定義としては
射撃武器を振り向かずに撃てる範囲を指す。
例えば、右手にBRを持つ殆どの機体が水平方向に(正面を12時として)おおよそ8時~3時の方向には振り向かずに射撃可能で、それが即ち射角内への射撃となる。
BRを左手に持つ
バウンド・ドック、両手でBRを持つ
ゲルググ系、両腕にビーム砲を内蔵する
ハンブラビ・
ズゴック等は、それぞれ射角が異なっている。
射角内での射撃硬直は歩き及びブーストでキャンセル可能であり、空中や宙域でも適用される(ステップ撃ち・空中ダッシュ撃ちはキャンセル不可だが、射角外に対しての振り向き撃ち硬直は発生する)。歩き撃ち・フワフワ・
ズンダ・
接射など対戦の基本となる動きに大きく影響を及ぼす。
射角外への射撃=振り向き撃ちによる硬直中は一切の行動が出来ず大きな隙を晒すため、基本的に避けるべき行動である。ただし
一部の武器を除き発生速度・硬直時間(この場合、次弾が撃てる様になるまでの間隔を示す)には影響を及ぼさない。
振り向き撃ちの特性は空中でも適用され、
空中振り向き撃ち硬直は着地硬直を上書きするため着地時に大きな硬直を生む危険な行動となる。
(*例外として『振り向きMG2発止め』『弾切れバズ振り向き撃ち』などの硬直時間は
着地硬直より短いため、上記の上書き特性を利用した
着地キャンセル(着キャン)として有用。)
射角が極端に右に寄っている
ギャン・
百式に至っては、射撃に際して敵機に右半身を向ける必要があるため常に左回りに動く立ち回りを強いられる。
ちなみに、
陸戦型ガンダムの180mmキャノンや
Zガンダムのハイメガランチャー等、硬直をキャンセル出来ない武器には射角が無い。これらのキャノン系は一部例外を除き、地上撃ち硬直によるリスクを避けるため空中から撃つのが基本となる。
射撃の当て易さの目安として
銃口補正と混同されがちだが、例えば一般に
接射を当て辛いと言われる
百式のBRは、敵機を射角内に収めていても接射を外す事が多い。これは
百式BRの
銃口補正がデフォルトで微妙に狂っている事に起因する。
また、バズーカ系の射角はBRと大差無いが、
銃口補正が強く弾頭の攻撃判定が大きいため接射を当て易い。
最終更新:2023年01月13日 00:50