八日目601~700

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マリリン「チョコレート四つ下さい」

ライル「(ひのふの……)四つで良いンですか?」

マリリン「四つです」

ライル「ん。はい、合わせてこの値段になります」

マリリン「札で…はい。ありがとうございます」

ガラッ ピシャ

ライル「四つ…四つねぇ……」

眼鏡「壁|Д○;)四つ……!!」


眼鏡「……と、言う事だ」

刹那「何言ってんだ」

匙「そうだよ。マリナさんがチョコをくれないわけ……」

ブシドー「青年、ティエリア、匙、カタギリ、私……」

ポニテ「………」

眼鏡「そう……(クワッ)一人あぶれる……ッ!!!!」

ざわ……ざわ……

刹那「おおおお俺は大丈夫にききききまてるやろ!!!」

匙「ポム。可哀相に……(哀れむ顔」

ポニテ「穏やかじゃないねぇ。何故僕なんだい」

匙「変態」

眼鏡「セクハラ」

ブシドー「ポニテ」


刹那「わーーっ!!息してないぞ!!衛生兵、衛生兵!!!」

眼鏡「だが、ブシドーも仮面でネグリジェの変態だな」

匙「ティエリアもエロゲマイスターじゃないか」

眼鏡「ふ。マリリンはエロゲが何であるか知らないのだよ、明智君」

匙「誰が明智君だ。まぁ…刹那は大丈夫として……やっぱ、ポニテかな」

眼鏡「だな」

ブシドー「うむ」

刹那「(匙、お前だって筑前煮中毒者だろうに!!」

ガチャ

マリリン「ただいまー」

刹那「おおおおおかえり」

マリリン「どうしたの?」

刹那「ななななななんでもないよ」

匙「(凄く分かりやすいなぁ」

マリリン「大丈夫?あ、皆にお土産買ってきたのよ」

刹那「!」

眼鏡「(まさにマリリン好感度ルーレット……!!!」


リボンズ『喪男達皆にチョコをあげると思われたマリリン!しかし、買ってきたのは四つであった!
     一つ足らないマリリンの意図は?喪男達の前に現れた新たなる壁、バレンタインデー!
     次回!刹那とマリナの共同生活に……チャンネル、セット!!!』

リジェネ『何をしてるんだい、リボンズ』

リボンズ『いや、ちょっと昔を思い出してね』

リジェネ『と、言う事で続くよ』



マリリン「はい、チョコレート!バレンタインデーにはまだ早いけど……」

眼鏡「明日出来る事は今やろう。問題は無い」

匙「(何か違う気がするけどな」

マリリン「はい、ブシドーさん」

刹那「(!?ブ、ブシドーが一番!?」

眼鏡「(落ち着け。大将戦だって一番最後だろうが」

刹那「(そ、そうだな……」

マリリン「これからも皆を楽しませてね。ニコニコ」

ブシドー「うむ!忝ない!ハムドーと美味しくいただこう!」

匙「あ、動物にあげちゃダメ…って行っちゃった」

マリリン「はい、匙くん」

刹那「………!!!」

眼鏡「落ち着け」

マリリン「ハレヴィちゃんの事とか色々辛いだろうけど…頑張ってね」

匙「あ、ありがとうございます…ルイスと昔のようになれる日がくるまで、頑張ります」

マリリン「はい、ティエリア。去年はよく頑張ったね」

ティエリア「むっ…」

マリリン「今年もお仕事、頑張ってね」

ティエリア「…ありがとう。いただいておく」

刹那「さ、最後の一個……」

チラ、と刹那を見るマリリン。

刹那「(マリリン!」

マリリン「はい、カタギリさん」

その時、イデが発動した。

刹那「!?!?!?!?!?」

眼鏡「理解不能理解不能理解不能理解不能……バリン」

ポニテ「穏やかじゃないねええっ!!!」

マリリン「私、カタギリさんが頑張ってるのをいつも見てますよ。
     誤解されることもあるだろうけど…頑張って下さい」

ポニテ「ま、マリナさん……(感涙」

匙「刹那!!刹那ーーー!!!!」

刹那「燃えたよ、燃え尽きた……真っ白な灰に……」

眼鏡「白……墨で塗り潰してみるか」

匙「そんな問題じゃねーよ、馬鹿眼鏡」

マリリン「刹那……」

刹那「まりりん、なんだい?」

マリリン「刹那のは腕によりをかけて作るからね」

眼鏡「ぬっ?」

マリリン「その……本番まで待ってくれる?」

匙「サヨナラ逆転満塁ホームランだーーーっ!!!」

刹那「もろちん!じゃなかった、もちろん!!!」

マリリン「うふふ、頑張るからね」

刹那「……やっぱり、マリリンはマリリンだった……(感涙」

眼鏡「燃え尽きたり、泣いたり…忙しい奴だな」


マリリン「え、と。隠し味ははぷてぃできまりね!」

刹那「…………」




ポニテ「ふむ、若干荒れ気味かな?」

ブシドー「そういうときはお米を食べるんだ!
     と言う訳でおかわりだ、マリナ!」

マリナ「はい、分かりました」

匙「いきなり何を」

刹那「自分でつげ!」

ブシドー「やはりマリナの味噌汁は美味い!
     皆ももっとシジミ食え、シジミ!」

眼鏡「……この前見せたMADの影響か?」

ポニテ「ちょっと、彼テレビとかに影響されやすいんだからそういうのはやめてほしいな」

眼鏡「了解した……次は何を見せようか」

刹那「……自重してくれ」

ブシドー「やれるやれる! できるできる! 気持ちの問題だ!!!」


マリナ「はい、ブシドーさん、山盛りよ」

ブシドー「その対応に感謝する!
     もっと熱くなるぞー!!!」

刹・眼・匙・ポ「「「「落ち着け!」」」」



穏やかにいきましょう

ブシドー「望むところだ、と言わせてもらおう!!」

刹那「お前は自重しろ!…いえ、して下さいホントに…」

ビリー「ふぅ…まったく面倒見切れないよ」

匙「お前もな!」

マリナ「ウフフ、みんな本当に仲が良いわね」

ガラガラ

「煩いぞ!エロゲに集中出来ないじゃないか!」

ピシャ!




リボンズ「……。」

リジェネ「どうしたのさ、リボンズ?…さっきから黙り込んで。」

リボンズ「…どうやら僕達も少し結論を急ぎ過ぎたのかもしれないね。」

リジェネ「かもね。また少し距離を置いて彼等を見守ろうか…」

リボンズ「そうだね。でも、これで諦めた訳ではないよ。」

リジェネ「もちろん、僕も同じ気持ちさ。」


アレハン「リイイイイボンンンンズウウウ!!また私の口座から(ry」





マリナ「みなさんは今年のバレンタインはどうするの?」

フェルト「私とミレイナは、このマンションの男の人達に
     チョコクッキーを作ろうかと思ってるの」

マリナ「あら、素敵ね。きっとみんな喜んでくれるわよ」

ミレイナ「ホワイトデーの三倍返しに期待ですぅ!」

クリス「それは基本よね。うちは私がチョコケーキを作って
    リヒティと一緒に食べる予定かな」

ミレイナ「ラブラブの恋人同士なのにそれだけですか?
    『私を食べて♪』とかやらないんですか?」

マリナ「ミ、ミレイナちゃん…大胆な事を言うわね///」

フェルト「もう、この子は…」

クリス「それもうやっちゃったのよねー」

全員「えっ?」

クリス「チョコレートの香りの香水を付けて、『私を食べて♪』って」

ミレイナ「詳しく聞かせてくださいですぅ!」

フェルト「ミレイナは聞いちゃダメ」

マリナ「////////」

クリス「マリナさん、顔真っ赤になってる。初々しくていいなぁ」


自室で

眼鏡「ガールズトークは良いものだ
   これを堪能できるのは自宅が仕事場の僕の特権だな」



ブシドー「私たちも女装しよう!前にカフェに入るために行ったではないか!」

サジ「してどうすんの!!!」

ビリー「冷たい目で見られるのはもういやだ・・・」

ブシドー「何もわかってないな。女装をすることで乙女の気持ちを分ろうとする努力もしないのか・・・
     女性の気持ちを解るにはまず形から。女性になってみなければ。お互いをしる事から始めなければ。
     その時間くらいあってもいいだろう?」

ビリー「確かにそのとおりだ…」

サジ「女性の立場の気持ちを考えたこと無かった…。いつも自分の立場で物を考えていた…
   だからダメだったんだろうか・・・」

ビリー「女装にそんな意味があったなんて…」

サジ「さっそくティエリアに相談しにいこう。西友に買い物にいこう!」


バレンタイン当日、乙女達は3人に義理チョコをあげることもなかった…



眼鏡も女装すればもっとナチュラルにガールズトークに参加できるのでは?

眼鏡「そ れ だ」

 眼鏡女装する

眼鏡「これでよし。ふふふ…」

 わいわいきゃっきゃっ

眼鏡「ねえねえ、私の彼氏の話も聞いてー」

クリス「聞きたい聞きたい」

フェルト「どんな人なの?」

ミレイナ「わくわくですぅ」

眼鏡「彼はねーえ、私の他に5,6人の妻がいるんだけど、その全員を平等に愛してくれるのよ。
   これってすごくない?…あら?」

 しーん


クリス「何それ…最低」

フェルト「女の敵だわ」

ミレイナ「ありえないですぅ!」

眼鏡「え?ちょっと待っ」

クリス「別れなさいよ、そんな彼氏」

フェルト「他に何人も女作って平然としてる男なんて、我慢してることないのよ」

眼鏡「でも、私は彼を好きなんだし私が誰とつきあおうと勝手でしょう?」

フェルト「確かに勝手だけれど、私達はあなたの為を思って言ってるのよ」

クリス「浮気は立派な離婚原因として認められているのよ。
    それを一度に5,6人なんて許せないじゃないの」

眼鏡「待って、冷静に話し合いましょう。そうだ!中東出身のマリナさんなら、
   複数のヨメを持つ男性に理解あるわよね?」

マリナ「ムハンマドが認めた妻は4人までです」

眼鏡「…」

マリナ「それだって、宗教や法律がそれを許しているから仕方なく受け入れているだけであって、
   愛する人が自分以外にも妻を娶ったら心中穏やかではいられません」

ミレイナ「ほーら見なさいですぅ!」

フェルト「まあ、例えこの国でも一夫多妻制が認められていたとしたって、
   刹那はマリナさん以外には目もくれないでしょうけどね」

マリナ「ま…(ポ)///」

眼鏡「そうだわ、刹那。こう言っちゃ何だけど、マリナさんの刹那より私の彼の方がずっといいわ。
   刹那なんて頼りなくて浮気する甲斐性もないじゃない」

クリフェルミレ「「「そこがいいんじゃない!」」」

眼鏡「(タジタジ)」

フェルト「やっぱり女の幸せは自分の好きな人から一途に愛されることよねぇ」

クリス「ま、私もリヒティから一途に愛されてるけど」

マリナ「そうね、うふふ」

ミレイナ「私もマリナさんやクリスさんみたいに自分だけを愛してくれる相手を見つけるですぅ」

フェルト「ねえ、あなたもその彼氏に何を吹き込まれたのかわからないけど、
   もう一度自分の幸せを考え直したほうがいいと思うわ」

クリス「とにかくそんな不誠実なサイテー野郎はさっさとフっちゃいなさい!」

眼鏡「え、ええ…そうね…」


 その夜

マリナ「皆、夕飯ができましたよー」

喪男達「「「「はーい」」」」

 ガラッ

眼鏡「俺は食欲がない」

 パタン

刹那「どうしたんだ?あいつ」

匙「なんか今日ずっと元気ないんだよねー」




モニターに向かうティエリア

眼鏡「俺、サイテー野郎じゃないよね…花嫁が沢山いたっていいよね…皆は許してくれるよね…
   ははは…うん、そうか、やっぱり許してくれるか…なになに?
   俺の方が刹那よりずっと甲斐性があるいい男だって?…はは…当然だろう
   ああ、やっぱり女は二次元に限るなあ」

こうしてティエリアは益々三次元から遠のいてしまったとさ。どっとはらい





ブシドー「ひぃ。寒い寒い。また雪が降っているではないか。陣羽織だけでは暖がとれぬというもの。
     猫よ!さあ私のふところに飛び込んできたまえ!」抱きっ

セツニャ「フギャーーーーー!!!!!」

ブシドー「恥ずかしがりやさんめ!」スリスリ

セツニャ「ヒギェーーー!!!(助けてーーー)」

サジ「楽しそうだね」




ガチャン ガチャガチャン

ポニテ「何やら水場が騒がしいね」

匙「台所って言って下さいよ。ずっと刹那が占領してますね」

ポニテ「甘い匂いがしてくるし、まさかお菓子作りでもしてるのかな」

匙「最近流行ってるんですよ、乙女男子って。
  でも刹那がそんなの目指してるとは思えないしなぁ…」


刹那「くそっ!」

ガチャーン

刹那「手にまとわり付くっ…、俺から離れろ!」

ブシドー「ほう、チョコ作りか」

刹那「!!」

ブシドー「ならば私が毒味を!」

刹那「ちょ、待!」

ブシドー「ガリガリ…ぐほっ!…なっ!?固い…!流石はガンダム!」

刹那「やはり失敗だったか…」


コソコソ

匙「ありゃ…なんか失敗したみたいですよ」

ポニテ「しかし何故チョコなんかをねぇ……」

マリナ「何が失敗なのですか?」

ポニテ匙「「マリリンっ…!」」


刹那「駄目だ…駄目だ駄目だ!俺はガンダムになれないのか…っ!」

マリナ「何がダメなの?」

刹那「マ…マリ…っ!」

マリナ「あら…これは…チョコ?」

刹那「その…これは…っ、近頃の若者は…逆チョコが流行ってると…ニュースで言ってて……」

マリナ「逆チョコ?あ、バレンタインの…」

刹那「だから…マリナに…。俺の想いをマリナに…っ!
   でも駄目だった。俺のガンダムじゃ失敗だった…」

マリナ「ぱくっ」

刹那「!!それは失敗作…!」

マリナ「コロコロ…んく…」

ブシドー「歯が欠けてしまうぞ!」

マリナ「うん、美味しい。とても美味しいわ、刹那の気持ち」

ブシドー「歯がっ…」

マリナ「こうやってね、コロコロ舐めれば大丈夫よ。すごく美味しい」

刹那「マリナ…」

マリナ「残りも後で頂いていい…?刹那」

刹那「ああ…ああ!あ、後でちゃんと包んで渡す…!」

マリナ「うん、ありがとう刹那」


ポニテ「大丈夫かい?」

匙「うわぁ…見事に欠けてる」

ブシドー「くそっ、何故だ、何故だ!」

匙「つまみ食いした罰でしょうねぇ…」




お刹那さんのチョコ作り舞台裏

刹那「……うん、うん」

『したら、その後隠し味を入れて掻き混ぜるっス』

刹那「隠し味、投下…混ぜ混ぜ」

『とろ~んとなるまで掻き混ぜると良いっスね』

刹那「……とろん、となったぞ。これを固めるんだな?」

『そうそう。後は大丈夫っスか?』

刹那「あぁ。VedaPediaで見たからな…ありがとう」

『別に良いよ。刹那がそういう事で相談してくるなんて、ビックリしたっス』

刹那「ま、まぁ…いつも世話になってるからな……」

『うまくいったら教えてくれっス』

刹那「あぁ……じゃ、またな」

ガチャ

リボンズ『涙ぐましい努力だね。刹那君が他人に力を借りるなんて』

リジェネ『人に頭を下げられるのも一つの才能だよ、リボンズ』

リボンズ『ただ……少々失敗しちゃったみたいだけどね』

リジェネ『The world is imperfect. That's why it's beautiful.さ、リボンズ』

リボンズ『この世に完璧な物なんてない…だから、良いのかもしれないね…フフ』


マリリン「ペロペロ…ふふ、美味しい……」

刹那「棒チョコ、板チョコ、猫型チョコ…色々あるから好きに食べていいよ」

マリリン「ありがとう。バレンタイン、楽しみにしててね?」

刹那「マ、マリリンのチョコ……楽しみだよぉぉ!!」


リボンズ『チョコを食べる事で鼻血効果が促進されそうだね』

リジェネ『アップデートはこまめにしておいた方が良いよ?』

リボンズ『言われるまでもないさ』


アレハン「何だ、この請求書はぁぁぁぁあああああ!?」



棒チョコ

ブシドー「おお!どれ私もいただこう!!ガリガリ 」(棒チョコをほおばるブシドー)

刹那「ちょ、ま、食うなお前!」

マリナ「いっぱいあるんだからいいじゃない。また作って、ね…?刹那。」

刹那「もちろんだよ!!!!」


リボンズ『くっ…』


AA職人さんは神




アマガミポニテ

ポニテ「完璧だ!」

マリリン「カタギリさん、ごは……」

ポニテ「あ……」

マリリン「……そ、その…趣味は人それぞれですけど…」

ポニテ「ち、違うんだ……」

マリリン「その……カタギリさんが、まさかそんな趣味だったなんて……」

ポニテ「違うんだよ、マリリン……」

マリリン「う……ポロポロ。………ポロポロ」

ポニテ「お、穏やかじゃないねぇ……誤解なんですよ!」

マリリン「あ……す、すみません……」

タタタタタタタ

ポニテ「あ……っ……はぁ…………オワタ。マジオワタ」

ガラッ

刹那「ポニオ」

ポニテ「あ、刹那……」

刹那「……マリリンが泣いていた。何をしたんだ?それにその服装……」

ポニテ「あ、ああ……誤解だよ……」

刹那「俺はマリリンを泣かせる者を許さないッッッ!!!!」

ポニテ「アンギャァァァァァァァァス!!!!」



マリリン「はぁ……今頃玉葱が目にくるなんてね…
     服に着いてたのかしら……クンクン。恥ずかしい…」

ジャァァァァ

マリリン「しかし、カタギリさんがあんな趣味だったなんて……人は見かけによらないわね」



ポニテに愛を

ブシドー「正月の餅の残りを冷凍した物があるからこれをやろう」つ冷凍餅

眼鏡「餅を食べるなら海苔がいるな。僕からは海苔をプレゼントする」つ海苔

サジ「きな粉餅も美味しいよね。あ、きな粉は無いから自分で作って」つ大豆

刹那「良かったなビリー。お前は愛されている」

ビリー「……そうかな、愛されてるかな」

刹那「餅なだけにもちろんだ!」

サジ「うわー寒い」

眼鏡「なるほど、冷凍餅だからな」

ブシドー「こらこら、一つのネタを引き延ばすでない」

ビリー「餅なだけに?」

刹那「こいつぅw」

全員「あっはっはっはっは!」



マリナ「冷凍餅が無くなって冷凍庫がスッキリしたわ~
    刹那が俺達に任せろって言ってたけど、みんなで食べて片付けてくれたのかしら」




ポニテ「ねぇ、いくつだい?」

マリナ「え?…えっと、29です。今年でさ、30歳です…」

ポニテ「歳じゃなくてさ、胸のサイズだよ。80はあるの?」

マリナ「な、なにを…」

ポニテ「フヒヒwww」

刹那「きっさまぁ~!!!駆逐するッ!」




ニール「ライル。もうじき節分だな」

ライル「ん…あ、本当だ。マスラオやブシッドでも買ってきて組み立てるかな」

ニール「その次はバレンタインデーだ。お前、もらえる奴は居ないのか?」

ライル「居ねぇよ。俺は兄さんとは違うんだ……」

ニール「そうか?意外と近くにいるものだぜ?」

ライル「そんなもんかね…ガンプラ買ってくるよ」

ニール「いってら」


ガラッ

アニュー「いらっしゃ…あ、ライルさん」

ライル「お。アニューさんじゃないか。模型店でもバイトしてたのか」

アニュー「はい。たまに、ですけど…ライルさん、何をお求めですか?」

ライル「もうじき節分だから、ブシッドかマスラオでも組み立てようかな、と思ってな。ある?」

アニュー「あ、はい。少々お待ち下さい……ゴソゴソ」

ライル「サンキュー……あ、俺の事はライルでいいよ。さん、付けなんてむず痒くてよ」

アニュー「分かりました。では、私もアニューと…いや、何でもありません…
     ………はい、お待たせいたしました。二つとも購入されますか?」

ライル「ん、まー。そうするかな……はい、5000円」

アニュー「ピ、ピ。お札をお預かりします……お釣りはこれだけになります」

ライル「どうも…ジジッ…あ、アニューさんはバレンタインは誰かにあげるのかい?」

アニュー「え……あ、はい。予定はありますね。ゴソゴソ」

ライル「へぇ~そいつァ幸せ者だな。俺ァとんと縁が無いからなぁ」

アニュー「そうですか?意外と近くにいるものだと思いますよ?…はい、袋にお詰めしました」

ライル「(兄さんと同じ事を……)あ、ありがとう。又来るわ」

アニュー「またのお越しをお待ちしてます。ペコリ」

ガラッ ピシャ

模型子「先輩、今のは彼氏ですか?」

アニュー「え…そ、そんなのじゃないわ…今はね」

模型子「今は……ふふっ」

アニュー「何を笑っているの?」

模型子「何でもありませんよ…あ、代わりますね」

アニュー「ありがとう。後は頼むわね」

ガラッ

ポニテ「あ~あ、ブシドーのお使いなんて……」




―夕方、模型店にて―

ビリー「あ~ぁ、ブシドーのお使いなんて面倒臭いなぁ。なになに薄め液と1ミリプラ板?えっと…」

女性店員「何かお探しですか?」

ビリー「あ、あのですね…!!(うはっ!この娘可愛いなぁ。おっぱいも大きいよ!)」

店員さん、ビリーのメモをのぞき込む

ビリー(わぁ…いい香りだなぁ…ロングなクジョウもいいけど、ショートなこの娘もいい…)

女性店員「薄め液はこちらになります。プラ板は小宮とエバーイエローのがありますけど?」

ビリー「ど、どどど、どっちもください!」

女性店員「えっと…三点で1780円になります」

ビリー「こ、これで」つ二千円札

女性店員「220円のお釣りになります。ありがとうございました」



ブシドー「カタギリ、私の所望した品は買ってきてくれたか?」

ビリー「あぁ…テーブルに置いてあるよ…」

ブシドー「む、かたじけない。これは代金だ。釣りは要らぬ」

ビリー(…あの娘の手、柔らかかったなぁ…また会いたいなぁ…あぁ名前を聞いておけばよかったなぁ)

マリナ「ビリーさん?どうかしたの?気分でも悪いの?」

ビリー「…いや、なんでもないよ。ちょっと疲れたから僕は寝るよ」

マリナ「…何かあったのかしら?小銭とレシートなんか握りしめて」

ビリー「…おやすみ模型子ちゃん」レシートに頬擦り




ポニテ「ブシドー、何か買ってくるものはないかい!?刹那も!」

ブシドー「あ、あぁ…ではマスラオを頼む…」

刹那「お、俺はギラ・ドーガ…」

ポニテ「合点承知!」タタタタタ

刹那「……ポニテの奴、前は嫌がってたのに何があったんだ……?」

ブシドー「あの気迫…まさしく…恋だ!」

刹那「恋だと!?ま、成就は有り得ないな」

ブシドー「うむ」

匙「クソポニだし、天地がひっくり返っても無いね」

眼鏡「ヴェーダの予測した確率も0%だ」


ガラッ

ポニテ「お、おはようございます」

模型子「いらっしゃいませ!」

ポニテ「あ、あの……ギラ・ドーガとマスラオってガンプラ…無いかな」

模型子「はい、ありますよ!少々お待ち下さいね…ガサゴソ」

ポニテ「(あ~、わざわざ探してくれるなんて…いい子だなぁ…」

模型子「二つともHGだけですけど、よろしいでしょうか?」

ポニテ「(こんな子がいいなぁ…オパーイもたわわに実って……)あ、はい!?」

模型子「わかりました。二つ合わせて、値段はこちらになります」

ポニテ「はい、五千円札でお願いします」

模型子「ありがとうございます……先日も来て下さりましたけど、ガンプラがお好きなんですか?」

ポニテ「え?僕の事覚えてるの?(マジ?夢じゃね?」

模型子「はい。その…失礼ですけど、ポニテが印象に残っていまして…変わった髪型だなぁって」

ポニテ「(ポニテ、ばんざあああああああいっ!!!!!!!やっぱりわかる人にはわかるんだよ、アムロ!!!」

模型子「ふふっ、すみません」

ポニテ「(良い笑顔だなぁ…)あ、別に良いですよ。友達に頼まれてるんです」

模型子「そうなんですか。代わりに買いに行かれるなんて、良い人なんですねっニコニコ」

ポニテ「い、いえ…ドキドキ」

模型子「あ、すみません!お釣りをお渡しします」

笑顔を供えて、ポニテの手を包み込むようにお釣りを渡す。

柔らかく、すべすべした肌がポニテの手に触れた。

ポニテ「(!!!!!)あ、あ、ありがとうございますっ!!」ピューッ ガラッ ピシャ

模型子「又のお越しをお待ちしてます…ふふ、面白い方ね」



ポニテ「あっ!又名前を聞き忘れたあっ!!」




リボンズ「…………」

リジェネ「どうかしたのかい。リボンズ?」

リボンズ「僕は刹マリ厨だけど少しだけ、ほんの少しだけ彼の恋も応援したくなったよ」

リジェネ「フフ。…でも上手くいくのかい?無理だと思うけど?」

リボンズ「やってやれないことはないさ」




刹那「マリナ。今日は休みだから一日中一緒に居たいな…」

マリナ「私も、いっしょにいましょうね。刹那。ニコw」

刹那「マリナあったか~い」ヒザでごろごろ 調子に乗ってお胸でふかふか

マリナ「うふ。刹那ったら…」

刹那「えへへ…」ごろごr


ポニテ「ふふ。初々しいな!刹那とマリナはうまくいってるし、
    ちょっとここらで僕は自分の恋の事の方を考えてもいいよね・・・!」




リボンズ「確か…アニューがあの店で働いてたね」

リジェネ「なるほど……彼女達をお互い支援させるのかい?」

リボンズ「それも考えてるよ。後、刹那君やブシドーとも知り合いかな?」

リジェネ「さぁ……でも、可能性はあるね」

リボンズ「ダブルガンプラ作りとか、色々計画できそうだ…フフフ」

リジェネ「やけに生き生きしているね、リボンズ?」

リボンズ「ふふ。利用できるものはしゃぶりつくすのが僕の流儀だよ」


ポニテ「ブルッ……な、何か悪寒が……?」



きっとガンプラに恋してるような子だよ

ブシドー「ほぅ。MGシナンジュか。」

模型子「あ、いらっしゃいませ。あははは、ショーケース用の物が間に合わなくて……」

ブシドー「確かにモールドが多いからな。マスキングは大変だろう。どれ手伝ってやろう。」

模型子「えっ!?お客様に……あっ!?」

ブシドー「手伝う。手伝うといった!!」


うわ!?何をすr


???「穏やかじゃないねぇ!!」



ブシドー「今日の昼食は私特性のお稲荷さんだ」

マリナ「わあブシドー。すごい!とっても美味しそうね」

刹那「なんといったらいいかその。」

ブシドー「たんとくうがいい!」


ヨハン「アリー…さん。いなり寿司とは何なのだ?」

アリー「あ?お前ら、知らねェのか?」

ミハエル「無知で悪かったな!」

ヨハン「ミハエル!……よければ見せていただきたいのだが……」

アリー「あー、分かったよ。任せろィ」

ヨハン&ミハエル「「わくわくてかてか」」

アリー「[はぷてぃ!]をオマタに挟んで…ほ~ら、いなりずしぃ~~~♪」

ヨハン「ヤッダァァァァァァァァバァァァァァァァアアアア!!!!!!!!」

ミハエル「ギニャァァァァァァァァァァアアアアアアアアアア!!!!!!!」


マリリン「………ん?何か今、凄い悪寒が……」

刹那「大丈夫!?寒くない!?」

マリリン「う、うん………大丈夫よ……」

ブシドー「さぁ、私のおいなりさんを召し上がれ!私の、いなり寿司をなぁ!ハッハッハッハ!!!」



マリナ「まあ ブシドーったらかわいい~!狐なのね。
    ブシドーのお稲荷さんとってもおいしいわよ」

ブシドー「私のお稲荷さんならいつでもつくってやるぞお!
     お稲荷を思い切り頬張るがいい!ははははは!」

マリナ「うふふ。ん。あれっ…でもまた寒気が…何かしら…」




え?模型店の女の子ですか?
彼女いい子ですよね。可愛いしスタイル良くて、だけど気さくで慢らないし。
…もしかして、胸の大きな娘が好みだったりするんですか…?
え、違う?はあ、知り合いの方が…ほっ、良かった…あ!いえこっちの話です!
何でもありません!
で、彼女の話でしたよねっ!?あの子は優しくて模型好きな人がタイプらしい
ですよ。今彼氏がいるかどうかは知らないですけど。
あ、それとですね…胸ばかり見る人とセクハラする人は大嫌いみたいです。
まあ女の子としては当然ですよね。

録音「…だってさ。あんたにとってはなかなか厳しいかもな」

ポニテ「穏やかじゃないね、色々な意味で…」




ブシドー「む、インディーブルーと黒鉄色が足らんな。」

ポニテ「なら僕が買ってくるよ。他になりないものはないかい?キットでもいいよ?」

ブシドー「いや、特にない。塗料だけでいい。頼むぞカタギリ。」つ千円札

ポニテ「なら行ってくるよ」

ブシドー「まさかカタギリがお使いが趣味とは…む、薄め液をコボしてしまった。」フキフキ

眼鏡「僕のカーディガンで拭くなッ!」




ポニテ「塗料ありますか?色はこれです」

模型子「あ、はい!お待ち下さいねっ」

ぱたぱたぱたぱたぱた

ポニテ「えへ、えへへ…可愛いなぁ…ん?これは……?」

模型子「あ、それはですね。お客様が組み立てたガンプラをお飾りさせてもらっているんです」

ポニテ「へぇ……僕なら家に飾っておくけどねぇ」

模型子「お客様はは皆に見てもらいたい。店としては綺麗なガンプラを展示する事で購買意欲を刺激させられる。
    と持ちつ持たれつなんですっ。お金をお支払いして、飾らせてもらっているのもありますよ!」

ポニテ「なるほどねぇ……おや?これは同じ型のこっちと随分違うね?」

模型子「それは魔改造と言って、普通のガンプラを改造するんです。楽しいですよ。
    例えば、ジムを黄金のあれにしてみたりとか…まだ市販されていないMSを作ったりしますよ」

ポニテ「魔改造か…僕もブシドーに頼まれてGNフラッグカスタムを作ったなぁ」

模型子「お待たせ致しました。こちらでよろしいでしょうか?」

ポニテ「あ、はい。千円札でお願いします」

模型子「お預かり致します……お客様は、フラッグを改造した事があるのですか?」

ポニテ「あ、うん。あの時は大変だった……やっと完成したと思ったら6分で壊すし……」

模型子「もし、よろしければもう一度お造り願えないでしょうか?
    GNフラッグカスタムは人気があるので、一度並べたいと店長がおっしゃっていまして…」

ポニテ「え?でも……(本物だしねぇ」

模型子「無理にとは言いません……はい。袋に詰めましたので、お持ち下さい(ニコニコ」

ポニテ「ズギューーーーーン!!!!合点承知!!!!!」

模型子「本当ですか?ありがとうございます!私も大好きなんです!ニコニコ」

ポニテ「じゃ、失敬ッッッ!!!!」ピューッ ガラッ ピシャ


ブシドー「カ、カタギリ……?」

ポニテ「邪魔をするな、ブシドー!ここをこうして……」

刹那「音速で帰って来たと思ったらフラッグを組み立てる…一体何が……?」




マリナ「みんな~ご飯ですよ~。」

刹那「今夜は鍋か。うん、鍋はいいな。マリリン鍋は特に。」

眼鏡「僕は豆腐には煩い。春菊は要らない。豆腐豆腐…。」

匙「筑前炊き筑前炊き…。」

ブシドー「む、カタギリはどうしたのだ?」

マリナ「それがね、急なお仕事が入ったとかで夕飯は要らないって。」

刹那「なんだとッ!?マリリン鍋を要らんなどと…駆逐するッ!」

マリナ「こら刹那!…でもビリーも大変ねぇ。あとでおにぎりを差し入れしてくるわね。」

ブシドー「………」

眼鏡「僕もスナックとジュースを差し入れしよう。」

匙「なら僕の乾燥筑前炊きと筑前炊きフライも持っていこうかなぁ。」

ブシドー「…いや、邪魔はしないほうがいい。今のカタギリには、特にな。」

刹那「何故だ?」

ブシドー「男の意地、という奴かな。今のカタギリは仁王すら凌駕する存在だ。」


ビリー「…模型子ちゃんのために…模型子ちゃんのために…ガリガリキコキコ」




刹那「俺から一つアドバイスしよう
   告白する時に『この気持ち、まさしく愛だーっ!』
   なんて叫んだらドン引きされるから絶対にやるな」

ビリー「アドバイスありがとう。そんな事やったら確実に振られるね!」

ブシドー「…そうか?私はいいと思うが」

ビリー「どこが!KY過ぎて恥ずかしいにも程があるよ」

ブシドー「何?」

ビリー「そんな告白しちゃう男はキモいだけだよ。しかもウザい!
    ああ、だから告白の仕方が分からなくて悲惨な事になるのか」

刹那「お、おいビリー…もうその辺でやめた方がいいぞ」

ブシドー「……」

ビリー「可哀想に…きっと一生女に縁の無い寂しい人生を送るんだろうねぇ…
    KYウザキモ男だから仕方ないと言えば仕方ないけど」

ブシドー「………カタギリ。ちょっとこっち来い」

ビリー「え?ちょ、や、やめて!!ポニーテールを引っ張るのはやめて!!
    うわああああ!引きずらないで、抜けるちぎれる!!」


刹那「ビリー…何かごめん…骨と抜け毛は拾ってやるから!」




ガラッ

ブシドー「少年…これだけは言っておくぞ………」←返り血で真っ赤

刹那「はははははい」

ブシドー「調子に乗っているとブチ殺すぞ、ゴミめら……」

刹那「マジすみませんっした!!チョーシ、くれちゃってました!!!!」

ブシドー「まぁ、私とて木の股から生まれた訳ではない……」

マリリン「と、言う事はブシドーさんはだれか好きな人とかいるんですか?」

ブシドー「ああ。ミス・ヒメだ」

刹那「誰だよ!!!」

眼鏡「そのうち、恋のライバルにMr.シノビとか出そうだな」
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