◇◇◇◇
―――――――前川みくにゃ!高校一年、15歳にゃ!
前川みく、大阪出身。
15歳の高校一年生。
普通の少女だった彼女は、アイドルの世界へと飛び込んだ。
―――――――みくはいつでもお仕事ウェルカムにゃ!
始まりは穏やかなものだった。
テレビで見た輝かしい舞台を夢見て。
華やかな世界を夢見て。
舞踏会へと導かれるシンデレラになれると信じて。
夢を叶えるべく、彼女は無心で努力を積み重ねた。
黙々と繰り返されるレッスン。
人気アイドルの影でのお手伝い。
地道な裏方の仕事。
憧れてきた輝きには程遠い道筋を歩み続けた。
どれだけ些細な仕事であろうと、彼女は耐え続けた。
積み重ねの果てに、自分もアイドルとして輝けることを信じて。
そんな中、同じプロジェクトの新入り三人のデビューが決定した。
有名なアイドルのバックダンサーとしての大抜擢だったという。
それを聞いた時、正直に白状すれば嫉妬していた。
何で遅れてきたこの子たちが先に舞台の上に立つのだろうか。
偶々先輩の目に留まっただけじゃないのか。
苛立ちと焦りの混ざった感情が渦巻く中で、少女は三人の初舞台へと足を運んだ。
なんて、綺麗なんだろう。
彼女達の舞台を見て、率直にそう思った。
所詮は人気アイドルのバックダンサーに過ぎない。
それでも、キラキラしたステージの上で三人は輝いていた。
未だに到達出来ない舞踏会を目の当たりにし、ただただ圧倒されることしか出来なかった。
自分もいつか、あんな舞台の上に立てるのだろうか。
そんな淡い希望は、いつしか更なる焦燥へと変わり始めていた。
それでも彼女は忍耐し続けていた。
自分の晴れ舞台がいずれ訪れることを夢見て、必死に我慢し続けてきた。
―――――――あの三人みたいに、いつかすっごくかわいい衣装着て、すっごく綺麗になって、すっごくキラキラしたステージに立って…!
未来への期待を糧に、彼女は耐えてきた。
それなのに。
お城での舞踏会は一向に開かれず。
同期の二人のアイドルのCDデビューが先に決まり。
そして、あの三人の正式な晴れ舞台も決定して。
―――――――ねえ、プロデューサー。
―――――――みくは、いつデビューできるの?
胸の内に抱いた疑念は、彼女の時計の針を狂わせることになる。
遅れてきた新入りの三人にデビューで先を越され。
同期の二人にも遅れを取り。
プロデューサーに問いただしても、「企画検討中」の一言で流されるのみ。
いつになったらシンデレラになれるのだろうか。
いつになったら自分はお城へと辿り着けるのだろう。
このままずっと待ち続けていれば、いずれアイドルとして輝けるのだろうか。
いつまで、待ち続ければいい?
何故自分は、こんなことをしているのだろう。
こんなことをする為に、自分はこの世界に来たんじゃない。
疑念に囚われた彼女は己の夢を見失った。
自分が履くことの出来る硝子の靴など、存在しないのではないのか。
結局、自分は輝きの向こう側へ行くことは出来ないのではないか。
胸の内で膨れ上がる不安と焦燥が、彼女を導いたのだろう。
――――――みくだって、『アイドル』になりたい!
前川みくは、気付かなかった。
己が既に魔法に掛けられているということに。
己が灰被りの少女のままであると、思い込んでしまった。
ちっぽけな未来を求めてしまったが故に、少女は誘われる。
◇◇◇◇
前川みくはアイドルだった。
高い向上心。確固たる志。仕事への真摯な姿勢。
駆け出しのアイドルとして優秀な素質を備えていた。
同時に、どうしようもなく普通の少女でもあった。
焦燥と対抗心で不安に駆られ。
己の夢への疑念に怯え。
未知の世界への恐怖に苛まれ。
隣り合わせとなった『死』に多大なる恐怖を覚える。
彼女はシンデレラを夢見るアイドルであり、そして何処にでも居る15歳のあどけない少女だった。
願いの為に他者を騙し、蹴落とし、殺し、勝ち残る。
それが『聖杯戦争』。たった一つの奇跡を求めて争う――――――殺し合い。
暴力とは無縁の世界で生きてきた彼女にとって、余りにも酷な状況と言えるだろう。
だが、彼女はこの世界に誘われてしまった。
いつ手にしたのかも解らない陶器人形、シャブティによって導かれてしまった。
悪徳と退廃が支配する衆愚の街に、輝く夢を見続けた少女は迷い込んでしまったのだ。
「ひっ―――――」
アパートの一室にて、みくが怯えるように声を上げる。
壁に寄りかかるように尻餅を突いていた彼女の瞳に恐怖の色が浮かぶ。
自然と身体が震えていた。
頭の中が雁字搦めになって、酷く混乱していた。
何。何なの。何が起こってるの?
これって、夢じゃないの―――――――――?
現実と空想の区別が曖昧になりつつあった少女は、ようやく明確な認識を始める。
ゴッサムシティ。聖杯戦争。マスターとサーヴァント。右手の令呪。
そして、殺し合い。
悪い夢か何かだと思っていた。空想に過ぎないと思っていた。
また眠りに着けば、いつも通り女子寮での朝がやってくると思い込んでいた。
だが、そんな淡い希望は容易く砕け散った。
これは、現実だ。
夢なんかじゃない。
全て本当なんだ。
あの人形を媒体とした召還は滞りなく行われた。
みくの意思ではなく、それは突然始まったのだ。
そうして目の前に現れた『怪物』との出会いで、全てを確信した。
「問おう」
恐怖に戦く少女の視線の先に立つのは、一騎の従者(サーヴァント)。
2mを超す威圧的な巨躯。
焔の様な真紅の長髪。
獰猛な鉤爪、しなやかな尻尾。
機械を連想させる異形の容貌。
それは人間とは余りにも掛け離れた《怪物》。
あらゆる者に無慈悲な死を振りまく《兵器》。
その姿は少女の恐怖を煽るのには十分なものだった。
魔術も異能も知らぬ少女にとっての理解の範疇を越えた、言わば異形の怪物なのだから。
瞼に涙を貯め、恐怖で怯える少女を怪物は無言で見下し続ける。
「貴様が、私のマスターか――――――――――」
巨躯の怪物、アーチャーは目の前の少女(マスター)に問うた。
震え続けるみくは、ただ無言で頷くことしか出来なかった。
◇◇◇◇
あの出会いから幾許かの時が流れた。
学校の制服を身に纏ったみくは玄関の扉を閉める。
授業が終わり、足早に自宅へと下校したのだ。
「ただいま」
小さく呟いた帰宅の知らせに対する返答は帰ってこない。
このアパートの部屋でみくは一人暮らしをしていたのだから、当然と言えば当然だった。
自身を暖かく迎えてくれる両親はいない。
寮のように一緒に食事を取れる友達もいない。
普通の少女としての生活とも、アイドルとしての生活とも違う環境。
そんな日常が当たり前になっている。
脱いだ靴をきっちりと揃え、そそくさと自室へと入る。
勉強机、クローゼット、ベッド等が並ぶ質素な部屋。
机の上には申し分程度に猫の人形が飾られている。
本来のものとは違う内装ではあるが、みくの自室であることに変わりはない。
それなのに、落ち着くことが出来なかった。
みくは自室に対する安らぎを感じることが出来なかった。
この生活も、日常さえも、偽りであることを理解してしまっているのだから。
「…はぁ」
そのまま制服を脱ぐことも無く、彼女はその身をベッドに委ねた。
仰向けで天井をぼんやりと眺めて、みくは窶れた表情を浮かべる。
町中に溢れる英語の文字は何故か理解することが出来る。
この街がゴッサムシティであるということも始めから知っていた。
ゴッサムシティは治安の悪さで有名なことも認知していた。
浮浪者を遠目で見かけたことが何度もある。
恵まれた富豪が裕福な暮らしを謳歌する中で、貧しさに苦しむ者達は当たり前のように存在する。
新聞の一面は凶悪犯罪の記事ばかり。
穏やかな日常の裏は、悪徳と堕落で塗り固められている。
そして、ゴッサムシティは聖杯戦争―――――殺し合いという惨劇の舞台として存在する。
「何で、こんなことに…」
みくはこの街が気持ち悪くて仕方無かった。
ゴッサムシティという世界に対する嫌悪感しか覚えられなかった。
あのステージとは掛け離れた惨劇の舞台で。
憧れ続けた、キラキラした輝きは何処にもなくて。
日常すらも全て嘘でしかなくて。
怖い。嫌だ。帰りたい。みんなの下へ。
嘘で充満した偽りの世界から抜け出す為には、どうすればいいのか。
みんなを、殺さなくちゃいけない。
他の参加者を倒さなければならない。
「何で…………」
これは殺し合いなのだから、当然だ。
しかも生き残れるだけではなく、最後の一組になれば自らの願いも叶う。
そうすればアイドルとしての輝きを、今度こそ手に入れることが出来るのだろう。
そんなことは解っている。
だけど、怖くて仕方が無い。
ゴッサムという街そのものが、自分の為に人殺しをすることが、負ければ永遠に此処に閉じ込められるということが、下手をすれば命を落としてしまうという事実が。
何もかもが――――――恐怖でしかない。
「………いや、だよ…………死にたくない………殺したくない………!」
独り言のように、泣き言を漏らす。
それを言葉にした瞬間、瞳から静かに透明な雫が溢れ出た。
どうすればいいのか解らない。
帰りたい。生きたい。死にたくない。殺したくない。
胸の内で感情が渦巻く。
恐怖と不安に駆られ、咽び泣くことしか出来なかった。
「――――――まだ、怯えているのか」
唐突にみくの耳に入ったのは低く響く声。
びくりと怯えるように一瞬震え、身体を忙しなく起こす。
そのままみくは恐る恐る声が聞こえた方向へと顔を向けた。
「安心しろ。手を下すのは、私だ」
直後、みくの部屋に実体化して姿を現したのは――――異形の怪物。
マスターとなった前川みくの従者である《アーチャー》のサーヴァント。
彼女は泣き言を吐き出すマスターに対し、きっぱりとそう答えた。
「アー………チャー」
「私は人を殺す為に生み出された兵器だ」
みくは目の前に立つアーチャーを見上げる。
涙で目元は赤くなり、その表情もまた強張っている。
人ならざる者であるアーチャーへの恐怖感は抜け切っていない。
しかし、それでもみくはアーチャーを見据える。
己の従者が静かに紡ぎ出した言葉を聞き取り始めた。
「そういった役割を担うことには慣れている……そして今の私は、戦う為に在る。
マスター、貴様が迷い続ける必要は無い。ただ私に指示だけをすればいい」
淡々と紡がれるアーチャーの言葉。
自らが兵器であったからこそ、人を殺す役割に躊躇いを持たない。
故に彼女は、殺戮の指示を待つ。
「―――――――他のサーヴァントを、マスターを殺せと」
みくの背筋にゾクリと悪寒が走る。
ただ殺せと、指示をすればいい。
そうすれば自分は生きていられるし、願いだって叶えることが出来る。
兵器だからこそ、彼女はきっぱりと言い切れるのだろう。
しかし、みくは違う。
殺戮と闘争を繰り返したアーチャーとは違う。
両親の愛を受け、健やかに成長し、アイドルという輝かしい夢を見てきた普通の少女だ。
殺す、殺されるという世界など知る由も無い。
ましてや突然殺し合いに巻き込まれ、覚悟を問われた所で、何も出来ることはない。
「………みくは、死にたくない………皆の所に帰りたい…………
でも………殺すのも……いやだよ………それに、アーチャーだって…………っ!」
弱々しくか細い声で、みくは告げる。
アーチャーに指示をすれば、彼女が全てを担ってくれる。
だが、指示をした時点でそれはみくの意思となる。
そうなればみくが他者を殺したも同然となるだろう。
それに――――――例え自分が傷付かずとも、アーチャーは戦うことになる。
自分がのうのうと隠れている中、アーチャーだけが一人で傷付くことになる。
みくは心優しい少女だった。
だからこそ自らの為にアーチャーへと全てを押し付けることを躊躇っていた。
殺したくない。
アーチャーだけを傷付けさせたくない。
だけど、死にたくもない。
そんな曖昧で、優柔不断な想いが今のみくの答えだった。
「…………」
袋小路で彷徨う様に迷い続けるみくを、アーチャーは無言で見下ろす。
その瞳に浮かぶのは、予想通りと言わんばかりの諦めに似た感情。
そして、脆弱な少女に対する哀れみ。
涙を溢れさせるみくに対し、アーチャーは再び言葉を紡ぐ。
「私にも、譲れぬものがある。貴様と同じように、己の為に戦う意義がある。
故にこの戦いに勝たなくてはならない―――――――――絶対にだ」
ただ涙を流すのみのみくを真っ直ぐに見据え、アーチャーは言い切る。
己の願いの為に戦う覚悟を、はっきりと宣言した。
みくは涙で濡らした目線を再びアーチャーへと向ける。
その言葉を前に、その金色の瞳を前に、みくは何も言えなかった。
否、何か言おうとしてもそれが言葉にはならなかった。
「あの………その……………」
「貴様に戦う覚悟が出来ずとも……はっきり言って、私は構わない。
ただ私の意思で戦うだけだ。だが、貴様が私のマスターであるという事実に変わりはない。
幾ら現実から逃避しようと、貴様は既に盤上に立たされている……それだけは決して忘れるな」
アーチャーはみくに対し突き放すように、だが忠告するように言う。
マスターに指示を仰いだが、実際の所彼女の指示を聞くまでもなく戦うつもりだった。
アーチャーはただマスターの覚悟を、意思を試しただけ。
故に彼女の答えがどうであろうと戦うことに変わりはない。
そして、マスターから返ってきた答えは酷く曖昧なもの。
「…………うん……」
みくは静かに頷くも、自らの従者の言葉を受け入れ切れない様子で膝を抱きかかえる。
マスターのか細い返答を聞き入れ、アーチャーはゆっくりと背を向ける。
前川みくは現状に怯え続けている。
まず殺し合いに耐え切れる人間ではないだろう。
故に彼女への過度な期待はしない。
裏切るつもりは無い。利用するか処分するか、過去のアーチャーはそういった人間の利己的な算段に叛逆をしたのだから。
だが、信頼もしない。
余りにも無力な少女に対して、必要以上の要求をするつもりは無い。
ただ自分の為に生きてくれればいい。
そう思っていた。
――――――――みくは、死にたくない………皆の所に帰りたい…………
アーチャーの脳裏に、先程のみくの言葉が過る。
目の前で怯え続けるだけのマスター、前川みく。
彼女は自分とは違う。
奇跡に縋らずとも帰る場所がある。
死に怯え、戦いに怯えることが出来る。
それだけ彼女は戦場を、闘争を知らないということだ。
戦火の渦中を駆け抜けてきた自分と違い、日向の世界で暮らしていたのだろう。
穏やかな日常という、暖かな世界の下で生きていたのだろう。
それはかつての自分が数多く踏み躙ってきた、ささやかな平穏。
傲慢な願いを抱くことでしかそれらを得られない自分とは違う。
前川みくは、紛う事無き『日常』の人間だ。
「…………やはり貴様は、私とは違うな」
アーチャーの口から小さく言葉が漏れる。
みくは呆気に取られた様に、霊体化しつつあるアーチャーを見つめた。
その声色から感じ取れたのは、一抹の憧れのようなものだった。
◇◇◇◇
彼女は、兵器だった。
人間を殺す為に、人間の手によって人間を素体に生み出された。
彼女は己の存在意義を問いただした。
兵器として利用されるか、処分されるか。
ただそれだけの意義で誕生した彼女は、己の宿命に抗った。
全ての同胞を率い、自らを想像した人類への叛逆を決意した。
――――――人類完殺、それが絶対無二の使命
――――――私にとって、唯一つの『正義』だ
彼女は、人間の支配から逃れるべく戦った。
破壊神と畏れられる程に戦い続け、人類を抹殺し続けた。
兵器である彼女は、化物である彼女は。
人間を殺すことを、自らの生きる縁と定義した。
それこそが、己の『正義』であると信じた。
そう信じて生きてきた彼女は、死んだ。
最期の敵は、自身と同じ兵器として改造された男――――ソル・バッドガイだった。
彼は兵器の身でありながら人類に加担し、自らを滅ぼすべく戦いを挑んできた。
どれほどの時間を費やしたのかも解らない程に熾烈な死闘を繰り広げ。
最強最悪の兵器と称された彼女は、敗北した。
彼女が死に際に思い出したのはかつての記憶だった。
自らが人であった頃の、暖かな思い出だった。
親しい二人の同僚との穏やかな語らい。
科学者であった自分にとっての心安らぐ時間。
今際の時に、彼女はようやく過去を取り戻した。
自身を滅ぼした男、ソル・バッドガイは。
自身が人間であった頃に親しかった科学者―――――フレデリックであるということを、思い出したのだ。
―――――――ソル……また……語り合おう……三人で……な……
それが『人類最悪の敵』と称された彼女の死だった。
同時に兵器としての彼女もまた、あの瞬間に消滅した。
人としての記憶を取り戻した時点で、彼女は最早兵器ではなくなったのだから。
自らがまだ人だった頃の遠き思い出が鮮明に蘇る。
あの死の瞬間に思い出した、穏やかな日常。
『フレデリック』『――――――』。
彼ら二人と過ごした平穏な時間。
兵器としての死の間際に思い出した、掛け替えの無い日常。
余りにも傲慢な願いだと言うことは自覚している。
多くの人間を踏み躙ってきた自分には過ぎた祈りであるということは理解している。
だからこそ、奇跡に縋ることを選んだのだ。
たった少しでも構わない。
もう一度だけ、人としてあの時を取り戻したい。
あの時の様に、三人で語らいたい。
また、穏やかな時の中で――――――静かに語り合いたい。
『ああ。その為ならば―――――――』
もう一度だけ、《兵器》として蘇ろう。
全てを焼き付くし、灰燼へと葬る《怪物》になろう。
人としての些細な日常を再び手に入れる為に、彼女は殺戮の兵器へと戻る。
何とも滑稽で可笑しな話だった。
しかし、彼女はそれしか手段を知らなかった。
暴力と殺戮の世界に君臨した彼女は、戦う以外の手段を見つけられなかった。
故に彼女はサーヴァントとして召還に応じる。
ちっぽけな過去を望んだことで、彼女は誘われた。
彼女の名は
ジャスティス。
破壊神と畏れられた、人類史上最悪の叛逆者だった。
【クラス】
アーチャー
【真名】
ジャスティス@GUILTY GEAR
【属性】
混沌・中庸
【パラメータ】
筋力A 耐久A+ 敏捷B+ 魔力D 幸運C 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術・儀礼呪法などを以ってしても、傷つけるのは難しい。
単独行動:D
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
Dランクならばマスターを失っても半日程度現界可能。
【固有スキル】
破壊神:EX
兵器でありながら創造主たる人類に反旗を覆した存在。
自我を覚醒させた彼女は生物兵器『ギア』の存在意義を提唱し、聖戦を引き起こした。
アーチャーは個人としての意志を一切顧みられぬまま、人類の敵として未来永劫畏れられ続けることになる。
戦闘続行:A
ギアとしての脅威的な生命力。
瀕死の傷であっても戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り戦い続ける。
魔力放出:B
魔力によるジェット噴射。
背中に装備されたブースターから魔力を放出し、瞬間的に機動力を倍増させる。
魔力消費が高く、燃費は悪い。
【宝具】
『背徳の王(ギルティギア)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
人類が生み出した『背徳の兵器』。
生物にギア細胞を移植することで生み出される生態兵器『ギア』としての肉体そのもの。
生身の肉体と全身を覆う強化外骨格の両方を含めて『宝具』として扱われる。
アーチャーは全てのギアの頂点に立つ存在―――――完成型ギア壱号機である。
ギアの特性として、並の生物を凌駕する生命力と身体能力を備える。
更にアーチャーはブレード、炸裂弾、レーザービーム等、強化外骨格に数々の武装を備える。
『叛逆の王(ギルティギア)』
ランク:A 種別:対人類宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
人類が生み出した『全人類への叛逆者』。
人類を滅ぼす破壊神として恐れられた逸話の具現。
敵サーヴァントが『人間』であった場合、対象の全パラメータを強制的に1ランクダウンさせる。
更に対象が人間ならばマスター・サーヴァント問わず威圧によるバッドステータスを与え、あらゆる判定におけるファンブルの確率を上昇させる。
ただし出自を問わず『人外』のサーヴァントには一切効果を発揮しない。
『破滅の咆哮(ガンマレイ)』
ランク:D++ 種別:対城宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000
両肩に仕込まれた砲身より大火力の巨大光線を放つ。
特殊な効果こそ持たぬものの、純粋に凄まじい破壊力・射程距離を誇る。
単純明快、故に強力無比な必殺宝具。
ただし発動には膨大な魔力を必要とする。
【Weapon】
ギアとしての肉体。
強化外骨格に仕込まれた数々の武装(後述)。
『鉤爪』
鋭利な刃に似た爪。
ある程度の伸縮が可能であり、槍のような刺突武器として使える。
『ミカエルソード』
自らの腕を変形させた刀剣。
単純な白兵戦を行える他、中距離にも届く斬撃を放つことができる。
より多くの魔力を消費することで強力型の『ミカエルブレード』が生成可能。
『N.B.』
火球に似た炸裂弾を放つ。
物体に触れるかアーチャーの任意で起爆する。
それなりの威力を持ちながら魔力消費は然程高くなく、連続で放つことが可能。
『インペリアルレイ』
頭部から強力なレーザーを放つ。
高い威力と長射程を持ち、相手の防御に対しても有利な判定が得られる。
その分前述の武装と比較すると燃費は悪い。
【人物背景】
『あの男』によって創られた生物兵器「ギア」の完成型壱号機。
全てのギアを統率する能力と圧倒的な戦闘力を持つ最強最悪のギア。
人間の女性を素体に作られており、性別としては女性。
誕生して間もなく自我を確立させ、兵器でしかないギアの存在意義を提唱。
他のギアを率いて人類に反逆し、100年に渡る聖戦を引き起こした。
最終的にプロトタイプのギアであるソル・バッドガイと聖騎士団によって封印される。
その後配下であるテスタメントの手によって復活するも、ソルとの死闘の末に敗北。
過去の記憶を思い出し、ソルに「また三人で語り合おう」と言い残して死亡した。
「自分は人を殺すことだけを目的に人によって作られた兵器」と語っており、
人類を抹殺することを生きるよすがとしていたことを伺わせる。
人間だった頃はフレデリック(ソル)、『あの男』と親しい仲だった。
【サーヴァントとしての願い】
もう一度だけ、あの頃のように三人で語らいたい。
【方針】
聖杯を穫るべく戦う。マスターを護る。
マスターを裏切るつもりは無いが、期待もしない。
【マスター】
前川みく@アイドルマスター シンデレラガールズ(TVアニメ版)
【マスターとしての願い】
アイドルとして輝きたい?
【weapon】
なし
【能力・技能】
アイドルとしてのレッスンを行っている為、運動神経はいいかもしれない。
【人物背景】
346プロダクション主催の企画「シンデレラプロジェクト」の一員。
大阪出身の15歳。猫のような独特の口調で喋る新人アイドル。オーディションでアイドルになった模様。
努力家で明るい性格だが他者への対抗心が強く、内面では自身への劣等感を抱えている。
デビューにおいて他のアイドル達に遅れを取り、みくは次第に焦燥感を募らせていく。
そうしてみくはプロデューサーの真意に気付かぬまま、聖杯戦争へと召還される。
【方針】
どうしたらいいのか解らない。
死にたくないし殺したくもない。
アーチャーだけを傷付かせたくもない。
最終更新:2015年08月16日 20:58