【マスター】
オズワルド・コブルポット@バットマン・リターンズ
【マスターとしての願い】
復讐
【weapon】
『蝙蝠傘』
武器はギミックを仕込んだ傘。
劇中ではマシンガンを仕込んだ物と、相手に催眠術をかける物、先端に刃を仕込んだ物が登場。
また、死の直前に
バットマンを攻撃しようと手にしたのは、自身の選択ミスにより、何の機能もないただの傘だった。
【能力・技能】
特殊な技能は持たない。
作中では指令電波を出して無数のペンギンを操っていた。
【人物背景】
名家コブルポット家の長男として誕生。
だが、その凶暴さと奇妙な外見から、呪われた者かの様にとられる。
生まれてから数日後のクリスマスに、実の両親によって揺り篭ごと下水道に流された。
閉鎖された動物園で、置き去りにされたペンギン達に育てられ成長。
その後、奇形サーカスに入団するなどして仲間を増やしていき、地下の下水道を通じて犯罪を繰り返していく。
自分のアイデンティティを求めて、自らが率いるサーカス・ギャングを使った自作自演を行う。
赤ん坊を救ったヒーローとして地上に出て、ゴッサム・シティの市役所であらゆる戸籍記録を調べ上げる、自分の出自と本名を突き止める。
さらに名士マックス・シュレックの陰謀を嗅ぎ付けて彼と共謀、市長選に打って出る。
だが、他人から愛されたことのない事で、人の心を理解しきる事が出来ず、性格は悲しいまでに捻じ曲がっている。
自らの発言が元でバットマンに失脚させられる。
自分を簡単に見捨てたシュレック、愛され育つ全ての子供、バットマンに対する復讐を誓う。
戸籍記録を調べた際にリストアップしていた、自分とは正反対の両親と愛情に恵まれた長男を一人残らず部下に命じて誘拐させる。
シュレックに対しても彼の長男を拉致しようとする。
だが、シュレックの説得と彼に対する憎しみから双方を折衷する形でシュレックの長男は見逃し、シュレック本人を拉致した。
さらにロケット弾で武装したペンギン達を使ってバットマンを殺そうとする。
しかし、ペンギン達のコントロールを奪われた挙句逆に自分がロケット弾攻撃を受け、誘拐した各家庭の長男達も救出される。
自身も重傷を負う等全ては失敗に終わる。
最期は「氷水でもいいから…」と、喉の渇きを訴えたペンギンの最後の言葉を聞き届けたペンギン達に見取られ、池の中に静かに沈んで逝った。
その最期は、愛された事の無かった者ゆえの、何処かしら悲しく哀れなものであった。
【方針】
祝われなかったクリスマスに、イエスの遺した聖杯をぶちまける。
最終更新:2015年06月21日 03:34