○舞台の世界観 半熟界に存在する広大な大陸を舞台にしています。 大陸は大きく分けて6つの陣営に分かれてそれぞれが覇権を賭けて争っています。 ゲーム本編の主役である、世界を席巻した王国アルマムーンは現在完熟軍やら3D軍団やら何やらでてんやわんやで大陸に介入する余裕は全くありません。 この大陸に存在する卵は「ツクレルエッグ」で所持者自らエッグモンスターを作成し、成長させる事ができます。 登場する人物等は全てオリジナルで、ゲーム本編を知らないと遊べない、という事はできるだけ避ける心がけです。 ゲーム本編に出てくる将軍の名前をPCに使用することは許可しますが、その場合は同名の別人という扱いになります。 全ての陣営には大臣がいますが、全員が同じ姿、同じ声、同じ口調です。 カイゼル髭にカールした白髪を持った鷲鼻の60~70代男性で口調は礼儀正しく「~ですな」「~ですじゃ!」です。
○PCについて PCは将軍であり、将軍の目的は勢力ポイントを手に入れ仕えている陣営に制覇勝利をもたらす事です。 将軍は主君である領主や、上司の将軍や大臣の命に従い、城を攻めたり野外戦を行なったり防衛戦を行なったり、洞窟を探索したりします。 戦闘では、将軍と兵士どうしでの戦いのほかに、エッグモンスターと呼ばれる強大なユニットを召還しての戦いが行なわれます。 違う陣営のPCとCCで個人的に会いに行ったり、偶然温泉等でバッタリ会ったりする事はできるとします。
○セッション・PvPの基本的な流れ まず最初に自軍以外の陣営に戦いを挑み、挑まれるか、それとも洞窟探索に赴くのかを決めてください。 洞窟探索を選択した場合、その詳細は下記リンクの「洞窟探索について」を参照してください。 セッションでどの陣営に攻め込むかを2D6で決定しても構いません。自由に指定しても構いません。 敵態度については6人の半熟領主達の紹介の項を参照してください。 陣営の攻め込みランダムダイス 2 :敵態度1の陣営 3 :敵態度2の陣営 4 :敵態度3の陣営 5 :敵態度4の陣営 6 :敵態度5の陣営 7 :敵態度5の陣営 8 :敵態度5の陣営 9 :敵態度4の陣営 10:敵態度3の陣営 11:敵態度2の陣営 12:敵態度1の陣営 戦う陣営が決まった後、1D6を振り、出た目の数値が戦場となります。 1:平地 平坦な地面 2:水上 川や湖、海の上 3:森 林や森 4:山岳 丘や山 5:城攻め 敵軍の拠点(PvPの場合は下記参照) 6:防衛 自軍の拠点(PvPの場合は下記参照) どの種類の拠点を巡って戦闘を行なうかは攻め込む側が自由に指定してください。 攻め込む側の拠点のいずれかの数が3以下であるならば、ダイスを振らず城攻めを行なっても構いません。 ただしその場合攻め込む拠点は数が3以下の種類の拠点のみに絞られます。 拠点争奪戦のPvPの場合は総合拠点数の低い陣営が、数が同じなら1D6ダイス対決で勝利した側が攻め込む側になります。 その後、何故そこで戦うのかというバックグラウンドを作り、 GM・PLが用意した将軍と戦い、勝利するか、もしくは敗北するかで戦闘終了となり、 2D6を振ってセッションもしくはPvP終了となります。 2D6を振る意味については下記のNPC将軍による活動を参照してください。 そしてお手数ですが事後処理として戦況反映のために トップページの勢力ポイントの書き換え、拠点についての各陣営の影響の書き換え、 栄誉の殿堂の「大陸争乱の戦況変化」に陣営の☆の移動や拠点占拠の経緯をおおまかに書き込んで下さい。 最後にUPロダの半熟英雄TRPGセッションログ板にログをアップしてください。 よろしくお願いします。
○勢力ポイント 勢力ポイントは陣営の勢力や士気の高さを表します。 洞窟探索以外の戦闘で勝利した陣営は勢力ポイントの☆を一つ得る事ができます。逆に敗北すれば☆を一つ失います。 PvPであれば、譲渡される☆の数は二つになります。 勢力ポイントは初期に15点が与えられており、0になるとその勢力は敗北したという事になり、 それ以降一つの陣営が他の全ての陣営を下して完全勝利しない限り、☆が増えることがなくなります。 ただし☆が増えないだけで、他の陣営の将軍を倒す事で相手の☆を消費させる事ができます。 これによって一つの陣営が魔界魔王を除く他の陣営を下して完全制覇すると、その陣営が大陸を制覇した事になります。 魔界魔王を除く全ての陣営の☆がなくなった場合、勢力ポイントと拠点数は初期にリセットされ争乱再開となります。 制覇勝利した陣営の領主と将軍達は「栄誉の殿堂」に名前を連ねる事ができます。 その後、拠点数はそのままに勢力ポイントのみが初期値にリセットされ、敗北した陣営は制覇陣営に反旗を翻し 次なる大陸の覇者を目差し、争乱の世界が再開する事になります。 リビドを含めた7陣営以外のNPC将軍に勝利・敗北しても☆の移動はありません。 PCが他陣営と戦闘を行い際、この☆の数によって出撃するNPC将軍のランクも同様に変化します。 PCが魔界魔王の軍勢に戦いを挑み、これに勝利すると、任意のロストしたPC将軍を一人救出する事ができます。 救出されたPCは、①自軍に戻る②救出した将軍の陣営に入る③人事オークションに出る、のいずれかを選択をできます。
○出陣するNPCのランク NPC将軍は自軍の☆の数が少なくなるほど上位ランクの将軍が現れやすくなります。 どの将軍が現われるかは1D6で決定されます。 各将軍の能力や最大卵資金についてはNPC雑魚紹介の項を参照してください。 ☆0(将軍の卵資金300) 上級将軍(ランク6) 大魔将(ランク6) ☆1(将軍の卵資金300) PC相手は上級将軍or大魔将(ランク6)/NPC相手は領主 ☆2~5(将軍の卵資金250) 1~2:名将軍 (ランク4) 上級魔人(ランク4) 3~4:猛将軍 (ランク5) 魔将 (ランク5) 5~6:上級将軍(ランク6) 大魔将 (ランク6) ☆6~10(将軍の卵資金200) 1~2:並将軍 (ランク3) 魔人 (ランク3) 3~4:名将軍 (ランク4) 上級魔人(ランク4) 5~6:猛将軍 (ランク5) 魔将 (ランク5) ☆11~15(将軍の卵資金150) 1~2:頑張れ将軍(ランク2) 魔人 (ランク3) 3~4:並将軍 (ランク3) 魔人 (ランク3) 5~6:名将軍 (ランク4) 上級魔人(ランク4) ☆16~(将軍の卵資金100) 1~2:がっかり将軍(ランク1) 魔人(ランク3) 3~4:頑張れ将軍 (ランク2) 魔人(ランク3) 5~6:並将軍 (ランク3) 魔人(ランク3) ○NPC対決判定 NPC将軍の勝負は、ランクを修正値にして1D6で対決を行ないます。これを「NPC対決判定」と言います。 6の出目が出ればクリティカルとなり、絶対勝利します。1の出目が出ればファンブルとなり、絶対敗北します。 クリットもしくはファンブルがお互い重なれば純粋に数値勝負になり高い方が勝利します。 クリティカル・ファンブルなどで同値になった場合、普通に同値になった場合は振りなおします。 ただし領主の戦いは例外で、NPC将軍は必ず敗北します。領主どうしの戦闘の場合は必ず引き分けとなります。 領主同士の戦いによる☆と拠点の移動はありません。 領主が出陣するのは☆が1つのみの状態で、☆が0になれば上級将軍が出陣する事になります。
○拠点数 拠点数はその陣営の領土・支配地域の多さを表します。 拠点に攻め込んで勝利した軍勢は、敗北した軍勢の拠点を一つ奪い取る事ができます。 陣営は拠点が増えたり減ったりする事で様々な影響を受けます。 その影響については「拠点について」を参照してください。 拠点の戦闘に勝利すれば攻め込んだ側、攻め込まれた側に関係なく、勢力ポイントの☆が勝利した側へ譲渡されます。 いずれかの陣営の勢力ポイントが0になっても拠点の争奪戦は行なう事は出来ます。
○NPC将軍による活動 将軍はPCだけではありません。NPC将軍も動いています。 セッション、あるいはPvPが終了した後、1D6を振ります。 1~4が出ればNPC将軍どうしで戦闘が起こった事になり、5~6が出ればNPC将軍どうしによる拠点争奪戦が勃発します。 もしお互いに☆が無かったりした場合は自動的に拠点争奪戦になります。さらにお互いの拠点数が0である場合、最初から振りなおしてください。 □NPCによる通常戦闘 2D6を振り、何処の陣営が何処の陣営と戦闘に入ったかを決めます。 PCリストにある勢力図の領主の左隣にある数字がダイスに対応した数字となります。 この時ゾロ目が出た場合、6陣営NPCと魔界魔王NPCとの間に戦闘が起こった事になります。 その場合さらに1D6を振り、魔界魔王陣営と戦う陣営を決定します。 それぞれの勢力ポイントを見て、出撃するNPCが決定されます。NPCの戦闘は上記のNPC対決判定で決定されます。 勝利した陣営は敗北した陣営から勢力ポイントの☆を1つ奪う事になります。 □NPCによる拠点争奪戦 一つ目のダイスの数字は指定された6陣営のNPC将軍が、二つ目のダイスの数字に指定された6陣営のNPC将軍が守る拠点に攻め込んだ事を表しています。 この時ゾロ目が出た場合、6陣営NPCと魔界魔王NPCとの間に拠点争奪戦が起こった事になります。 再度2D6を振り、一つ目のダイスの数字は出目で指定された6陣営のNPC将軍が、2つ目のダイスで、奇数が出れば攻め込んだ、偶数が出れば攻め込まれた事になります。 攻め込んだNPC将軍が勝利した場合、拠点の所有権と☆が勝利した陣営に移る事になります。 どの種類の拠点に攻め込んだのかは1D2~6で決定します。(1「食料」2「生産」3「軍事」4「学問」5「娯楽」6「魔都」) 所有権のある拠点が一種のみであるならダイスは振る必要はありません。また、どちらかの陣営の拠点が完全に枯渇していればその陣営が攻め込んだ事になります。 (例1)2D6を振り1と2が出ました。ロデュース軍がカモミール軍の拠点に攻め込んだ事になります。この時お互いの勢力ポイントは15です。 対決する将軍は同じランクのがっかり将軍となり、お互いが1D6+1で判定対決します。結果は英雄側4、皇帝側3でロデュース軍が勝利しました。 ロデュース軍がカモミール軍の拠点を攻め落とした事で、拠点が一つ、カモミールからロデュースに移る事になります。 (例2)2D6を振り1と1が出ました。ゾロ目なので、これは魔界魔王リビドが何処かの勢力と戦闘を行なった事になります。 再度2D6を振り、1と2が出ました。1の出目はロディース軍が、2の出目は偶数なので魔界魔王リビドに攻め込まれた事を表します。 ロデュース軍の勢力ポイントは16なので迎撃する将軍はがっかり将軍(ランク1)となり、リビド側の勢力ポイントは15なので魔人(ランク3)となります。 NPC対決判定を行い、結果はロデュース軍の結果は5、リビド軍の結果は8となり、リビド軍が勝利しました。 リビド軍がロデュース軍の拠点を攻め落とした事になり、拠点が一つ、ロデュースからリビド側に移る事になります。