ガイナベルクの多方面同時進行は、AAAとランブレイ、エスフィリス連合軍によりその大半を封殺。
これにより、ガイナベルクの勢力圏内は大きく減衰することとなる。
これにより、ガイナベルクの勢力圏内は大きく減衰することとなる。
しかし、この戦争で搭乗した、ガイナベルク側の数々の新兵器の存在もあり、まだまだ予断は許されない状況だ。
時系列順に、各戦闘の顛末と大まかな出来事を以下に記す。
1:エスフィリス首都防衛線構築 国境線は突破されていない。 他にガイナベルクが侵入してきそうなルートには気を配っていたはずだ。 しかし、現実に今エスフィリス首都にはガイナベルクのFMが侵攻しようとしている。 その軍勢がどこから来たのかは定かではない。 その数こそは少数であるが、全てがELシステム搭載型の無人機。撃退しなければエスフィリスは壊滅的な被害を受けるだろう。
これに抗するため、エスフィリス大統領フィオンは新造した全長800m 高さ300mという動く城と形容するに相応しい、超巨大戦艦 『ゼファーレイヴン』を起動させ、侵攻するELシステム群を迎え撃つ。 ……だが、ガイナベルク側にも底知れぬ切り札が存在していた。 ELシステム郡を率いていたのは、かつて、テータ・コスモスの暗躍により最終的に破壊された『黒のファディムオン』。 それが再び戦場に姿を現したのだ。戦闘には勝ったものの、今なお余裕を見せる『ファディムオン』には、底知れない不気味さが感じられた。
2:ランブレイ北部海上 ガイナベルクが戦力にした異界の精霊船が、央海を渡りランブレイ王都へと接近中です。 精霊船の戦力もさることながら、 ガイナベルクでも少数開発された飛行型FMに、『ELシステム』が搭載された無人機を搭載したものを積載している模様。
精霊海賊ヴァルヴァーンが擁する死の商人ビズネル。 彼はガイナベルクへとつき、自らの利益を拡大する為に動く。 これを迎え撃ったのは、ガイナベルクの『風騎士』アルティス=セーヴィ。 彼はガイナベルクと事を構えるつもりはないが、他にこの世界を脅かす敵がいるというのであれば協力するとの条件で、一時的に連合軍へと籍を置いたのである。 アルティス、そしてAAAの鋼騎士ルゥの奮戦により、精霊船及びビズネルは空に散った。
3:ランブレイ 南西部 大森林 突如として活性化した多数の魔獣が暴走し、近隣の村々に接近中です。 戦争の大勢には影響は出ないかもしれませんが、守るべきものを失ってしまえばそれは敗北と同じです。 割ける戦力も少ないかもしれませんが、対応をお願いします。
突如として動きを活発化したランブレイ南西部の森林に生息する魔獣。 その地方に影響力のある魔王マルゥの助力により、地の利を得たアルメリアがこれを沈静化。 アルメリアの言によれば、魔獣は明らかに正気ではなかった。 ……何かが起こる前触れなのかもしれない、と。
4:ガイナベルク エスフィリス間国境ライン 100前後の旧式量産型フォースメイルによる一転突破の陣形。旧式機を使い潰す気で突撃を仕掛けてくる模様です。 旧式機とはいえ、侮れない戦力を有する可能性もあります。 指揮を執るのはかつて傭兵部隊を率いていた男のようです。
傭兵隊を率い、エルダーコアの内臓エネルギーを消費しつくす代わりに、爆発的な力を引き出す改造を施し突撃を仕掛けた敵将、ダルガ=バレシア。 アルテール=A=カムバリンの調整により強化されたセレネ隊と激闘を繰り広げ、ダルガ=バレシアの戦死という形で戦は幕を閉じた。
5:ガイナベルク エスフィリス間国境ライン その2 ガイナベルクの国境攻撃部隊の本命ともいえる部隊です。 導入されている機体は新型中心の50機前後と数は少ないものの、性能は非常に高いです。 その突撃力から、体格差のある異界人は苦しい戦いを強いられる可能性もあります。
ガイナベルクの次期主力候補である、人馬型FMセントール。 エスフィリスの将、フランコを頭としたエスフィリスFM部隊がこれを迎撃。 その突撃力に苦戦を強いられるも、ガイナベルク側の指揮官ディザ=デルトロイの死亡により陣形が乱れ、連合軍が押し切る形で勝利を掴む。
6:ランブレイ近海 以前にも確認された海中要塞が再びランブレイ近海に接近しつつあるようです。 FMは特殊なものを除き、水中での活動を考慮していないものがほとんどです。 しかし、ランブレイに迫る部隊を見過ごすわけにも行きません。 対応をお願いします。
水中からの脅威、再び。 ガイナベルクの水中戦用フォースメイル、アーガィを中心とした水中戦力が、人知れずランブレイへの上陸ルートを進んでいることが判明。 彼らと、彼らの母艦を破壊する為にAAAは、水中で攻撃を仕掛ける事を選択。 カルミア、イオ、ミーミル、冬子、千里といった歴戦の兵を向かわせる事でこれを鎮圧。 やはりアーガィは愛嬌があったという。 しかし、今のところ水中戦FMを有しているのはガイナベルクだけである。 用途は限定されているとはいえ、水中という戦場において大きなアドバンテージを取られてしまった事実は否定できないだろう。
7:ランブレイ エスフィリス国境 メルガ平原 突如としてメルガ平原に冥魔の反応が現れました。 数は1体。 反応からしておそらく冥魔王クラスだと思われます。 今内側から体制を崩されるわけにはいきません。 迎撃をお願いします。 [[フェルミィ]]のフェイムツェールが冥魔王ゼッセンディーテと対峙、激戦を繰り広げた末、これを打ち破る。 激戦の最中、冥魔王は、このテラを『主八界崩壊の最前線』と、評する。 この世界に介入する冥魔王は、この世界で何かを起こす事により主八界に深刻なダメージを与える手段を有している事が判明する。
8:ガイナベルク エスフィリス間国境ライン グライアーズ砦 既に連合軍の勢力下にあるグライアーズ砦。 ガイナベルクはこの砦の奪還を目指しているようです。 かつてこの砦の防衛を勤めていた『ガイナベルクの戦槌』ラヴォウド=アウゼス自ら奪還部隊を率いるようです。 その戦闘力は強大です。 迎え撃つのであればこちらも相応の戦力を揃える必要があるでしょう。 強大な『ガイナベルクの戦槌』への対抗策として切られたカードは、『超公』と『鮮血の女王』という、二柱の魔王。 規格外の扱いにくすぎるカードだった。 その戦力のあまりの強大さを目の前にして、多数の部下を失ったラヴォウド=アウゼスは撤退を選択。グライアーズ砦は守られた。 なお、二柱の魔王の活躍の陰で胃をいためたスルー=アマルゲイの心中は涙なしには語れない。
9:ガイナベルク中原 レクニ山脈付近 獣がいた。 ……只それだけの通信を残して、すべての部隊の通信が途絶えました。 恐るべき何か……おそらくは『凶獣』。 それが、国境ラインの戦場に向かいつつあるようです。
連合軍の制圧圏内を、たった一機で蹂躙して回る規格外の存在。 それは、【凶獣】エルド=カンツォイドの操るガイナベルクの新型FM、ゼフィルクラッドであった。 驚異的な性能を誇るそれに対抗するために、連合軍とAAAは少数精鋭による決戦をエルドに挑む。 だが、その戦闘の最中、ゼフィールファルコン、エーゼ=ヴァルシュの『カーリア』が乱入。 戦場は更なる混沌に陥る。 辛くもゼフィルクラッドに甚大なダメージを与える事に成功したエルド討伐部隊であったが、ゼフィルクラッドの破壊には失敗。 どうやらまだ、エルド=カンツォイドの脅威は続きそうである。
10:魔王の島 エスフィリス北方にある、忘れ去られた島。 異界より転移したと思われる荒れ果てた魔王の城の残るそれ以外に何もない島だ。 ELシステム搭載機が飛来したのはこの島に違いない。 おそらくは、この島に何らかのからくりが存在し、それを利用してエスフィリスの首都に向けて部隊を送り込んだのだろう。 放置しておくわけには行かない。
防衛線の構築、各地の勝利ゆえに、調査の余裕を得たため、かねてからめぼしを付けていた魔王の島の調査へと向かう。 魔王の島に存在する、異界から転移してきた廃墟、『魔王の城』そこには、無生物を転移させる事の出来る、転送装置が隠されていた。 ガイナベルクはそれを利用して、パイロットの必要のないELシステム搭載機を転移させる事により、エスフィリス首都を攻撃していたのだ。 調査隊の前に立ちふさがったのは、それだけではなかった。 エルダーコアと自らの魂を融合する事により、自身をフォースメイルそのものと変じさせた女、シェータ=セーヴィ。 アルティスの義妹である。 アルティスが姿を消した心の隙をつかれ、憎しみを煽られる形で歪んだ復讐心を持たされた彼女は、破壊衝動に任せてその力を振るう。 そんな彼女を見捨てられなかった調査隊は、シェータのフォースメイルよりエルダーコアを抉り出す事により、一先ず彼女を殺さずに無力化することに成功する。 しかし、その島に現れたのはガイナベルクだけではなく、ゼフィールファルコンも姿を現した。 『トリーフェ』とそののパイロット、クラウディア。 それに加え『カーリア』とそのパイロット、エーゼ。 彼らも、魔王島の転移装置を目標としていたようで、シェータとの戦闘で消耗していた調査隊は転移装置の確保には失敗する。 なお、『トリーフェ』との交戦中、そのパイロット・クラウディアが、人間ではなく命を持たない無機生命であることが判明する。 エルダーコアと人間の魂の融合など、ガイナベルクでは危険な方向にFM研究が進められていることが伺える。
11:エルダーの集落 世界中の情勢が不安定極まりなくなっている。 特に、ランブレイ周辺でも戦闘が多発するようになった今、エルダーたちにも不安の声が色濃く出始めた。 ランブレイは保護を求める自国のエルダーたちを一箇所に集め、堅牢な防備を敷くことでそれに対応しようとしているようだ。 既にある程度の戦力は配置されているようだが……
ここで、シンセシアは配置案にあった、大胆な配置を採用する。 切り札である、白のクリスティーエとセファーナ、そして多数の人員をこの地の守りに割いたのである。 これは結果的に成功。 安心感を得たエルダー達は、精力的に活動し、集落は活気を得た。 そんな折、村の周辺で少年が行き倒れているのを発見。 エルシア=レイビークが少年を保護する。 ……しかし、少年はエルド=カンツォイドであった。 エルシアに重症を負わせた彼は、(エルシアはディーンの適切な処置により辛うじて一命を取り留める。)自らのメディウムを用いて防衛部隊との戦闘に突入。 更には戦闘中にゼフィールファルコン、『サフィル』、『ベリス』が乱入。彼らは、明確にエルドを援護するような行動を取る。 しかし、集落を破壊していくエルドに逆上した『サフィル』のパイロット、ヒルト=レディニスはエルドを攻撃。 結果的にエルドは撤退。 ゼフィールファルコンも同様に撤退する事となった。 彼らにとって、この村の被害は、不本意ではあれど起こさざるを得ない事柄であったというのだろうか。 ヒルトは、『もう会うことはない』、と告げていた。 まるで、エルドの凶行を止めた故に、自身の存在が消えるような口ぶりで。 ゼフィールファルコン、その存在にも謎は尽きない。
12:エスフィリス、エルダーの集落。 これは戦いの記録ではない。 ある意味での、戦いではあるが。 ウィザードの少女である理夢とフィオンの娘、セシル=[[アスティア]]=エスフィリスを中心とした一団がそこにはいた。 彼女達は、エスフィリスとエルダーの和解のために歩んでいた。 積極的にエルダーコアを得ていたエスフィリスが、エルダーに行った事は、エルダーにとってはけして水には流せないことだ。 だがそれでも。 エルダーコアの新規入手をエスフィリスが捨てた以上、これからの未来の為には歩み寄りが必要だ。 その一歩になればいい。 少女達には、確かな理想があった。
交渉は順調に進んでいた。 少女達とエルダーはわかりあい、新たな希望が拓けるはずだった。 ……だが、その集落をエルド=カンツォイドが襲撃。 理夢は重傷を負い、セシルはエルダーコアを抉り出され、死亡。 集落の住人達も、残らず虐殺の憂き目に会う。
以上が、ガイナベルクの大攻勢における顛末である。
要所での勝利を重ね、ガイナベルクを追い詰めてはいるものの、彼らにもまだかなりの戦力が残る。
以後開始されるであろう、ガイナベルク本国への進軍は、更に厳しい戦いとなるだろう。
要所での勝利を重ね、ガイナベルクを追い詰めてはいるものの、彼らにもまだかなりの戦力が残る。
以後開始されるであろう、ガイナベルク本国への進軍は、更に厳しい戦いとなるだろう。
以下番外。
PCにはあずかり知らない会話として、ゼフィールファルコンの会話のやり取りを記載しておく。
PCにはあずかり知らない会話として、ゼフィールファルコンの会話のやり取りを記載しておく。
エルダーの集落、戦闘後。セシル死亡後。 ロッシュアルムの郊外に降りた、ゼフィールファルコンの旗艦。 その格納庫。 【フロウ】「………なんでだ。」 【ヒルト】「……」 【フロウ】「……何で、サフィルは消えねえ?」 【ヒルト】「……」 【フロウ】「運命は、書き換わっちまった。 ……なら!! エルシア=レイビークを起源に、変わり果てた「ヤツ」を[[スフィア]]にしたサフィルは、消えるはずだろう!!」 フロウは、激情に任せるかのようにヒルトの胸倉を掴み上げる。 【ヒルト】「………エルダースフィアが、言っている。」 【フロウ】「何だと……」 【ヒルト】「………サフィルのスフィア。 その起源は、エルシア=レイビークではなくなった。 今は、……セシル=[[ガーランド]]。 ……いや。 セシル=アスティア=エスフィリス。」 【フロウ】「何だよ、それ……」 【フロウ】「つまりは、結局そういう事か? ……エルシアを助けりゃ、別のが死んで、そいつから結局「ヤツ」が生まれるって事なのかよ!! それが……! この世界の意思だってのか……!」 【フロウ】「俺はな。 ……ヒルト、お前がエルシアを助けた時、正直ほっとしたのさ。 ……ああ、これでナオヤのヤツは、ぶっ壊れずにすむって……いや、今回は、真由の嬢ちゃんか。
人がぶっ壊れていく様なんて、俺は何度も見たくねえよ。 ……だから。 後は俺達でやってやるとも、思ったさ!」
【フロウ】「けど、また別のヤツが泣いてんだろ? それじゃあ、意味がねえじゃねえか…………世界がそうあるように仕向けてる。 ……狂ってる。 ああ、ぶっ壊れてんのさ、この世界は……!」 【ヒルト】「……だからこそ。 俺達が正さなければならない。 ……多くの遺志を込められた、俺たちゼフィールファルコンが。」 淡々と。 だが、強い意志の篭った声で、ヒルトは告げた。 【フロウ】「ああ、そうだな……その通りだな。 ……こんな世界。 俺は……嫌だね。」
これにより、彼らが何らかの方法で、連合国やAAAの知らない、未来についての情報に基づいて行動している事が推察される。