424 名前:真(チェンジ!)ガンダム兄弟・世界最後の日 1/5 :2009/03/21(土) 04:08:22 ID:???
キャプテン「マスター、大変だ!ティヘンだ!Tトロワだ!」
アムロ「キャプテンが言語バグを!?」
キャプテン「いいから来てくれ!!」


○居酒屋ざくれろ
結晶鳳凰「テンチョー玉子酒……」
スペドラ「鼻水止まらん……」
D.O.M.E.「おやおや、季節はずれの風邪をひいてしまったみたいだね。イデ君も沈黙したままだし」

アムロ「これは……」
キャプテン「緊急事態だ」
アムロ「いや、いいんじゃないのか?
     あの迷惑神達がダウンしてくれるなら世の中平和だろう」
ハロ「ふふふ、甘いね未来のボク」
アムロ「うわ!……その声、リボンズか」
キャプテン(同じ声なのに判断できるのか?)
アムロ「というか、なんでハロの姿に」
ハロ「ここは人外居酒屋だからね」
アムロ「(イノベーターって人外とか言ってなかったか?)まあいいや、で、俺の何が甘いんだ」
ハロ「神様sが風邪をひいたということは、彼らが守っている因果律も又、平衡を失うということさ」
アムロ「……なんか嫌な予感しかしない」
 > メビウスの輪から~♪ 引き寄せられて~♪
キャプテン「マスター、電話が鳴っている」
アムロ「シャアか!」
シャア『アムロ、今ドコにいる!?お前もνで出撃しろ』
アムロ「νガンダムで?νを出すなんてどんな事態だ」
キャプテン(しょっちゅう二人でケンカするのに持ち出しているような……)
シャア『何を言ってるんだ、尋常じゃない事態だぞ!!』
アムロ「ええい、要領を得ないな!シャア!」
シャア『何故だか知らんが色々大発生しているのだ!弟君達もそれぞれのガンダムで出撃している!』


死霊武者「グワーラ」
ワラワラワラワラ
スライムアッザム「ボトボト」
ワラワラワラワラ


マイ「町中、死霊武者とスライムアッザムの群で埋め尽くされていますよ」
シュウト「頑張れー、ガンイーグル!ガンダイバーズ!」

シャア「ちい……いけ、ファンネル!!」
キラ「やめてよね、僕の引き籠もり生活が台無しじゃない、ドラグーン!!」
ガロード「無理しなくてもいいんだぜ、ティファ……」
ティファ「いえ、私も力を貸します……Gビット!!」
ドモン「敵が無数にいるならば、俺もまた無数になればいいだけのこと!!分身・ゴットシャドー!!」


ジュドー「おお、やっぱファンネル系の武器は便利だなー」
コウ「最後の違う、最後の違うから!!」
シロー「いいか、火力が高すぎる武器は使うな!街ごと破壊したら目も当てられない」
カミーユ「(一番キレて散撒きそうななの、シロー兄さんだよな)……あ、トリモチ切れた」
刹那「目標を駆逐する!」
ウッソ(刹那兄さんのナイフ投げ正確だなぁ)
バーニィ「一つずつ摘んでゴミ袋に入れるか、掃討用のマシンガンで粉砕していくしかないのか……」
アル「バーニィ、危ない!!」
バーニィ「え?」
グシャ

425 名前:真(チェンジ!)ガンダム兄弟・世界最後の日 2/5 :2009/03/21(土) 04:11:24 ID:???
シャア「ぬおぉ!我が社から宣戦の塔が生えてきたぞ!戻るのかアレは!?保険が下りるのだろうな!?」
シン「ネオジオン社だけじゃない、アチコチの建物や地面から生えてきている!」
シーブック(誰かバーニィさんの心配をしてあげてくれ……)
ギンガナム「こうなったら小生の月光蝶で……」
ヒイロ「それは奥の手だ」
オルバ「兄さん、僕たちは別のスレに避難しようか」
シャギア「それが賢明だな、オルバよ」
ロラン「手伝わないと今後一切食卓に入れませんからね」
シャギア「ふ……ここで活躍して我々を認めなかった者共に力を見せつけるのだ、オルバよ」
オルバ「流石だよ兄さん。僕たちの美学だね」
アムロ「ロラン!」
ロラン「アムロ兄さん!よかった、これで少しは楽になります……」
アムロ「ロランは居酒屋ざくれろにいってあのダメ神様sの看病をするんだ!」


三日後


ジュドー「よう……兄貴、今日は何匹狩った?」
ガロード「100から先は数えてねぇ……」
アル「宣戦の塔も放っておくとドコまでも伸びていくよ」
刹那「ガン…ダム……」
コウ「誰かー、刹那が倒れたーー」
キラ「交代でやってるけど、こうなるともう耐久レースだよね」
シン「マユ…マユ……」
セレーネ「コッチも駄目ね。シンも休みなさい」
オルバ「この位、地下室に比べたらどうってことないね、兄さん」
シャギア「そうだな、オルバ。ではそろそろ私達も街に戻ろうか、カミーユ=ビダン、ヒイロ=ユイ」
ヒイロ「任務了解」
カミーユ「変態兄弟が頼もしく見えるなんて……世界の終わりかも知れない……」
マイ「パイロットもですけどMSも限界ですね。小さいとはいえ、群がって傷を付けられると動けなくなるMSも多いです
   シロー兄さんのEz8やシーブックのF91ももう動かせませんよ」


シャア「アポリー、ロベルト、ここはいい、ギュネイ達のフォローに回ってくれ
     ギュネイはよくやってくれているが、まだ若い……むっ、そこだ!!」
アムロ「シャアめ、こういう時は頼りになる奴だ……フィンファンネル、頼むぞ!!」
ドモン「流派東方不敗……十二王方牌大車併!!」
キャプテン「キャプテンパーンチ!!」
ハロ長官「うーん、シロー君の兄弟はこういう時に頼りになるねぇ……ハロチョップ!!」
カロッゾ「フハハハハ、恐かろう!!」
風雲再起「ヒヒーーーン」


ウッソ「今の内に宣戦の塔を切り落とします!ビームサーベル、束ねるよ!」
ギンガナム「ええい、焼け石に水なのであーる」
劾『こちらサーペントテールの叢雲劾だ。宣戦の塔はやはりネオジオン社に張ったモノが一番広がっている
  本社ビルを破壊すれば少しは時間が稼げると思われる』
シャア「仕方あるまい、ビルはまた建てればいい」
カミーユ「大尉が頼もしく見えるなんて……世界の終わりかも知れない……」
シャア「心外だな、カミーユくん!」
ヒイロ「確認する、ネオジオン社社員の避難は完了しているな?
     ツインバスターライフル、発射!!」
ドッカーーーン!!
パーラ「あああーーー私の家がーーーー!!」
シュウト「ヒイロ兄さんが誤射するなんて、やっぱり疲れが……」
ヒイロ「く……疲れた身体にリリーナの差し入れはやはり無理があったか……任務失敗、自爆する」
ボーーン!
マフティー「どーせならネオジオン社ビル倒してから自爆しろよ!」

426 名前:真(チェンジ!)ガンダム兄弟・世界最後の日 3/5 :2009/03/21(土) 04:13:45 ID:???
ユウ(プリペンター01が逝ったか。耐久戦闘を経験済みの貴重な戦力だったのだが)
リョウ「おりゃもう限界だ、寝る!」
レイヤー「その前にエーカー警視正をなんとかしてくれ。サテリコンが破壊された事で絶叫している」
サンダース「隊長、ボールで出撃なんて無茶です!」
シロー「余っているMSはこれしかないんだ!」
ミケル「ボールはMSじゃなくてMAですよ!」
カレン「だいたい大気圏内でボールをどうやって動かすんだい!」
シロー「そんなものは勇気で補ってやる!」
エレドア「ホントに飛んじゃったし!?」

シロー「うおおおお!!いくら大きくたって、内側に入れば!!」
アムロ「ネオジオン社に飛び込むボール!?シローか!」
シャア「いかん、また塔が成長した」
シロー「下方向に反応!?まずい、回避を……間に合わない!」
ジャキン!
キンケドゥ「怪盗キンケドゥ参上!」
シロー「キンケドゥ!」
ザビーネ「アマダ刑事、まずは予告状無しに登場したことを謝ろう」
トビア「そして宣言します」
キンケドゥ「俺達はこの街の危機を盗み去っていく!」
シロー「逮捕だ!……と言いたいが、今はお前達と協力するしかないようだ」


トレーズ「では我が友ミリアルド、君はMDを認めるのか」
ミリアルド「MDでも使わなければ対処しきれない」
トレーズ「確かにこの状況、エレガントとは言い難いな。しかし、MDを認めればそれは人の……ウンヌンカンヌン」
ミリアルド(トレーズの事を殴りたいと思ったのはこれが初めてだ)
クルーゼ「フハハハハ、これこそ人の業、人は滅ぶべくしてなぁ!!」
シュバルツ「いや、原因は神様なのだが……」
シロッコ「これでは人に品性を求めるなど絶望的だ!」
ランスロー「私が見た未来はこんなものではなかった!」
クロノクル「タイヤで潰しても潰してもモンスターが溢れてくる……」
テクス「いいから疲れた人間は後方で休め」

アムロ「ハヤト、アウドムラをネオジオン社にぶつけるんだ!」
ブライト「ラーカイラムでネオジオン社を押すんだよ!!」
マフティー「マフティー・ナビーユ・エリンがネオジオン社を粛清する」
シャア「確かに本社ビルを壊してもいいと言ったが、この際だからやってしまおうという気持ちが透けて見えるような気が……」
ハマーン「ネオジオン社にはアクシズをぶつける!」
シャア「地球に核の冬がくるぞ!」
コマンビー「マスター!死霊武者とスライムアッザムが!!」
アムロ「消えていく……神様sの風邪が治ったのか」
Pガーベラ「宣戦の塔も停止したようだな」
ガトー「ネオジオン社よ、私は帰ってきた!宣戦の塔を潰す為に!!」
シャア「アナベル、もう終わっ……」
ガトー「アトミックバズーカ、発射」
シャア「やめろーーーー」
ジュッ
キャプテン「シャア=アズナブルのミンチを確認」
コマンビー「マスター……」
アムロ「まあ、取り敢えずこの騒動は終わったな」
マイ「と言いたいですが、ちょっと不味いですね」
セレーネ「14行ほど上でハマーンが言ったように、アクシズが落下中よ
      なんか宣戦の塔がアクシズにも生えちゃって制御が効かないみたいね」
アムロ「なんだって!? くそっ」
シュウト「アムロ兄さん、どうするつもり!?」
アムロ「たかが石ころ一つ、νガンダムで押し返してやる」
アル「無理だよ、νだってボロボロじゃない。他のみんなのMSだって連日の稼働で限界だし(一番の原因はガトーさんの核だけど)」
アムロ「しかし……」
シャア「手はあるぞ、アムロ」

427 名前:真(チェンジ!)ガンダム兄弟・世界最後の日 4/5 :2009/03/21(土) 04:18:23 ID:???
セレーネ「アタシのスターゲイザーちゃんのヴォワチュール・リュミエールを貸してあげたんだから、ちゃんとアクシズ落としてよね、兄さん」
シロー「兄さん、俺のEz8の頭部センサーは良好かい?」
マイ「各兄弟のガンダムの無事な部分を合わせたガンダムです。合体には私も協力しましたから安心してください」
ドモン「俺のゴッドの拳を兄さんに託すぞ」
コウ「急造だけど、GP03のテールバインダーが姿勢制御に役立つ筈だよ」
カミーユ「そのシールドはシロッコだってミンチにしたんだ。アムロ兄さんならやれるよ」
シーブック「右肩のF91の放熱板、上手く作動するといいけど」
キラ「OSは僕が調整したよ。アムロ兄さんに合わせてあるから」
シン「えっと……左肩の俺のデスティニーにはブーメラン付いてるから、何かの時に使ってくれよ」
刹那「アムロ兄さんは真のガンダムだ。エクシアの魂であるGNソードも兄さんになら任せられる」
ヒイロ「ゼロの羽はガンダリウムで出来ている。大気圏の熱の中でも行動できることは実証している」
ガロード「サテライトキャノンでアクシズをぶっ壊すのはいいけど、チャンスは1回だからさ。まあアムロ兄さんなら失敗しないって信じちゃうぜ」
ジュドー「そのΖΖの足、ちゃんと返してよね……なんてケチくさいことは今回だけは無しにするぜ。頑張れよアムロ兄」
ウッソ「そうですよ、そのツギハギだらけのガンダムが壊れても、最後に僕のコアファイターで脱出すればいいんですからね」
アル「ミンチにはならないでね、アムロ兄さん!」
シュウト「キャプテンのソウルドライブとAIがそのガンダムに力を与えてくれるよ!」

アムロ「アムロ、(みんなの)ガンダムいきまーーす!!」



クリス「アムロさんのガンダムがアクシズに向かっていく……」
セイラ「アムロ……」


アムロ「大気圏離脱完了、サテライトキャノンチャージ……」
キャプテン「チャージまであと4秒」
アムロ「アクシズの一番弱いところはどこだ!?」
キャプテン「機体の40%がレッドゾーンに突入、訂正、50%」
アムロ「く……」
キャプテン「マスター!!」
アムロ「ガンダム一家は……
     ガンダム一家は伊達じゃない!!」


ピカッ




アムロ「………う
     は!アクシズは!?どうなったんだ」
キャプテン「作戦は成功だ。アクシズは破壊された。地球に落下した破片も大気圏で燃え尽きたようだ」
アムロ「そうか」
キャプテン「このまま、コアファイターで帰還する」
アムロ「ああ、僕には帰れる場所があるんだ……こんなに嬉しいことはない……」
キャプテン「マスター」
アムロ「どうしたんだい?」
キャプテン「コアファイターが原因不明の空中分解を起こしている」
アムロ「……え?」
キャプテン「このままでは帰還できない」
アムロ「できないって、もう大気圏に突入して……」
キャプテン「アムロ……どこに落ちたい?」
アムロ「それはサイボーグだよ……ってツッこんでる場合じゃn

428 名前:真(チェンジ!)ガンダム兄弟・世界最後の日 5/5 :2009/03/21(土) 04:22:14 ID:???○
後日、病院にて
アムロ「まったく、お前達のせいで大火傷だよ」
結晶鳳凰「悪かっただぎゃ」
スペドラ「反省のポーズ」
イデ「………」
結晶鳳凰「お詫びに願い事を一つだけなんでも叶えてやるだぎゃ」
スペドラ「一つだけな」
イデ「………」
アムロ「それは例えば、マイのフラグクラッシュを治すとか、セレーネが結婚するとか、ロランが変態から狙われなくなるとか
     俺の分身が俺に干渉しなくなるとか、コウがチェリーを卒業するとか、キラが引き籠もりを脱するとか、刹那がガンダム以外にも興味を持つとか
     そういうのでもアリなのか? 前に神様でもできないとか言っていた気もするが」
結晶鳳凰「一つだけ頑張ってみるで」
スペドラ「三人力を合わせればなんとかなるかも」
イデ「………コクコク」
アムロ「ほ、本当か!」
ドモン「話は聞かせてもらったぞ、兄さん!」
シン「俺の願いはただ一つ、平穏な朝食だ」
シロー(ギニアスさんに俺とアイナの結婚を認めて貰う……)
シーブック(カロッゾさんに俺とセシリーの結婚を……)
ガロード(ジャミルに俺とティファの……)
刹那「俺は真のガンダムになる」
ヒイロ(リリーナの料理の腕を……)
ジュドー「リィナを山の上の学校に……」
ウッソ「ここはベタにギャルのパンティをおくれですよ!」
アル「バーニィのミンチの呪いを解いてあげたいな」
シュウト「セーラちゃんのケーキ食べたい」
キャプテン「ガーベラもそろそろ家に戻ってきてもいいと思うのだが」
アムロ「お前達、下らないことに願いを使うのはやめろ!」
キラ「やめてよね、アクシズを破壊できたのも僕たち全員の協力があってこそなんだから
    僕たちにだって願いを叶えて貰う資格はあるよ」
セレーネ「そーよねー」
アムロ「長兄権限を発動する!」
カミーユ「横暴だ、アムロ兄さん!」




シャア「……で、外でガンダムファイトという名の兄弟ケンカを始めた訳か
     やれやれ、兄弟力を合わせたのが嘘のようだ
     仕方あるまい、その願いは私が貰い受けてもよいかな?
     作戦を提案したのは私であることだし」
結晶鳳凰「もう誰でもいいだぎゃ」
シャア「では、あの兄弟ケンカをやめさせてくれ」
スペドラ「お安い御用だ」
シャア「うむ。兄弟は仲良くしなければな。アルテイシアももう少し私に甘えてくれればよいのだが……」
スペドラ「じゃ、我々はこれで」
結晶鳳凰「ガンダム兄弟が勝手に願い事をつかったおみゃーに襲いかかってくるから気をつけてなー」

アムロ「シャアーーー貴様という男はーーー」

シャア「良いことをしたのに何故だ、アムロ!?」




リリ「で、せっかく街を壊さないように戦ったのに、ガンダム兄弟とシャア社長のせいで損害がでるわけ?」
ハロ長官「白い部屋にしまっちゃおうねー」

431 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/03/21(土) 08:02:40 ID:???
便乗

シロー「そう言えばロランは?」
アムロ「ロランか……」
ロラン「ここですよ」
ジュドー「何か……アムロ兄さんより厳重じゃないか?」
ロラン「どうも……うつされたみたいです。
    自身の衛生管理もしっかりしていた気でいたんですがね……」
アムロ「人の風邪じゃないからな……
     流石に隔離は可哀想だったんで、無理を言って同じ部屋にしてもらったんだ。
     まあ透明な囲いはされているが……」
シャア「いや……こういう場合は喜ぶべきだ。
     見ろ、頬を紅く染め、ハァハァうなだれている様を!」
ロラン「シャアさん……」
シャア「な、何だ?」
ロラン「今ならキスしてもいいですよ……」
カミーユ「は、早まるな!!」
シャア「流石の私も今回は早まったりはせんよ」
カミーユ「クワトロ大尉に言ってるんじゃありません!」
アムロ「ロラン、酸素欠乏症にもかかって……」
ウッソ「いえ、違いますから!
    おかしいですよ!ロラン兄さんもアムロ兄さんも!」

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最終更新:2013年10月26日 21:55