠敬本人(停止中の状態)がミーム化する動きはないが、伊能忠敬の記事はある(『移動忠敬』『ざっくりした伊能忠敬』はない)。
サーモンおいしい
2023/12/5、トウソクジン作。投稿時はそれほど注目されなかったものの、現代4コマオールスター展開催時、トウソクジンが熱弁をふるったことにより展示とキャンバスアート化が決定。サーモンとは思えないサーモンピンク、4つ並べただけの作り、謎の傾き、なぜか筆記体で書かれたタイトル、キャンバスアート化にあたって再制作されたものが文字位置の微妙な偏りまで忠実に再現されていること、博識で落ち着いたイメージのあるトウソクジン本人がなぜかプッシュしていることなど、数々のツッコミどころにより一躍有名になった。
『サーモンおいしい』と同じ手法で作られた作品が複数存在し、「筆記体シリーズ」と呼ばれている。詳しくはリンク先の記事を参照。
また、『サーモンおいしい』について解説を試みた記事も存在する。上記の記事以降の筆記体シリーズについても詳しい。
また、『サーモンおいしい』について解説を試みた記事も存在する。上記の記事以降の筆記体シリーズについても詳しい。
トウソクジン曰く、「サーモンおいしかろ?」
ブルーレットおくだけ
2024/3/16、ぷらりね作。4コマになぜかブルーレットがおかれており、ぷらりね一流の謎アトモスフィアを生み出している。
発表後に評論noteが3つ書かれたのち、雀100を中心に派生作品が大量に発表されたことでミーム化。現代4コマには、作品に自分なりの解釈や批評をつけ、多くの場合高尚なものに仕立て上げる「評論」という楽しみ方があるのだが、3つも評論がつくのは異例。一時は「コマがなくてもブルーレットがあれば4コマ」という極論にまで発展した。経緯はリンク先の記事を参照。
派生作品はこちら。
現代4コマ周辺流行語大賞2024を獲得している。
派生作品はこちら。
現代4コマ周辺流行語大賞2024を獲得している。
詳細は「ブルーレットおくだけ」参照。
見てここ、4コマ
2023/11/17、いととと作。
レオナルド・ダ・ヴィンチの絵画『洗礼者聖ヨハネ』を、そのまま現代4コマとして再提示した一作。+の形があればそれは4コマなのではないかという斬新な、かつしょうもない指摘・原作に手を加えない手抜き加減レディメイドの技法・不敵な笑みなどによって界隈を騒がせた。また、これにより、+の形があるだけで4コマとみなす技法が確立された(4コマ子の耳などにその手法が見られる)。
詳細は「見てここ、4コマ」参照。
レオナルド・ダ・ヴィンチの絵画『洗礼者聖ヨハネ』を、そのまま現代4コマとして再提示した一作。+の形があればそれは4コマなのではないかという斬新な
詳細は「見てここ、4コマ」参照。
四国地方
2024/1/12、視力作。四国地方を4分割した作品。アフリカの国境も顔負けの大胆な分割によって、見る者の脳裏に巨大なクエスチョンマークを浮かばせること必至である。本来の県境とは明らかに違う位置で線を引くことで、その4コマ性と作品の持つオーラを際立たせていると見ることも可能(作者の意図は不明)。四国地方は4つの県から成るので4コマだという主張に関しては間違っていないとされる。
ヨングラス
2024/5/5、桜桃作。サングラスの「サン」をもじった作品である。現代4コマには珍しい立体作品で、実際にかけられるアイウェアとして制作されたことが高く評価された。『MJの4コマ』(みうらじゅんのサングラスのグラスが4つに増えた画像)で素地が整っていたことも広まった要因の可能性がある(ただし、桜桃はこれ以前にヨングラスのアイデアを思いついていたとのこと)。
桜桃はその後も制作を続け、合計で4つ所有。手作りだけあってもろく、現代4コマオールスター展に展示された際壊れてしまう・いとととが所有していたものが壊れるなど、複数の損壊エピソードがある。また、人生が動画企画で一から制作したことがある。
桜桃はその後も制作を続け、合計で4つ所有。手作りだけあってもろく、現代4コマオールスター展に展示された際壊れてしまう・いとととが所有していたものが壊れるなど、複数の損壊エピソードがある。また、人生が動画企画で一から制作したことがある。
製麺機からうにょん
2024/4/1、んぷとら(トランプ)作。製麺機から押し出された麺を描いた作品である。んぷとらによる度重なる言及や、複数のnote記事(んぷとら・トウソクジン)でメタファーとして使われたことなどにより、「うにょん」という言葉と形の醸し出す独特のインパクトが現代4コマファンの脳内に刻み込まれた。
本人による解説が現四通信に載ったことがある。
本人による解説が現四通信に載ったことがある。
ヨンコマガール
2024/8/23、アラヤマ作。現代4コマをモチーフとしたボカロ楽曲である。数々の現代4コマをモチーフとした歌詞と動画に、現代4コマ界隈は大いに沸いた。数値としての4も盛り込まれており、間奏・サビが14秒、BPMも144である。この記事にはない名作も数多く引用されているため、興味があれば元ネタ予想記事などを参考に鑑賞の入り口とすることをおすすめする。
詳細は「ヨンコマガール」参照。
ダブルにんじんオチ
2025/2/14、ぷらりね作。他の追随を許さない唐突さと意味不明さから、現代4コマ界隈の話題を席巻した。この作品に対する明確な説明は未だ見つかっていない。貴殿が感じたことが全てである。
「いととと視力の現代4コマアワー」および現四通信noteで特集されたことがある。
「いととと視力の現代4コマアワー」および現四通信noteで特集されたことがある。
添付ファイル
- 3分経った.png
- 4コマ子 塗り絵.jpg
- 4コマ子 萌え増量版.jpg
- 4コマ子 萌え増量版.png
- 4コマ子.jpg
- ᏌHƆᑎ⅁.jpg
- ざっくりした伊能忠敬.png
- コマ4表現 1.jpg
- コマ4表現.jpg
- コマ人間.jpg
- サーモンおいしい.jpg
- セグウェイ.jpg
- ダブルにんじんオチ.jpg
- チキンラーメンを測量する伊能忠敬の4コマ.jpg
- ブルーレットおくだけ.jpg
- ヨングラス.jpg
- 四国地方.jpg
- 国歌斉唱.png
- 大当たり.png
- 影.png
- 心電図.png
- 移動忠敬.jpg
- 純粋4コマ主義.png
- 製麺機からうにょん.png
- 見てここ、4コマ.jpg
- 運命を思いついた瞬間.jpg
- 雲 添え4.jpg
- 馬鹿には見えない4コマ 白紙ズム.jpg























