プロフィール
名前 | ヘカテー神の骸 |
出自の神話 | ギリシャ神話 |
概要
夜と月、贖いと出産、冥府と魔術の地母神、ヘカテー神が眠る骸、全7層構造の大規模な骸、骸の外観としては周囲の空が新月の夜になっており、トリカブトの花が辺り一面に咲いた庭と、その中にある布と石で出来た占いの館のような神秘的な建物、昔から「魔女」と呼ばれるヘカテーの信仰者達がここに入り、修行を受けて魔術の腕を磨いていた。
内部環境
- 浅層・始まりの三叉路
暗闇の中、松明が道を照らす大きな三叉路の道がある場所、三叉路の道はそれぞれ地底の道、天上の道、陸海の道の三つ。地底の道はとても暗く、ケルベロスが守護する道、天上の道は階段状、明るく広いが上がり過ぎるとどこからともなく雷が降るだろう。陸海の道は進んでいくと段々水が床に来る。先に進めば進むほど水位は上がりやがて完全に水に沈む。次の層に行きたいのならば地底の道を進むといい。
- 第一層・贖罪の牢獄
石造りで出来た牢獄のような場所、青い松明の火だけが明かりとしてあるだけでとても暗い。足元にはお気を付けを。牢には罪を抱えながら何の反省もしなかった悪人を入れる常に暗く幽霊が罪人を襲ってくる新月牢、罪を抱えながら反省し、過去を悔やみ停滞する咎人を入れる咎人の罪が絶えず牢の壁に映される半月牢、罪を抱えながら反省し受け入れて前を向き、進み続ける罪人を入れる自分の人生が絶えず壁に映されている満月牢の三種類、ここには警備員としてブラックドッグ、エリニュス、ラミア、スキュラなどがいる。
- 第二層・業火の処刑場
絶えず炎が燃え上がる地獄のような場所、ここに来たということは貴方は咎人であり、魂に穢れが巣食っているということ、ここから出ることは死ぬまでできず、ただ罪の穢れを完全に浄化しきるまで一生ないだろう。ここにはランパス、エリニュスなどの神獣が生息している。
- 第三層・魔女の学び舎
青空と一昔前の古めな木製の校舎と広い庭が広がる学園のような場所、ここには数多くの外から来た女性がおり、ここで魔術を学んでいる。寮があるためここに泊まる学生も一定数いる。学問は薬術、医術、魔術、占星術、交霊術、神話、植物学、料理等がある。教師としてメーディア、番犬としてケルベロスがいる。魔女たちに手を出しさえしなければ安全な場所である。
- 第四層・月夜の天文台
満月だけが空に浮かぶ夜空と、それを観測する現代的な天文台がある場所、物静かで幻想的な月夜の世界が、この場所の象徴である。ここでは神獣としてブラックドッグがいる。
- 第五層・冥繋の墓場
新月が空に浮かぶ真っ暗で古びて寂れた墓場のような場所、ここには数多くの死んだ魂たちが集まり、ただ無意味に時間を潰している。ここに訪れた者達は死んだ大切な人ともう一度会えるという噂が探索者達の間で広まっている。あと、この場所では絶対に後ろを振り返っては行けない、もし振り返ってしまえば..........
- 第六層・祝福の産屋
三日月が空に浮かぶ夜空の中にどこまでも草原が広がり、木製の小屋が一つ、ぽつりと存在する場所、噂によるとここに妊娠した者が行くと、小屋に誘われ、眠りの中に落とされ、気づいた時には元気な赤ん坊が生まれているという。ここには神獣は何もいない。