気が向いたので私atsushiが今更ながら小野祭りライブのレポをお送り致します。
12:00 会場入り。俺とFはdaisukeの車に便乗。今回急遽ドラムをやってもらった上に車まで出させてしまった我等をお許し下さい・・・。その後shinya様、そして今回キーボードを担当するtaketoと合流。まだ会場に他バンドの姿はあまりなく、とりあえずリハの時間まで楽屋でダラダラ。
13:00 リハの時間が近づいたので外へ出るとなぜか別のバンドがリハをやっている。心の広い我々は曲順や機材、セーラー服の素晴らしさなどを再確認。
13:30 やっと前のバンドのリハが終わる。水を得た魚のようにセッティングに取りかかるが、そこへ非情にも雨が・・・。我々はどうやら魚ではなかったらしい。一旦機材をテントへ運び、雨の止むのを待つ。
14:00 やっと雨も止み、何とかリハ開始。と思ったら俺が機材トラブル(と見せかけて実はただの勘違いだった)でリハの時間を容赦なく削る・・・。メンバーの皆々様、大変ご迷惑をおかけしました。結局1.5曲ぐらいでリハ終了。
15:00 昼食を求めて会場裏の屋台へ行くと謎のオッサンが出現。我々を自分の屋台へ誘導し、そして放った言葉は
「さあ、何食べる?」
悪徳商法顔負けの強引さと開き直り、そして何よりも有無を言わせぬオッサンの笑顔。仕方なくある者はおでん、またある者はおでん、その他の者はおでんを注文。その後食べているときにもオッサンは現れ
「どや、うまいか?」
有無を言わせぬオッサンの笑顔にまたしても屈する我々。いや、うまかったけどね。
15:30 本番まで楽屋でダラダラ。文字起こしなど到底不可能なトークを繰り広げる。まあこのメンバーにしてこのトークありってとこですかね。
17:00 そうこうしているうちに予定より早く出番が回ってくる。肝心のライブはというと・・・とりあえずベースはボロボロでした。一曲目ReadySteadyGoは音作りが全然で二曲目HONEYは音絞りすぎ、続く花葬、いばらの涙では比較的持ち直した感もありつつラストShout at the Devilで死亡。これはあくまでベースについてのことですが。まあ自分の実力を見つめ直すいい機会になったと思います。
18:00 まあとりあえずライブも終わり打ち上げ~ってことで2Fのビアガーデンへ。しかしかき氷が氷とシロップに分けて売られているのを見てすっかり興ざめし、飯を求めてさまよう。もちろん足はdaisukeの車。いや本当にお世話になりました。
12:00 会場入り。俺とFはdaisukeの車に便乗。今回急遽ドラムをやってもらった上に車まで出させてしまった我等をお許し下さい・・・。その後shinya様、そして今回キーボードを担当するtaketoと合流。まだ会場に他バンドの姿はあまりなく、とりあえずリハの時間まで楽屋でダラダラ。
13:00 リハの時間が近づいたので外へ出るとなぜか別のバンドがリハをやっている。心の広い我々は曲順や機材、セーラー服の素晴らしさなどを再確認。
13:30 やっと前のバンドのリハが終わる。水を得た魚のようにセッティングに取りかかるが、そこへ非情にも雨が・・・。我々はどうやら魚ではなかったらしい。一旦機材をテントへ運び、雨の止むのを待つ。
14:00 やっと雨も止み、何とかリハ開始。と思ったら俺が機材トラブル(と見せかけて実はただの勘違いだった)でリハの時間を容赦なく削る・・・。メンバーの皆々様、大変ご迷惑をおかけしました。結局1.5曲ぐらいでリハ終了。
15:00 昼食を求めて会場裏の屋台へ行くと謎のオッサンが出現。我々を自分の屋台へ誘導し、そして放った言葉は
「さあ、何食べる?」
悪徳商法顔負けの強引さと開き直り、そして何よりも有無を言わせぬオッサンの笑顔。仕方なくある者はおでん、またある者はおでん、その他の者はおでんを注文。その後食べているときにもオッサンは現れ
「どや、うまいか?」
有無を言わせぬオッサンの笑顔にまたしても屈する我々。いや、うまかったけどね。
15:30 本番まで楽屋でダラダラ。文字起こしなど到底不可能なトークを繰り広げる。まあこのメンバーにしてこのトークありってとこですかね。
17:00 そうこうしているうちに予定より早く出番が回ってくる。肝心のライブはというと・・・とりあえずベースはボロボロでした。一曲目ReadySteadyGoは音作りが全然で二曲目HONEYは音絞りすぎ、続く花葬、いばらの涙では比較的持ち直した感もありつつラストShout at the Devilで死亡。これはあくまでベースについてのことですが。まあ自分の実力を見つめ直すいい機会になったと思います。
18:00 まあとりあえずライブも終わり打ち上げ~ってことで2Fのビアガーデンへ。しかしかき氷が氷とシロップに分けて売られているのを見てすっかり興ざめし、飯を求めてさまよう。もちろん足はdaisukeの車。いや本当にお世話になりました。
written by atsushi
広報部の海原です。ライブレポ書きます。と言うよりほとんどが海原の行動日記ですが(笑)長いけれど最後までお付き合いください&エラそうに書いてごめんなさい。
3月26日
いよいよ今日がライブの日。今回は卒業ライブということもあり、これでしばらく彼らの演奏が聴けないので、ちょっと気合を入れて差し入れを手作りしてやろうと思い立つ。お菓子作りが趣味で、作るのには慣れているのですぐ出来るだろうと思い、余裕ぶっこいて昼から作り始める。が、意外と焼くのに時間がかかることが判明。3時前のJRに乗って行く予定が、ケーキが焼き上がらないので、時間を遅らせ小野駅まで送ってもらうことに。3時半頃海原家を出発し、車に乗り超特急で小野駅へ。ぎりぎり3:50発の電車に間に合う。
小野駅では誰にも会わず、電車に乗っても誰にも会わず、今回はやはり私の力不足か、申し訳ない…と思いつつ三木駅へ。待ち合わせをしていた友人、Mと合流。雑談に花が咲く。
そうこうしているうちに志染駅へ。ここでさらにもう一人、待ち合わせをしていた友人、Rと合流。4:30のお迎えまで少し時間があるので、百均で時間をつぶすことに。話題は春からの新生活。友人Rは「タッパーが欲しい」などと言いつつ生活用品を物色。私と友人Mは自宅通学のため、適当に商品を見回っていた。
4:30に近くなり、お迎えが来ているかも、と思った私は一足先に店を出る。するとそこには、黒い長袖Tシャツに、白地×ストライプの半袖シャツを重ね着し、しきりに駅の構内を覗いている青年の後姿。あれはもしや???と思いつつ、間違えた時の気まずさを考えて声をかけられずにいた。ひたすら無表情で彼に念を送り続け数秒後、爽やかに振り返ったその顔はやはりyoshinori。あのぺ・ヨンジュンもたじろぐ笑顔の持ち主、ヨン様ならぬヨシ様である。新しい眼鏡のフレームが顔で光り、よく見ると小脇にネタを抱えている。挨拶を交わした後、私の脳裏によぎった一つの疑問。「なぜ彼がここにいるのか?」ライブには出られないと聞いていたのに、なぜいるのだ?いるということは出るのか?淡い期待を胸に、その疑問を直接ぶつけてみたところ、ライブ会場の都合上(?)で出られないとのことらしい。yoshinoriのキーボードをもう一度見たかった私としては(彼は以前、音楽の授業で開かれたミニ演奏会のバンドで、キーボードorピアノを担当していた)、非常に残念な知らせであった。だが、それだけでは終わらせないこの男。キーボードこそ弾けなかったものの、彼はこの後、とても重大な役割を全うするのである。
雑談に花を咲かせながら、来るかも分からない観客を待つこと10分、凄腕マネージャーtomoyaと共に3人、現れる。
あ゛ぁ~、良かったぁ~。
広報部長としてはかなりの安堵感である。この時期、大学入学準備やら引越しやら、教習所通いやらで「忙しい!」と誘いをことごとく断られ、このお気楽ノーテンキ海原も気が滅入ってしまうほどであった。正直かなり嬉しかった。この3人が来たところでいざ会場へ。凄腕マネージャーtomoyaは友人Tを連れいずこかへ去っていく…お迎えヨシ様の背中について行くは女子5人。おなごが5人も揃うとなると、かしましいことかぎりなし。見た目は19歳、中身はいささかオバちゃんな5人を連れたyoshinoriの心境はいかがなものだっただろう?(笑)歩きながら騒いでいるうちに会場に着く。
私の中で「喫茶店」という種の場所は苦手分野に位置されている。気品のある建物の中で、気品のある椅子に座り、おちょぼ口でお茶を飲むなんざ堅ッ苦しいわ!!!と思っている私にとって、もちろん「ジャズ喫茶」たるものは初である。少しの不安を腹に抱えながら足を一歩踏み入れると、すぐそこにメンバーの姿が。真剣な眼差しでライブ準備を進める彼らにはどこか貫禄がある。特にF.ryohsuke。彼にとってこれは何回目のライブになるのだろうか。かなりの場数を踏んでいるのが見て取れる。憂鬱症候群、やはり只者ではない。
午後5時を過ぎた頃、やや薄暗い会場の中には私を含め約10人ほどの観客がいた。憂鬱症候群メンバーの知り合いの方やら、学校の友人やらが、ちらほら駆けつけたのだ。会場自体が小さめなので結構満員に近い。会場の雰囲気も、私の苦手とするような感じではなかった。「ジャズ」とつくだけあり、確かに異種のオーラを放つ感じではあったが、アットホームな雰囲気を漂わせるオーナー2人のおかげでやわらいでいる。服の色を抑え目にしておいて良かった。会場に原色使いはなかった。
そんなこんなで和んでいると、先ほどのyoshinoriが、マイクを持ち演説ダスキを斜めにかけて再登場。タスキに書かれた文字は
私が司会者です!!
そう、今宵の司会者は彼である。お迎えの時、小脇に抱えていたネタはこれだったのだ。百均で見つけた200円のヘリウムガスを大量に吸い込み、声が変わって…と思いきや全く声が変わらず(笑)ある意味期待通りの結果である。彼はここぞという時に絶対ハズさない、かなりいかした奴だ。
yoshinoriの司会の中、始まった卒業ライブ。まず前座、幸せ絶頂男、戸田の登場である。ジャケットを着て、かっちりと渋い服装の彼は薄黒いサングラスをかけ、ピアノにもたれかかりながらの弾き語り。こやつもなかなか決まっている。酒が入っていてもう絶好調だ。よく分からない洋楽から始まり、目の前に置いたチューハイを時々飲みながら、約40分を使って会場を温めてくれた。途中リクエストも聞いてくれ、私の好きなスピッツをお願いしたところ、空も飛べるはずとチェリーを歌ってくれた。王道ラインである。余談になりますが、スピッツ好きな私としては、スピッツはカップリングも良い曲がたくさんあるので、みなさんには幅広く聞いてほしいと思います。…とまあこれはさておき、彼はたくさんの曲をギターで弾いてくれた。そのうちの一つに19の「あの紙ヒコーキくもり空わって」があり、二番のサビあたりにきた頃、突然ギターを弾くのをやめ、耳に手を当てて、リズムをとりながら首を上下に振り出した。観客に「歌ってくれ!!!」と言いたげな感じである。が、誰も歌わない。「…なぬっ」 危機を感じた私はとっさに「♪ゆ~めを~♪」と歌うが、私もここまでが限界。もうすぐ19歳になるおなご(一応)は羽目をハズしにくい。すまぬ、許せ戸田くんッ!!!酒が入っていたのでそんなに気にはしていないと思うが。彼が弾いてくれた曲は、知っている曲と知らない曲が半々であった。店に一人だけいた一般客の、謎めいたおじさんのリクエストにも答えていたのがエラいと思った。このおじさんがまた、かなり深い味わいを持っている。青みがかったスキンヘッドにハンチングをかぶり、ベストの胸ポケットには体長20cmくらいのぬいぐるみが2つ3つ。携帯のストラップだと私は睨んでいる。タバコのようでタバコでない、何なのかよく分からないものを噛み、そして戸田氏が使用していたギターの調律をやってのけた。何とまあ不思議なお方である。音楽はまさにバリアフリーだ(ある意味)。
そんなこんなで、約40分間の戸田オンステージが終了し、yoshinori再び登場。
「いよいよ真打ちの登場、憂鬱症候群です!!!」
ここでようやく、メンバーの登場である。左からドラムmasaki、ベースatsushi、ヴォーカルshinya、そしてギターF.ryohsuke。2人欠けてしまったのが惜しい。shinyaのMCで幕を開け、ラルクの曲が続く。代表曲、HONEYやSTAYAWAYをはじめ、花葬、READYSTEADYGO、死の灰、HEVENSDRIVE。それに加えて森山直太郎のさくら、岩崎宏美のタッチが歌われた。さすがshinyaである。彼とは高校3年間とも同じクラスで、前々から上手なことは知っていたのだが、やはりいつ聞いても彼の歌声は素晴らしい。幅広い音域、ビブラート…、聞くたびに進化していると思う。とどまることを知らないとはまさにこのことだ。
3月26日
いよいよ今日がライブの日。今回は卒業ライブということもあり、これでしばらく彼らの演奏が聴けないので、ちょっと気合を入れて差し入れを手作りしてやろうと思い立つ。お菓子作りが趣味で、作るのには慣れているのですぐ出来るだろうと思い、余裕ぶっこいて昼から作り始める。が、意外と焼くのに時間がかかることが判明。3時前のJRに乗って行く予定が、ケーキが焼き上がらないので、時間を遅らせ小野駅まで送ってもらうことに。3時半頃海原家を出発し、車に乗り超特急で小野駅へ。ぎりぎり3:50発の電車に間に合う。
小野駅では誰にも会わず、電車に乗っても誰にも会わず、今回はやはり私の力不足か、申し訳ない…と思いつつ三木駅へ。待ち合わせをしていた友人、Mと合流。雑談に花が咲く。
そうこうしているうちに志染駅へ。ここでさらにもう一人、待ち合わせをしていた友人、Rと合流。4:30のお迎えまで少し時間があるので、百均で時間をつぶすことに。話題は春からの新生活。友人Rは「タッパーが欲しい」などと言いつつ生活用品を物色。私と友人Mは自宅通学のため、適当に商品を見回っていた。
4:30に近くなり、お迎えが来ているかも、と思った私は一足先に店を出る。するとそこには、黒い長袖Tシャツに、白地×ストライプの半袖シャツを重ね着し、しきりに駅の構内を覗いている青年の後姿。あれはもしや???と思いつつ、間違えた時の気まずさを考えて声をかけられずにいた。ひたすら無表情で彼に念を送り続け数秒後、爽やかに振り返ったその顔はやはりyoshinori。あのぺ・ヨンジュンもたじろぐ笑顔の持ち主、ヨン様ならぬヨシ様である。新しい眼鏡のフレームが顔で光り、よく見ると小脇にネタを抱えている。挨拶を交わした後、私の脳裏によぎった一つの疑問。「なぜ彼がここにいるのか?」ライブには出られないと聞いていたのに、なぜいるのだ?いるということは出るのか?淡い期待を胸に、その疑問を直接ぶつけてみたところ、ライブ会場の都合上(?)で出られないとのことらしい。yoshinoriのキーボードをもう一度見たかった私としては(彼は以前、音楽の授業で開かれたミニ演奏会のバンドで、キーボードorピアノを担当していた)、非常に残念な知らせであった。だが、それだけでは終わらせないこの男。キーボードこそ弾けなかったものの、彼はこの後、とても重大な役割を全うするのである。
雑談に花を咲かせながら、来るかも分からない観客を待つこと10分、凄腕マネージャーtomoyaと共に3人、現れる。
あ゛ぁ~、良かったぁ~。
広報部長としてはかなりの安堵感である。この時期、大学入学準備やら引越しやら、教習所通いやらで「忙しい!」と誘いをことごとく断られ、このお気楽ノーテンキ海原も気が滅入ってしまうほどであった。正直かなり嬉しかった。この3人が来たところでいざ会場へ。凄腕マネージャーtomoyaは友人Tを連れいずこかへ去っていく…お迎えヨシ様の背中について行くは女子5人。おなごが5人も揃うとなると、かしましいことかぎりなし。見た目は19歳、中身はいささかオバちゃんな5人を連れたyoshinoriの心境はいかがなものだっただろう?(笑)歩きながら騒いでいるうちに会場に着く。
私の中で「喫茶店」という種の場所は苦手分野に位置されている。気品のある建物の中で、気品のある椅子に座り、おちょぼ口でお茶を飲むなんざ堅ッ苦しいわ!!!と思っている私にとって、もちろん「ジャズ喫茶」たるものは初である。少しの不安を腹に抱えながら足を一歩踏み入れると、すぐそこにメンバーの姿が。真剣な眼差しでライブ準備を進める彼らにはどこか貫禄がある。特にF.ryohsuke。彼にとってこれは何回目のライブになるのだろうか。かなりの場数を踏んでいるのが見て取れる。憂鬱症候群、やはり只者ではない。
午後5時を過ぎた頃、やや薄暗い会場の中には私を含め約10人ほどの観客がいた。憂鬱症候群メンバーの知り合いの方やら、学校の友人やらが、ちらほら駆けつけたのだ。会場自体が小さめなので結構満員に近い。会場の雰囲気も、私の苦手とするような感じではなかった。「ジャズ」とつくだけあり、確かに異種のオーラを放つ感じではあったが、アットホームな雰囲気を漂わせるオーナー2人のおかげでやわらいでいる。服の色を抑え目にしておいて良かった。会場に原色使いはなかった。
そんなこんなで和んでいると、先ほどのyoshinoriが、マイクを持ち演説ダスキを斜めにかけて再登場。タスキに書かれた文字は
私が司会者です!!
そう、今宵の司会者は彼である。お迎えの時、小脇に抱えていたネタはこれだったのだ。百均で見つけた200円のヘリウムガスを大量に吸い込み、声が変わって…と思いきや全く声が変わらず(笑)ある意味期待通りの結果である。彼はここぞという時に絶対ハズさない、かなりいかした奴だ。
yoshinoriの司会の中、始まった卒業ライブ。まず前座、幸せ絶頂男、戸田の登場である。ジャケットを着て、かっちりと渋い服装の彼は薄黒いサングラスをかけ、ピアノにもたれかかりながらの弾き語り。こやつもなかなか決まっている。酒が入っていてもう絶好調だ。よく分からない洋楽から始まり、目の前に置いたチューハイを時々飲みながら、約40分を使って会場を温めてくれた。途中リクエストも聞いてくれ、私の好きなスピッツをお願いしたところ、空も飛べるはずとチェリーを歌ってくれた。王道ラインである。余談になりますが、スピッツ好きな私としては、スピッツはカップリングも良い曲がたくさんあるので、みなさんには幅広く聞いてほしいと思います。…とまあこれはさておき、彼はたくさんの曲をギターで弾いてくれた。そのうちの一つに19の「あの紙ヒコーキくもり空わって」があり、二番のサビあたりにきた頃、突然ギターを弾くのをやめ、耳に手を当てて、リズムをとりながら首を上下に振り出した。観客に「歌ってくれ!!!」と言いたげな感じである。が、誰も歌わない。「…なぬっ」 危機を感じた私はとっさに「♪ゆ~めを~♪」と歌うが、私もここまでが限界。もうすぐ19歳になるおなご(一応)は羽目をハズしにくい。すまぬ、許せ戸田くんッ!!!酒が入っていたのでそんなに気にはしていないと思うが。彼が弾いてくれた曲は、知っている曲と知らない曲が半々であった。店に一人だけいた一般客の、謎めいたおじさんのリクエストにも答えていたのがエラいと思った。このおじさんがまた、かなり深い味わいを持っている。青みがかったスキンヘッドにハンチングをかぶり、ベストの胸ポケットには体長20cmくらいのぬいぐるみが2つ3つ。携帯のストラップだと私は睨んでいる。タバコのようでタバコでない、何なのかよく分からないものを噛み、そして戸田氏が使用していたギターの調律をやってのけた。何とまあ不思議なお方である。音楽はまさにバリアフリーだ(ある意味)。
そんなこんなで、約40分間の戸田オンステージが終了し、yoshinori再び登場。
「いよいよ真打ちの登場、憂鬱症候群です!!!」
ここでようやく、メンバーの登場である。左からドラムmasaki、ベースatsushi、ヴォーカルshinya、そしてギターF.ryohsuke。2人欠けてしまったのが惜しい。shinyaのMCで幕を開け、ラルクの曲が続く。代表曲、HONEYやSTAYAWAYをはじめ、花葬、READYSTEADYGO、死の灰、HEVENSDRIVE。それに加えて森山直太郎のさくら、岩崎宏美のタッチが歌われた。さすがshinyaである。彼とは高校3年間とも同じクラスで、前々から上手なことは知っていたのだが、やはりいつ聞いても彼の歌声は素晴らしい。幅広い音域、ビブラート…、聞くたびに進化していると思う。とどまることを知らないとはまさにこのことだ。
2・3曲演奏された後、ドラムmasakiが引っ込んだかと思いきや、何やら手に持って帰ってきた。茶色の、プラスチック製かと思われるハットと、銀色の仮面。舞踏会で使われそうなこの品、その名も「インテリア仮面」。ライブに来てない方には想像しがたいと思うが、これが絶妙にmasakiとマッチし、観客はかなりウケた。写メールを撮る者続出である。私の携帯の中にも「インテリア仮面masaki」が潜んでいることは言うまでもない。目立ちにくいが無くては困る重要なパート、ドラムを巧みに操りながらウケもとる。これはmasakiにしかできないことである。全身全霊でドラムを叩く姿はまさにwonderful。期待に応える奴である。
曲の間奏で目立つのは北播の若きギター帝王、F.ryohsuke。彼のギターさばきは凄い。ただもう凄いとしか言いようがないのである。彼のはやびきは死ぬまでに一度は拝んでおきたい。今回、私と友人Mは携帯のムービーでライブの様子を撮影していたのだが、後で見てみると彼の手元だけなぜか動いていない。そう、速すぎてカメラが追いつけていないのだ。「スローハンド」、ここに顕在である。また、普段はおとなしい、悪く言えば年寄り染みた彼は、ギターを持つと人格が変わる。これもまた、見たことのない方には理解しがたいだろうが、ギターの神が彼に乗り移ったかのごとく弾きまくる弾きまくる。ここではあえてこれ以上言わないでおこう。百聞は一見に如かず、まずは彼のギターさばきを拝んでみなはれ。
そしてベースatsushi。彼の演奏は初めて見るが、素晴らしいルックスにベースがはまっている。心配されていた「口半開き症」も発症せず、ベースもなかなか上手い。F.ryohsukeのギターさばきが尋常でないので、影が薄れてしまうのでは?と思われていたが、そんな心配を吹き飛ばしてくれるatsushiの演奏。目を見張るものがあり、素晴らしかった。客席で「atsushiなかなかやるなぁ」と囁かれていたほどである。機会があるならぜひもう一度、見てみたいものだ。観客全員がそう思っていることだろう。
午後7時をまわり、辺りも暗くなった頃、F.ryohsukeによってライブは締めくくられた。2時間にわたる長めのライブだった。その後、F.ryohsukeや戸田氏が店のオーナーとセッションしたり、私が持って行っていたカメラで記念撮影をしたりしつつ、解散となった。熱気に包まれていた会場を出ると、外はかなり暗く、寒かった。私と友人Mは、yoshinoriに頼んで駅まで送ってもらい、7:30頃の電車に乗って帰路に。ピアノの上に置かれたままの差し入れが気にかかりつつも家に着く。毎回思うことだが、彼らのライブの熱はなかなか冷めてくれない。鼻血が出そうなほどである。次の日の滝野ライブフリーも見に行くから、今日は早く寝るとするか。
こうして海原の土曜日は幕を閉じた。いつも土曜日はECCに通っているのだが、キャンセルして本当に良かったとしみじみ思った。