衆愚の街、ゴッサムシティ。
この街は溝水に汚染されている。
企業や行政における賄賂や汚職が横行。
社会の裏側は犯罪組織が牛耳る。
激しい貧富の差が齎す社会的な格差。
正義には程遠い悪徳と退廃が社会を支配している。
聖杯は何故このような世界を会場としたのか。
犯罪の温床である悪徳の街で何故奇跡の願望器が齎されるのか。
マスターである彼はその理由を知らないし、そもそも興味も持たない。
何故ならば、彼もまた悪党であるから。
汚染された街に適応していたから。
男に与えられたNPCとしての役割はマフィアの構成員――――ギャング。
元の世界でもマフィアに所属していた彼にとって当然の役職と言えるだろう。
彼はこの街に溶け込み、犯罪に手を染めつつマスターとして活動しているのだ。
◆◆◆◆
「おぉ、もう来ていたのか博士」
時刻は既に深夜を迎えている。
誰一人寄り付かぬ廃工場の内部にて、ギャングである俺は彼に対し声を掛ける。
『博士』は腕を組み、壁に寄りかかりながら待機していた。
「ええ。此処にお呼び立てしたということは、例のモノに関するお話でしょうか」
既に待ち合わせに来ていた博士は、寄り掛かっていた身体をゆっくりと動かす。
彼は麻薬の取引における仕事仲間だ。
大きな病棟に勤務する精神科医でありながら悪事に手を染めている。
このゴッサム・シティというものはやはり悪徳の街だ。
医師でさえ平然と悪事に手を染めるのだから。
尤も、ギャングである自分が稼げるこの街の環境は嫌いではないが。
「ああ、例のヤクの取引に関する話さ。誰かに見られたら困るだろう?
特にあんたみたいな医者が一枚噛んでるなんて知られたら騒ぎになるだろうよ」
「いやはや、尤もです。ここなら安心して相談出来ますからね」
俺は博士に対し『嘘』を淡々と述べる。
普段からこのような人気の無い場所でヤクの取引に関する相談等を行っている。
だが、今回は違う。
今の俺は聖杯戦争のマスターとして動いている。
俺のサーヴァント―――――アサシンの偵察によって、博士も自身と同じマスターであることを見抜いたのだ。
アサシンは博士の右手の令呪を確認し、サーヴァントもまた一瞬ながら視認したという。
故に俺は博士を相談の場である廃工場へと呼んだ。
麻薬の取引に関する話し合いと見せかけ、彼を暗殺することを目論んだ。
博士のサーヴァントのクラスは確認出来ていない。
だが、わざわざサーヴァントに対処する必要は無いと考えた。
廃工場に潜ませているアサシンが博士の暗殺に成功すればいいのだから。
聖杯戦争は
ルール無用の殺し合いだ。
馬鹿正直にサーヴァントと交戦する必要など無い。
アサシンの敏捷性があれば一瞬で事が済む。
堅気である博士に対処することなど出来ないだろう。
「さて先生、以前あんたに言ったヤクの分け前のことなんだが―――――」
内心でほくそ笑みながら俺は嘘を並び立てる。
ビジネスの取引相手としては悪くなかった。
だが、所詮はその程度の仲だ。
この聖杯戦争で勝ち残る為ならば、容易く切り捨てられる。
「悪いな、予定が変わった。あんたに払える金は無いんだ」
そう、払う必要が無くなるからな。
あんたは此処で死ぬことになるんだから。
ま、悪くない稼ぎだったが、事情が変わったんでね。
『やれ、アサシ―――――――』
アサシンへの念話を飛ばそうとした瞬間のことだった。
俺の顔に突如ガスのようなモノが吹き掛けられたのだ。
「……は、あ?」
唖然とした時には、もう遅い。
胸の内から、脳髄から、内蔵から、濁流のように感情が溢れてくる。
「あ、ああ、あ、ああああ、ああ、あ、ああ、あ、あ、あ、あ」
呆然。不安。焦燥。動揺。恐怖。絶望。
どうしようもない感情の雪崩に腰を抜かしてしまう。
何だこれは。何だ、何だ、何だ何だなんだなんだなんだ!?
『『『『『―――――――――おい』』』』』
誰だ、こいつは。
目の前にいつの間にか覆面の怪物が。
怪物が俺に、語り掛けてきて、
「あ、ああ、う、あああああああああああああああああああああああああああ――――――――――!!!!!!!!!!」
語り掛け、かた、り、かた、かた、かたり、かたかたかたかたかたかたたたたたた、
ばけものが、ばけもの、が、が、――――――――――――
『『『『『君の言う通りだ。誰かに見られたら困るね』』』』』
―――――案山子(スケアクロウ)。
―――――案山子(スケアクロウ)。
―――――案山子(スケアクロウ)。
―――――案山子(スケアクロウ)。
―――――案山子(スケアクロウ)!
―――――案山子(スケアクロウ)!!
「ぎいいいああああああああああ!!!!!うわあああああああアアアアアアアアァァァァァァァァッ!!!!!!!!!!!」
『『『『『此処なら安心して君を始末できる』』』』』
◆◆◆◆
廃工場に恐慌の慟哭が響き渡る。
ギャングは完全に錯乱し、地面の上で狂った様にのたうち回っていた。
最早まともな思考能力を失っている。
恐怖に戦き、地面を這いつくばり、必死に叫び回るだけの狂人と化している。
そんな男を見下ろすのは覆面の怪人。
彼のサーヴァントによって暗殺される筈だった精神科医の真の姿だ。
「貴様アアァァァーーーーーーーッ!!!!!!」
直後、怪人の耳に怒声が入ってくる入る。
己のマスターの異変に気付いたアサシンは姿を晒し、怪人の前に立ちはだかったのだ。
アサシンはマスターを庇いつつ短刀を構え、瞬時に覆面の怪人へと接近。
そのまま彼の首を掻き切らんと迫った――――――
「ざぁんねん」
唐突に新手が割り込んできた。
アサシンの前に突如として立ちはだかったのは派手な装いの男。
ファーのコート。桃色に染められた奇抜な髪。肌から覗くタトゥー。残虐な意思を宿す瞳。
彼こそが覆面の怪人が召還したサーヴァント―――――『アーチャー』だ。
邪悪な笑みをその口元に浮かべ、アーチャーは指を打ち鳴らす。
瞬間、アサシンの肉体が勢い良く吹き飛ばされた。
「が、はァッ!!?」
吹き飛ばされ、壁へと叩き付けられたアサシンが血を吐き出す。
その右胸に生まれていたのは、まるで弾丸で貫かれたかのような貫通痕。
アーチャーが放った奇怪な攻撃によって作られた傷痕だった。
「まさか俺のマスターを上手いことハメられたとか思ってた?
ぜぇーんぶ丸聞こえだってことも気付かずにさぁ―――――ゲヒャハハハハハハッ」
アーチャーは不敵な笑みを浮かべ、壁に寄りかかるように倒れ込むアサシンへと歩み寄っていく。
勝ち誇った表情。勝者としての確信。他者をいたぶる愉悦。
ゆったりと歩を進める男から、そんな感情が読み取れた。
アサシンはきっとアーチャーを睨み、立ち上がろうとするも力が入らない。
―――――『聞こえていた』だと?
そんな馬鹿な。マスターとは念話で作戦の打ち合わせを行っていたのだ。
策を事前に聞かれていた等、有り得る筈が無い。
否。まさか、これが奴の―――――――――
「つかさぁ、お前クソ弱ェな?こんなんじゃ肩ならしにもなんねーよ。
俺様の気分を萎えさせんなよ、お前。解る?え?」
アサシンの顔面に叩き付けられる靴底。
目の前まで接近したアーチャーが彼の顔を右足で乱暴に踏み躙ったのだ。
血反吐と土の入り交じった味が口の中で混ざり合う。
直後に蹴りが叩き込まれ、鼻がへし折れる。
再び蹴りが叩き込まれ、片目がぐしゃりと押し潰される。
更に蹴りが叩き込まれ、咽ぶ様に血を吐き出す。
執拗な蹴りを繰り返しても、アーチャーは気が収まらぬ様子で瀕死のアサシンを見下ろす。
「おいマスターちゃん」
ペッと痰を吐き出したサーヴァントが己のマスターへと声を掛ける。
錯乱する男を見下ろしていた覆面の怪人が、アーチャーの方へと目を向けた。
「こいつ好きなだけブッ壊していいよなァ?」
「どうぞ、ご自由に」
覆面の怪人(マスター)から下された許可。
加虐的な笑みを浮かべるアーチャー。
そしてアサシンが顔を上げ、目の当たりにしたのは。
オレンジ色のオーラを纏う、アーチャーの無骨な指であり―――――――――
◆◆◆◆
「いやはや上出来だよ、アーチャー」
覆面を外した男がパンパンと手を叩く。
慇懃無礼な笑みを口元に浮かべ、己の従者を賞讃する様に述べた。
ジョナサン・クレイン――――――またの名を『スケアクロウ』。
それが悪徳精神科医の名であり、同時に覆面の怪人としての異名だった。
「だせェ呼び方で俺を呼ぶンじゃねえよ。名前覚えてるよな?」
「おっと…これは失礼したね、Mr.マルチネス」
静かに一礼をし、アーチャーへの呼称を訂正する。
ジェイク・マルチネス。アーチャーのサーヴァントとして呼ばれた男の真名である。
彼もまたスケアクロウと同じ。ヒーローと敵対する悪党(ヴィラン)。
あらゆる凶行を犯してきた最悪の犯罪者だ。
あのギャングの謀略は既に筒抜けだった。
廃工場に潜んでいたアーチャーの宝具によって全て見破られていたのだ。
宝具の名は『神に選ばれし者(ウロボロス)』。
アーチャーの存在する世界における超能力者『NEXT』としての技能が宝具へと昇華されたもの。
通常ならば一人一つしか持ち得ないNEXT能力を二つ備える特異体質の具現。
アーチャーは二つのNEXT能力の片割れである『他者の心を読む能力』によってギャングの思考を読んでいた。
そしてアーチャーからの念話でギャングの策を伝えられたクレインは幻覚ガスで先手を打ち、彼を逆に錯乱させたのだ。
対象の恐怖心を引き起こし、錯乱状態に陥れる幻覚ガスこそがスケアクロウの武器である。
「ともかく、君のような優秀なサーヴァントを引けて嬉しい限りだよ」
「そりゃどうも」
片耳を穿りながらぶっきらぼうにアーチャーは答える。
既にアサシンはこの世にいない。
アーチャーの執拗な攻撃によって抵抗も出来ずに消滅したのだ。
幻覚ガスの効果によって錯乱したまま地を這うギャングの頭部を、アーチャーが乱雑に掴む。
そのままギャングの身体がゆっくりと持ち上げられた。
男は必死に抵抗するも、ただの人間がサーヴァントに逆らえる筈もない。
ニヤリと笑みを浮かべたアーチャーは、そのまま右手の力を強め。
「お前からすりゃ俺はアタリ、当然だろ!何せ俺は進化した人類!
その中でも飛び切りの『神に選ばれた存在』なんだからなァ」
グシャリと果実の様に潰れる頭部。
男の脳髄と血液が足下の地面に撒き散らされる。
白い紙にぶちまけられたインクのような紅色だ。
一瞬の絶命――――――そして男の肉体より溢れる『魂』をアーチャーが取り込んだ。
魂喰い、サーヴァントによる魔力回復手段の一つ。
人間の魂を喰らい、自らの魔力の糧とする方法だ。
「だがな、お前にとって俺がアタリでも――――俺はお前を気に入っちゃいねえ。
この俺がわざわざ能力もねぇ下等な連中の狗に成り下がってる意味くれぇ解るよな?」
男の魂を喰らった後、アーチャーはスケアクロウに対してそう投げ掛ける。
聖杯戦争。
それはあらゆる願いを叶えるとされる奇跡の願望器を巡る闘争だ。
誰もが己の欲望を賭けて戦うのだろう。
スケアクロウは偶然シャブティを入手し、聖杯戦争に参加した身である。
最初こそ戸惑いや動揺はあったものの、事情を飲み込んだ彼は生還と願いの為に戦いに勝ち残ることを決意したのだ。
彼の望みは富と権力――――――そんな在り来たりで俗な願いだ。
けちな悪事で金を稼ぐ必要も無い。
好きなだけ資金を使い、好きなだけ人体実験を行える。
それを実現する富と権力こそがスケアクロウの望みだった。
尤も、あくまで最優先はこの会場からの生還だ。
聖杯によって本当に願いが叶うのならば使ってみたい、という程度の意思である。
それでも聖杯を求めていることには変わりはないが。
成り行きとはいえ、そういった形で自身も願いを抱えているのは事実だ。
アーチャーも聖杯で願いを叶える為に従者の身に窶しているのだとスケアクロウは改めて理解した。
「狗に成り下がってでも戦う理由がある、ということだろう?」
「まッ、そういう訳だ!だからマスターさんよ、先に言っておくぜ――――――――」
ジェイクの投げ掛けた言葉に対し、静かに答えるスケアクロウ。
不敵な笑みを浮かべていたジェイクの瞳が、ゆっくりと細められる。
「『使える“駒”を引けて満足』ってか。テメェも丸聞こえなんだよ」
「おや、失礼をしたね。申し訳ない」
――――――おっと、つい心中で無礼なことを呟いてしまったな。
こちらを睨みつけるジェイクに対し、スケアクロウは慇懃無礼に謝罪をした。
【クラス】
アーチャー
【真名】
ジェイク・マルチネス@TIGER & BUNNY
【属性】
混沌・悪
【パラメーター】
筋力D 耐久E 敏捷D+ 魔力C 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:E
魔術への耐性。
無効化はせず、ダメージ数値を多少軽減する程度の対魔力。
単独行動:C
マスター不在・魔力供給なしでも長時間現界していられる能力。
マスターを失っても一日は現界可能。
【保有スキル】
見切り:B-
攻撃を見切る技能。
宝具『神に選ばれし者』発動時、防御判定・回避判定の成功率がアップする。
回避判定時には敏捷値に有利な補正も掛かる。
ただしアーチャーにとって想定外の攻撃に対しては機能しない。
精神汚染:C
同ランク以下の精神干渉をシャットアウトする。
数々の犯罪を犯した凶悪犯としての精神がスキルへと昇華されたもの。
正体秘匿:D++
サーヴァントとしての素性を秘匿するスキル。
アーチャーの宝具の全データを他者から認識出来なくする
更にアーチャーの真名から宝具を割り出すことが不可能になる。
その為彼の宝具を暴く為には直接の交戦か会場内での情報収集が必要不可欠となる。
凶悪犯『ジェイク・マルチネス』の能力に関する一切の情報が公的資料に残されていなかった逸話の具現。
【宝具】
『神に選ばれし者(ウロボロス)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
進化した人類『NEXT』としての能力。
特異な能力を備えるNEXTの中でも更に異質な存在。
通常ならば一人に一つが原則であるNEXT能力をアーチャーは二つ備えている。
NEXT能力の詳細は以下の通り。
レンジ:1~50 最大捕捉:1~2
球状のバリアを展開する能力。
物理攻撃・魔術攻撃などのあらゆる攻撃判定に対する鉄壁の防御として機能する。
更にバリアをビーム状に変え、指を打ち鳴らすことで高威力の飛び道具として放つことも可能。
ジェイク・マルチネスがアーチャーとして現界した所以。
レンジ:1~20 最大捕捉:1~?(レンジ内にいる全対象)
他者の心を読む能力。
レンジ内に存在する者の思考や念話を無条件に聞き取ることが出来る。
読心の対象はアーチャーが任意に指定可能。
ただし複数の人間の心を同時に読めば相応の魔力負担が掛かる。
『破壊の狂宴(オンエア・ジャック)』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:1
公共の放送を乗っ取り、享楽目的で自身とヒーローの一騎打ちを開催した逸話の具現。
自身を中心とした一定範囲内に空間隔離の結界を展開し、強制的に一対一の状況を作り出す。
結界に引きずり込む対象はレンジ内にいるサーヴァントから任意で指定可能。マスターを引きずり込むことは出来ない。
固有結界のような異空間を作り出す訳ではなく、あくまで外界とは地続きの隔離空間を展開するのみ。
その為外界からは結界内を通常の空間と同じように認識できるが、内部への干渉は不可能。
ただし空間を断絶・突破する能力を持つ者ならば結界への侵入・結界内からの離脱が可能。
発動に必要な魔力は多いが、結界維持のための魔力消費は非常に軽い。
また結界を解除しない限りアーチャーも離脱が出来なくなる為、使い所は難しい。
【Weapon】
宝具『神に選ばれし者』
【人物背景】
犯罪組織『ウロボロス』の一員。
元傭兵のNEXT(作中に登場する能力者の呼称)であり、通常ならば一人一つしか持たないNEXT能力を二つ備える。
残虐非道かつ気まぐれなヴィランであり、自らが支配するNEXTの国を作り上げることを目的とする。
【サーヴァントとしての願い】
NEXTによる世界の支配。
【方針】
聖杯戦争を楽しみつつ勝ち残る。
下等な無能力者に従うのは気に喰わないが、自身のマスターなので一応報いてやるつもりはある。
とはいえ場合によっては切り捨てることも視野に入れる。
【基本戦術】
戦闘においては宝具『神に選ばれし者』を駆使した立ち回りが前提。
鉄壁のバリアと読心能力、見切りスキルによって防御に関しては滅法強い。
更に高威力かつ連射が可能なバリア射出能力を備えており、攻撃面も悪くない。
欠点として挙げられるのは、宝具への依存性が高くそれらを攻略されれば必然的に脆くなる点。
アーチャー本人の能力は低く、宝具無しでは貧弱の一言。
また読心能力に関しても一度に心を読む人数に比例して魔力消費が増加する為、集団戦も苦手。
それを補うのが強制的に一騎打ちへと持ち込む宝具『破壊の狂宴』である。
ただし発動による魔力消費が大きく、結界を解除しない限りマスターが無防備となる為使いどころは難しい。
【マスター】
スケアクロウ(ジョナサン・クレイン)@
バットマン ビギンズ
【マスターとしての願い】
絶対的な富と権力の獲得。
【weapon】
『幻覚ガス』
恐怖を誘発させる幻覚剤を含んだガス。
腕に仕込んだガス噴射装置を用いて噴射する。
『カカシのマスク』
ヴィラン「スケアクロウ」としてのトレードマーク。
幻覚ガスから自身を防護するガスマスクとしての役割も持つ。
【能力・技能】
精神科医としての知識。また幻覚剤の製造にも精通している。
幻覚ガスを武器に使用するが、本人の身体能力はそれほど高くない。
【人物背景】
アーカム精神病院に勤務する精神科医、ジョナサン・クレイン。
その裏の顔はマフィアと結託して悪事に手を染めるヴィラン「スケアクロウ」である。
犯罪者を精神異常と診断し、人体実験の材料としてアーカム精神病院に入院させていた。
恐怖心を誘発させる幻覚剤を含んだガスを秘密裏に製造しており、自身も武器として使用する。
【方針】
聖杯を穫るべく勝ち残る。
自身の立場やコネは最大限利用し、あらゆる手を尽くす。
魔術師など戦闘力を持つマスターは可能な限り警戒。
アーチャーの働きには期待しているが、あくまで駒程度にしか考えていない。
【令呪】
右手の甲に発現。
形状は案山子を模した十字に貫かれるウロボロス(尾を噛む蛇)。
消費はウロボロスの尾(一画目)→ウロボロスの胴体(二画目)→十字(三画目)。
最終更新:2015年05月20日 18:31