DBDの判定と遊び方のまとめ
草稿につき、製品版では異なる場合があります。
あくまで道に迷いそうなときの指針の一つとして扱ってください。
1.DBDにおける「判定」補足
DBDにおける判定というものは、
「プレイヤーキャラクターの行動が成功したかどうか」
という類のものとは少しだけ趣きが異なります。
「プレイヤーキャラクターの行動が成功したかどうか」
という類のものとは少しだけ趣きが異なります。
確かに、一般的なRPGの「成功したか」の判定概念に加えて
DBDの判定というのは
「自分のほしい未来を手繰り寄せる」というセンテンスが追加されています。
DBDの判定というのは
「自分のほしい未来を手繰り寄せる」というセンテンスが追加されています。
はて、何のことやらと思うかもしれない。
「逃げた泥棒においつきたい」 「それじゃ運動判定ね」
と、言うのが基本的な判定であるのは、普通のRPGと変わらない。
じゃあここで何が違うのかというと、いわゆる《スキル》に汎用性があること。
「逃げた泥棒に追いつきたいので≪職能:料理≫で相手の足を止めます」
なんてことも未来を引き寄せる、という物言いによって可能になります。
自分の好き勝手な物語と結果を手繰り寄せつつ、「PL達の」ハッピーエンドを目指すというのが、このゲームの趣旨となります
自分の好き勝手な物語と結果を手繰り寄せつつ、「PL達の」ハッピーエンドを目指すというのが、このゲームの趣旨となります
2.遊び方
まてまて、それじゃあナンデモ好き勝手じゃないかって?
うん、このままならごっこ遊びと代わりが無い。
でも考えてみて欲しい。これと同じルールの縛りの人間が君のほかにも複数名いるのだ。
互いの希望する、展開する未来をまとめるのがGMの仕事ではあるけど、そこで、他人を使い(または協力して)上手く自分の望むストーリーを作ろうというのが、ゲームの趣旨。
一人独創してては、他人はついてきてくれないかもしれないし、逆もしかり。
さて、物語を展開するブースト手段にロール&プール(R&P)というものがあります。
これは、シナリオにPCがモチベーションを高めていることを示す「イベント」であり、プレイヤーの申告、およびGMの許諾を成立します。
許諾を得たPCは、1つのダイスプールを取得でき、シナリオ中に自由に判定に追加することが出来るのです(回数制限はありますが)
更なる強度の物語をつくるもよし、苦手な部分を補うもよし。自由に使ってください。
うん、このままならごっこ遊びと代わりが無い。
でも考えてみて欲しい。これと同じルールの縛りの人間が君のほかにも複数名いるのだ。
互いの希望する、展開する未来をまとめるのがGMの仕事ではあるけど、そこで、他人を使い(または協力して)上手く自分の望むストーリーを作ろうというのが、ゲームの趣旨。
一人独創してては、他人はついてきてくれないかもしれないし、逆もしかり。
さて、物語を展開するブースト手段にロール&プール(R&P)というものがあります。
これは、シナリオにPCがモチベーションを高めていることを示す「イベント」であり、プレイヤーの申告、およびGMの許諾を成立します。
許諾を得たPCは、1つのダイスプールを取得でき、シナリオ中に自由に判定に追加することが出来るのです(回数制限はありますが)
更なる強度の物語をつくるもよし、苦手な部分を補うもよし。自由に使ってください。
3.実際のセッションにおいての留意事項
ココまで話して分かったとおり、基本的に物語を進める(つくる)主体はGMではなくPLです。
もしもシナリオと違った動きをPLが見せても、GMは慌てずに「PCの物語」を展開させてあげてください。
もしもシナリオと違った動きをPLが見せても、GMは慌てずに「PCの物語」を展開させてあげてください。
プレイヤー側にとって、とても極端な話をすれば、このゲームは滅多にGMから判定を投げてくることはありません。
プレイヤーの行動指針に合わせて、GMが判定を設置することが大半であり、またそうでなくてはPCがGMの用意するシナリオに誘導
プレイヤーの行動指針に合わせて、GMが判定を設置することが大半であり、またそうでなくてはPCがGMの用意するシナリオに誘導
されてしまうからです。
物語をPL/PC主体でつくるという特性上、これはこのましくないのです。
物語をPL/PC主体でつくるという特性上、これはこのましくないのです。
また、GMも物語を展開しながら「後は野となれ山となれ」の気分で気楽になってやってみてください。
物語を元の平和な町に導くのもPLたちの仕事なので、無理に収束させずに動かず、温かい目で見守りましょう。
(基本的に大法螺を吹かせば吹かすほど困るのはPLたちですし)
物語を元の平和な町に導くのもPLたちの仕事なので、無理に収束させずに動かず、温かい目で見守りましょう。
(基本的に大法螺を吹かせば吹かすほど困るのはPLたちですし)
無論、いざとなればGMが動かねばならない事態もありますが、基本的に 「GMが何とかしてくれる(する)」というのは、DBDにおいては例外的な事象だとお考えください。