カイ・シデン |
登場作品 |
機動戦士ガンダム(1st) |
機動戦士Ζガンダム(Ζ) |
機動戦士ガンダムUC(UC) |
年齢:17~18(1st)、25~26(Ζ)、34(UC) |
兄弟スレでの扱い
フリージャーナリスト。一応社会派ジャーナリストのつもりらしいが、その社会派な記事だけではお腹は膨れないらしく、あまり品があるとはいえないゴシップ記事でも何でも扱う。ネタに困ると何かしらの騒ぎをやらかす
ガンダム家周辺を嗅ぎ回りだす。
取材のためあちこち渡り歩いているので、情報通で人脈も豊富。金目当てのせこい記事を書くことがあっても、なんだかんだで腕一本で渡り歩く腕前があるということで、マスコミ関係の登場人物の指南役を演じることが多い。話のパターンとして、騒ぎの末に彼の記事でオチになるというということも多い。
刹那の反応を面白がって、
真のガンダムこと
アムロの過去についていろいろ吹き込んでいる。カイがどこまで本当のことを言っているかは不明だが、厄介なことに
刹那は全部本気で信じてあちこちで触れ回っており、
アムロに頭を抱えさせている。
原作での扱い
一年戦争(機動戦士ガンダム)
ホワイトベース(WB)に避難してきたサイド7の移民の一人。避難時の自分中心的な言動で
セイラ・マスの怒りを買って「軟弱者」とぶたれた男。その後も物語の中盤まで何かと皮肉、嫌味な言動で周囲の神経を逆なでするトラブルメーカーだった。とはいえ、作業機械の免許を持っていたことから早いうちにパイロットに起用され、ガンキャノンや輸送機ガンペリーなどを乗りこなした。不平屋ではあったが仕事はきっちりこなしており、WBの中では
アムロに次ぐモビルスーツ戦の経験者である。
物語の中盤、WBの面々が正式に軍に組み込まれていく中で、戦争になし崩しに巻き込まれるのを嫌い、ベルファストでWBを降りるが、仲間を見捨てる後ろめたさなどの葛藤の末にWBに戻る。しかし、ベルファストで知り合ったミハル・ラトキエをジオンのスパイと見抜きつつも小さい弟・妹と暮らす戦災孤児という境遇に同情し、彼女のWBに潜入してまでのスパイ活動にも手を貸してしまい、彼女の情報で
シャアのマッドアングラー隊に大西洋からジャブロー基地まで追跡される結果になってしまった。(彼はミハルには最低限の情報しか知らせなかったが、
シャアはその少ない情報でWBの行動を見抜いた)
ミハルも自分の情報が年の近い少年たちや弟・妹と同じ子供たち(カツ・レツ・キッカ)を戦闘に巻き込んのをみて後悔し、罪滅ぼしのためカイに協力してマッドアングラー隊と戦おうとするが、ミサイルを手動で発射しようとして爆風に巻き込まれて大西洋上で命を落としてしまう。ここに至って、カイも戦争が子供たちを無差別に巻き込む状況に憤り、「ジオンを徹底的に叩く」ことを決心した。
以後、「軟弱者」キャラは貫きながらも高二病患者のような行動・言動は影を潜め、WBの戦力の要として最後まで奮戦し生き延びた。
グリプス戦役(機動戦士Ζガンダム)
一年戦争後は軍を退役し、フリージャーナリストとして活動。地球連邦軍の内情を調べるためジャブローに潜入しようとしており、同様に偵察目的でジャブローに潜入していたレコア・ロンドと行動を共にする。この時のいでたちが、熱帯のアマゾンにもかかわらず、目立つ上に動きにくそうな白いスーツ。いぶかしむレコアに、カイは「いつでもバチカンへインタビューに行けるように」とうそぶいており、以来この姿が彼のトレードマークになる。
レコアとのジャブロー潜入は失敗し、連邦軍に監禁されるが、ジャブローを攻撃したエゥーゴの
クワトロ・バジーナや
カミーユらに救出され、しばらくアウドムラで行動を共にする。この間にクワトロの正体が
シャア・アズナブルと見抜くが、指導者の器ながらパイロットに甘んじるところに不審を抱き、アウドムラの艦長を務める旧友の
ハヤトにそのことを明かして去った。
アムロがアウドムラに合流するのはその後のことで、映像上で
アムロとカイが再会することはない。
アウドムラを降りても、旧友のいるエゥーゴ・カラバには協力的で、ルオ商会を紹介するなど情報面でのサポートを続けた。
ラプラス戦争(機動戦士ガンダムUC)
相変わらず白いスーツのフリージャーナリスト。
その他
ジャーナリストという第三者の視点を描くのに便利な立場にいるため、映像化されていない作品に登場する、あるいは著者名として名前が出てくるケースも多い。彼を主役にしたコミックシリーズもある。
アナハイムの(元)会長など経済界の大物にもインタビューできるほどの名声がある一方で、ロンド・ベル結成式に姿を見せた
アムロの影武者説(
オフィシャルではございませんぞ!)をぶち上げるなど、トンでも記事を書いて恥をかくこともあるようだ。
コミック「The Origin」では、
アムロ、
ハヤト、
フラウ・ボゥとハイスクールの同級生として登場。ただし彼は不良学生で2年留年している。
主な乗機
RX-77 ガンキャノン
一年戦争で連邦軍が最初期に開発したMSの一つ。
両肩に大型の砲を備え、このため運動性能でRX-78に大きく劣る。
低下した運動性による被弾の多さは全身の装甲を増厚することで対処しており、RX-78の装備していたシールドは携行していない。
劇中ではほとんど画面に出なかったが、本機もコアブロックシステムを採用、胴体内にはコアファイターが収納されており、コクピットのレイアウトももちろんRX-78と共通である。
また、表現方法から意外と誤解されているが、本機の両肩に備えているキャノン砲は実弾砲で、ビーム砲ではない。
キャノン砲を円筒形のミサイルポットに換装する設定も存在したが、こちらは劇中では使用されなかった(作画の時間がゲフンゲフン)。 が、「THE ORIGIN」版では何度か使用しているシーンがある。
ちなみに「THE ORIGIN」版初期では本機の手は三本指マニピュレーターになっており、ジオンのパイロット達からも旧型云々と言われていた。
後に五本指に改修され、ビームライフルも持てるようになる。
主に登場したネタ
主な関係者
関連項目
最終更新:2014年05月11日 19:40