「夢幻都市ソドム」
多くの人が住まう、悦楽の都市
快楽におぼれるのも、あるいは誰かを支配するのも、その全ては夢幻に自由だ
どうも初めまして、僕はここの案内人を務める傀儡だ、名前は好きに呼んでくれたまえ
プレイヤー用チャートは
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ゲームマスター用チャートは
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MAP中のタイルについての説明は
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・夢幻都市ソドムとは?
特殊なマジックアイテムである「夢幻のアンクレット」を付けて眠ることによって訪れることが出来る、夢の中の一つの世界。
その世界には、現実と同じように多数の人が暮らし、まるでそこが夢ではないように、活気に満ちた毎日を送っている。
そこを訪れた君たちは、普段の冒険者としての外面を脱ぎ捨てて、全く違う生き方を体験することが出来る。
貴族や豪商として豊かな毎日を謳歌するのも、あるいは夢に描いていた平凡な家庭を築くのも、あるいはスリルとサスペンスに満ちた犯罪者になるのも、この世界では全てが容認される。
勿論、現実と同じように、何かトラブルがあれば君たちの人生は終わってしまうだろう。
だが、安心してほしい。そうなっても、君たちにとってこれは夢。ただ壮絶な悪夢を見たという記憶が残り、目覚めるだけだ。
そうでない場合は、この都市で一日を過ごせば、何事もなく、十分な睡眠と幾ばくかの夢の中の記憶を手土産に、君たちは本来の日常へ戻っていくのだから。
・ソドムの中での自分
夢の中の自分は、少しばかり現実の自分とは異なった者となる。
現実では冒険者であっても、この世界では様々な職業を選択することが出来る。
もちろんどんな職業を選択してもいいけれど、どんな職業にだって、義務はつきまとうモノだ、それだけは忘れないでいてほしい。
職業については長い話になるから、
こちらで説明させて貰うよ。
・ソドムでの暮らし
ソドムの住人達は、その全てが夢の中だけに生きる者ではない、ということをまずは知っておいてほしい。
その上で、彼らに「この世界は夢だ」と告げるのは禁忌だ。君たちだって、心地の良い夢を見ているときにたたき起こされるのは嫌だろう?
その上で、君たちは夢の中の住人達と様々な交流を持つことが出来る。
他人とのコネクションを得ていくことによって、君たちの生活も少しずつ変わっていくことだろう。
娼婦を買い入れて一晩の愛を紡ぐのも、あるいは下町の娘と恋に落ちるのも、あるいは身分違いの貴族に恋をしたっていい。
気に入った娘を誰かから奪い取る略奪愛や、ただ愛玩するために誰かを飼うことすら、この世界では赦されている。
勿論、酒場を経営したり、あるいは普段と同じように冒険者から始めて見るのも一興だ。
いつだってフリーダム、何をしたっていい。
けれども殺人、これだけはいけない、だって、それは誰かの夢を悪夢に変えてしまうのだから。
そんなことをしてしまえば、とんでもないペナルティが待ち受けているよ? ペナルティの中身? ふふ、夢の中で確かめてくれたまえ。
・ソドムのあれこれ
夢の中にある都市ということだけあって、現実とは違うものが色々ある。
たとえばそれは通貨単位で、この世界では「ジール」という貨幣が流通している。勿論夢の外には持ち出せないし使えない。
次に「貢献度」と「犯罪度」という指標だ。
貢献度は自分の職業に適った仕事をやり遂げたり、あるいはこのソドムという街に文字通り貢献することによって得られる。
そして、ため込んだ貢献度によって、自分の職業的な練度を上昇させたり、あるいは別の職業に転職することが出来る。
犯罪度は文字通り、どれだけ罪を犯したという指標だ。仕事を放棄したり、あるいはこの街の禁忌を犯してしまうとどんどん積み立てられていく。
犯罪度を減らすには同じだけの貢献度が必要だし、あんまり犯罪度が高いと、犯罪者として摘発されてしまう。十分に注意してくれ。
・ソドムの楽しみ方
基本的にこの夢は「別の人生を体験する」ための枠組みにしか過ぎない。
ここで何をするか、あるいはどんなことをして楽しみとするのか、それは君たちの自由だ。
夢幻都市は、君たちの希望、あるいは欲望が、夢幻を幻としないための原動力なのだから。
最終更新:2012年11月28日 21:43