「無視するに決まってんだろうがあ――――――!!!」
【人物】
かつては
スレイマンのもとで「ウルージ」という名を
襲名していた。
襲名元は、兄弟で海賊をしていたトルコ人。人呼んで「バルバロッサ(赤髭)」。
妹が作った術式である「
百合花」を
織田・信長より与えられた
癒使で強化して戦う。
これにより呼ばれる力を全身に宿し、それぞれの部位に百合の紋章を発光させることで驚異的な身体能力を有する。
奔獣を着込んだ
アデーレ・バルフェットの防御を抜き、
蜻蛉切を半壊状態にするなど単身でありながら非常に高い戦闘力の持ち主。
実力主義であり、種族を問わない
五大頂において、高い地位と襲名を行っているということはそれだけ彼が実力者であることを示している。
しかし、猪突猛進気質なところがあり、突っ込んだのはいいが目標である
武蔵ではなく
六護式仏蘭西の
"狩猟館"だったため引き返したり、
戦場では部下を置いて前線に一人で突撃したりと暴走気味。
そのフォローはたいてい、五大頂の相方である
前田・利家が行っている。
六護式仏蘭西と武蔵の戦いの最中に突然現れ、理由は不明だが
葵・トーリに用があると言い彼を狙う。
役職持ちでないアデーレが二度も相対してきたことにそれなりの評価をしている。
敗者の道を歩むことになる
滝川・一益の運命に憤慨するも、利家らにたしなめられ矛を収めた。
その後は待機状態であったが、8巻上から始まった夏休みにて
福島・正則を鍛えることとなったのだが、
福島がとある事情で腑抜けいたために山ごもりを命じて自身も山ごもりに入る。
そんな成政は周囲に存在を見て見なかったフリをして貰いつつ、本能寺の変に参戦。
武蔵性の足止めを担うが梅組の総合力で負けてしまう。この戦いで
メアリとは術式的に相性が悪いと
明らかになった。
本能寺の変や
山崎の戦い後、停滞していた武蔵勢が出発しようとするところを自身の決着を付けるために
武蔵側に荷担。
末森城の戦いの
歴史再現を起こし、武蔵側を留めに来た利家と対決する。
殴り合いvsある意味での怪獣超決戦の中、成政はこれ以上使えば癒使の加護を失ってしまうことを悟る。
それでも自分自身に決着を付けるため、戦いを強硬。
かつて歴史再現において処刑された妹、百合花の術式をくれた小百合のことを思い浮かべつつ全力を出すに出す。
成政の妹、小百合は体が弱く、術式や加護を生存のために必須としていたが、
時が経つにつれ、かけていても命がつきていく(延命がきかなくなっていった)ため、歴史再現として兄の役に立つために処刑の道を選んだ。
成政自身、そのことは把握していたが気持ち的には許せず、スレイマンの処を出る。
その際に小百合が作った百合花を貰ったことが回想によって明らかになった。
そして成政自身、死にそうになる中、とどめを指されそうになるところ
不破・光治が割って入り、
彼女からある意味の逆プロポーズを受けながら回復系術式をかけるにかけまくった。
最終更新:2018年06月20日 11:50