旧ＢＢ/喫茶“白鹿亭” - h_session @Wiki

喫茶“白鹿亭”

駅前から一本入った通りにある、古い西洋風の家を改装して作られた喫茶店。建物の作りのせいで入りにくい印象を与えるのか、それとも店主の愛想がないせいか、混んでいることは少ない。
店主の不問間通孝（とわずま・みちたか）は元警官で、この店を開いたのは比較的最近である。店内に本棚が置いてあり、自由に読書が可能なほか、気に入った本は買い取ることもできる。
もちろんコーヒーをこぼすなどして汚した場合は強制買い取りである。
コーヒーも紅茶も様々なものを揃えているため、常連もそれなりにいる。それにウェイトレスは比較的かわいい。
それに粘っても店主が嫌な目で見てきたりといったこともない。一部のウェイトレスは除くが……、

この喫茶店にはもうひとつの顔がある。それは半魔の溜まり場としての顔だ。店主、不問間通孝正体は寄生体で、ここを拠点に町の噂や口コミの情報を集めているのである。
そんな彼が持つ情報を求めてここにやってくる客も少なくない。