吉村裕基


吉村 裕基【よしむら ゆうき】

【役職】選手
【生年月日】1984年6月14日【投/打】右/ 右【ポジション】右翼手, 一塁手【プロ入り】2002年 5位【在籍期間】2003 - 2012
【経歴】東福岡高 - 横浜DeNA - ソフトバンク

ハマに勝利を 呼び込む豪快なスイング ユウキ!ユウキ!狙え スタンド遥か


ハマのモンチッチ

当たればスタンドまで一直線に突き刺さる弾丸ライナーが魅力的な和製大砲。その風貌から「ハマのモンチッチ」と呼ばれる。
打った後にバットを大きく放り投げる癖があり石井琢朗「歌舞伎投げ」と命名される。
俊足だが盗塁センスはなく盗塁は滅多にしない。守備に関しても打球勘が悪く、俊足・強肩の身体能力でそれを補っている。基本的には打撃の人。
積極的な打撃のためか四球が少ない反面、死球が多い。で、何故か三振も多い。
デーゲームに滅法強くナイターゲームに弱いのが特徴。2008年のオフにレーシック手術を受けている事から視力的な問題が大きいと思われる。

2006年に打率.311, 26本塁打, 66打点の好成績を残し若くして台頭。見る者をwktkさせるロマン砲は多くのファンを虜にする。その後は若干打率を落としたものの安定した成績を残せるまでに成長。2008年には首位打者・内川聖一、本塁打王・村田修一と共にクリーンナップの一角で34本塁打, 91打点と大活躍、他球団の脅威となる。村田が五輪で不在の期間は4番も任されるなど首脳陣からの信頼も勝ち取っている。

チームの主力としてすっかり板についてきた24歳のスラッガーに、多くのファンが近い将来球界を代表する4番としてチームを引っ張ってくれる存在になる事を期待し、そうなると信じて疑わなかった・・・

氷河期

順風満帆だった吉村の野球人生に永い氷河期が訪れる事になる。
前年の活躍から一転、シーズン通して不振が続いた2009年は全144試合に出場させた田代富雄代行監督の我慢起用も虚しく、調子を持ち直す事はなかった。不振は2010年にも続き、下園辰哉らの台頭もあり遂に2軍落ちしてしまう。

再起をかけた2011年は中根仁コーチとマンツーマンで作り上げた新フォームで臨み、開幕戦から4打数4安打の活躍でチームの8年ぶり開幕戦白星の立役者となる。その後もこれまでの不振が嘘のような活躍を見せ、いよいよ完全復活と思われた・・・が、調子は長続きせず5月に入ると再び急速冷凍状態に入ってしまう。
無駄な動きを省いたミート重視のシャープな新フォームも気付けば無駄に豪快な一本足に変化し、復活を信じて期待していたはません民もこれには流石に堪えた。
結局この年もシーズン途中で1軍から姿を消す事になる。

期待の声もいよいよ少なくなってきた2012年は2軍スタート。長打力不足に泣いていた打線のカンフル剤として4月末に1軍に呼ばれる。すると5月5日には2打席連続本塁打を放ち、ヒーローインタビューでは応援に来ていた両親の前で涙した。が、この後は再び冷凍状態で2軍落ち、復活詐欺も遂に1日限定となってしまった。

そろそろ後がないかと思われた2012年オフ、多村仁志神内靖吉川輝昭との交換トレードで山本省吾江尻慎太郎と共にソフトバンクへ移籍が決まる。
何だかんだ言われながらもやはり愛されていたのか、はませんでも地元福岡の地での復活を願う声が多かった。


その他エピソード

  • 打撃フォームがよく変わり安定した成績を残せない一因となっている。酷い時は1日でフォームがガラリと変化し、日替わりフォームと揶揄される事もある。
  • 2008年オフにレーシック手術を受けており、これも翌年以降の成績不振の原因のひとつではないかと言われている。
  • 同期入団で現巨人の村田修一とは同じ高校出身で彼と入れ違いに入学した先輩後輩の関係。入団後しばらくは公私共に仲が良い話をよく聞いたが、最近は付き合い自体あるのか不明。
  • 石井琢朗とも仲が良く、琢朗が広島に移籍した後もちょくちょく会っては一緒に食事したりしている。琢朗ブログにも頻繁に顔を出す。
  • 知り合った頃の村田とパワプロで遊んでいた際、自身が操作していた守備能力の低いゲーム内の村田を指して「動けデブ」と叫び、本人にショックを与えた。後に村田がケデブと言われるようになった発端である。
  • 感覚でしゃべるタイプなのか、たまに何を言ってるのか分からない。村田の通訳が必要である。尚、その村田も吉村と古木克明が二人で会話していると何を話してるのかさっぱり理解できないらしい。
  • 好きな女性のタイプはドラえもんの「しずかちゃん」。どこまで本気かは不明。
  • 好きなプロ野球選手は落合博満と広島・前田智徳。偶然にも前田とは同じ誕生日である。
  • 素材は一級品と誰もが口を揃えて言うように、成績の低迷した現在でも多くのファン、解説者、首脳陣、その他関係者が彼の復活を諦めきれないでいる。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2013年01月23日 20:14
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。
添付ファイル